あなたの考える「カナダっぽさ」って何ですか?
カナダ人の優しさやお茶目なところだったり、街でもたまに見かけるラクーンだったり、リスだったり。
カナダで暮らしてくると、カナダらしさってなんとなく分かってきますよね。
そこで今回は、「お、これはいかにもカナダっぽいんじゃないか?」という動画をLifeVancouverスタッフと姉妹サイトのLifeTorontoスタッフが協力してまとめてみました。
動画を観終わった後になんとなく「やっぱりカナダって好きだな~」っていう気持ちになってもらえれば幸いです。
目次
1. カナダ人はボクシングデーでも譲り合いの精神を忘れない
(オンタリオ州トロントのBestBuy)
カナダで年に一度の大セールといえばやっぱりボクシングデー(Boxing Day)ですよね。
他人を押しのけて、自分のお目当ての品を何としてでも手に入れるようなバーゲンセールの映像を見たことがある方もいるかもしれませんが、上の動画では他人を押しのける意識ゼロ。むしろ「どうぞどうぞ」と譲り合いの精神なのは、カナダ人の国民性?
2. ブラックフライデー当日も和やかに開店
(メトロタウンのBestBuy)
11月の第4木曜日であるアメリカのサンクス・ギビンデーの翌日に行われ、「一年で買い物が最も行われるクリスマス商戦の開始の日」として認知されているブラックフライデー!
アメリカではモールの前に長蛇の列ができたり、お目当ての品物を手に入れるために争いがある場合も。
しかし、上の動画のカナダ版ブラックフライデーでは、オープンしたにもかかわらず入店していいものか迷う一番乗りの男性、そしてお客様を温かく拍手で迎える店員さんたちが映っています。なんだかほっこり。
3. 雪の坂道を攻略するためにみんなでジャンプする
これは2017年2月のバンクーバーで、LifeVancouverスタッフが偶然乗ったバスで実際に目撃した映像。
この日は道路にも雪が積もっていたのですが、(おそらく)雪の坂を登るためにバスを一瞬でも軽くしようと、運転手さんの掛け声に合わせてみんなでジャンプ。
この知らない人同士でもみんなで頑張るお茶目具合、なんかカナダっぽくないですか?
4. 動物最優先カナダ
(0:20~最後の一匹が急いで横断しようとしている姿に胸キュン)
カナダガンが道を横断していたら、どんなに忙しくても優しく待ってあげるのが(多分)カナダ流。
LifeVancouverの姉妹サイトLifeTorontoのスタッフが、カナダガンの親子が横断歩道を仲良く渡る姿に偶然出くわした際の映像はこちら↓
(カナダガン親子の安全を見守るように歩く女性)
5. 絶対に笑ってはいけない国歌斉唱 in カナダ
カナダで有名なスポーツと言えばアイスホッケー。
試合の前には必ず国歌斉唱が行われるのですが、バンクーバー カナックスの試合でカナダ国歌を歌った マーク・ドネリーさんがキレイにツルンで選手以上に目立っちゃった動画がこちらです。
キャスターの女性、もう笑い過ぎて泣いています。
ちなみにテレビ番組でのハプニングといえば、カナダ・バンクーバーでお馴染みの朝のテレビ番組「Breakfast Television Vancouver」のお天気コーナーに先日カナダカモメが乱入したことも話題になりました。
しかもまた別の日に乱入で、キャスターのお姉さんがなんだか嬉しそう(笑)
6. 凍ったらとりあえずスケート
冬はなにかと寒い地域が多いカナダ。(バンクーバーは他の地域に比べるとそこまで寒くありませんが)
上の映像では道路が凍っているのをいいことに、エドモントンの青年たちが道路でスケートを楽しんでいます。車に気を付けて!
そしてカナダでは、道路だけでなく湖が凍ることもしばしば。
2017年、バンクーバーのトラウト湖では多くの人が集まり、大自然を背景に湖上スケートを楽しんでいました。
7. カナダの結婚式はなんか自由
カナダはチャペル以外にビーチや森の中、お店の中など色んなところで結婚式を挙げることができるが魅力。
ここBC州バンクーバーでは、スカイトレインの中で出会ったカップルがスカイトレインの中で結婚式を行ったことが話題になりました。また、バスで出会った二人がバスの中で結婚式を挙げたことも以前LifeVancouverでお伝えしました。
さらにカナダ・ノヴァスコシア州では、初めてのデート場所である Tim Hortons で結婚式を挙げているカップルも。場所を選ばない自由な感じがいいですよね。
8. 動物といっしょにヨガをして癒される
バンクーバーで大人気といえばヨガ。(ルル・レモンもバンクーバー生まれですしね)
そして、最近色んなところで見かけるようになってきたのが、動物と一緒に行うヨガです。
例えば、SFU(サイモンフレーザー大学)では、バニーヨガが開催されたことが以前話題になりました。
また、動画ではないのですが、バンクーバー島ではヤギヨガなんてのどかな響きのヨガも開催されていましたよ。
さらにマニトバ州にある Anola で開催されたのは、ファームヨガのクラス。このほのぼのした感じが、またいいですね。
9.リス(squirrel)に癒され、リスに泣くカナダ
日本とは違い、バンクーバーやトロントではダウンタウンでもリスを見かけることもしばしば。普段は「かわいい~」と眺めて終わることが多いリスですが、たまにリスに泣かされることも。
(「クリスマスライトを食べましたか?」インタビューをしてガン無視されるCBCのキャスターさん)
例えば、リスがトロントにある Mel Lastman Square にある飾りのクリスマスライトをかじってしまったことがニュースになりました。
また、トロントにあるコンビニエンスストア内で、リスさんがチョコレートバーをその場で食べる映像もあります。なんて大胆な・・・。
10. カナダ人はなにかとアライグマ(Raccoon)が好き
リスと同じくらいバンクーバーやトロントでよく見かける動物といえばアライグマ(ラクーン)です。
ここでは、トロントで起きたラクーン(アライグマ)ニュースを3つまとめてお届けします。
まず、2015年にトロント市内の歩道で見つかった一匹のラクーンの死体が発見されたニュース。
死体を見つけた人がすぐにトロント市の公式ツイッターに報告したのですが、市の対応が遅く、半日以上ラクーンさんはその場に放置。
そこで、ツイッター民や通りがかったトロントニアンによって遺影や花束、追悼文などが続々と供えらえたことが世界で話題になりました。(暗にトロント市の対応の遅さを批判)
a baby raccoon just casually hanging in the ceiling at Pearson airport welcoming passengers!! 😭 @CP24 @CityNews @CBC @ajplus pic.twitter.com/cOZ5TictV1
— LA (@luulayy) 2017年5月6日
そして、2017年にはトロントピアソン空港の天井からアライグマの赤ちゃんがこんにちは。あまりの可愛さに「Pearson Raccoon」名義でTwitterアカウントも作られていました。
さらにアライグマがトロントの地下鉄に侵入して遅延につながったことも話題に。
カナダ・トロントの銀行がラクーンの一家によって営業一時停止に追い込まれた件
11.カナダの国獣ビーバーの後ろ姿に勇気づけられる
最後に紹介するのは、カナダの国獣として親しまれているビーバーの動画。
「人間以外で唯一自分の生活のために周囲の環境を作り替える動物」として知られていますが、上の映像の働き者ビーバーの後ろ姿に「俺も頑張ろう」「私ももっと一生懸命働かないと」と、多くの人の心を捉えました。
背中で語るカナダの国獣、カッコイイ。
まとめ:だから好き。カナダはやっぱりいい国だった
いかがでしたか?
あくまでLifeVancouver / LifeToronto スタッフが選定した動画なので、「いやいや!この動画の方がカナダっぽいよ!」というものもあると思いますが、そこは勘弁してくださいね。
この動画まとめで、あなたが少しでもカナダを好きになれたら幸いです。大好き、カナダ。
※カナダの美しい景色動画は挙げたらキリがないので、今回は省いています。機会があれば、またいずれまとめてお届けします!