バンクーバーからの小旅行で大人気のアメリカ・シアトル。
バンクーバーからシアトルまではバスで3時間ほどで行けるとあって、週末旅行にもぴったり!
行くたびに観光スポットが増え、街が大きくなっている印象を受けます。
今日はそんな私の大好きな街、シアトルの定番観光スポットをエリア別にご紹介します!
特に初めてシアトルに行かれる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
1. シアトルの歩き方
シアトルの観光には、リンク・ライト・レール(Link light rail)での移動が便利です。
ダウンタウンの駅が「Westlake駅」、その駅を中心に、南は「Stadium駅」、北は「University of Washington駅」までの間に観光名所が集まっています。
今回は効率よく観光する為に、リンク・ライト・レールとモノレールの駅ごとに観光名所をご紹介します!
2. 定番観光スポット
(Westlake駅、University Street駅)
▶︎パイク・プレイス・マーケット
シアトル観光の大人気観光名所と言えば、パイク・プレイス・マーケット(Pike Place Market)。
全米最古の公設市場は、100年以上経った今も年中賑わっています。ゆっくり見て歩くには半日は必要です。
メインのアーケード内やその周辺には、有名なレストランが数え切れないほどあります。
シーフードを堪能するなら映画”Sleepless in Seattle(めぐり逢えたら)”でトム・ハンクスが食事をした『Athenian Seafood Restaurant & Bar』がオススメ。
↑Athenian Seafood Restaurant & Barの絶品シーフード料理
そして絶品クラムチャウダーを求めて長蛇の列ができているのが『Pike Place Chowder』。スタバ1号店の並びにあるベーカリー『Piroshky Piroshky』のピロシキも有名ですよ♪
WEB:http://pikeplacemarket.org/
MAP:https://goo.gl/maps/gKrV36QPZgL2
▶︎ガム・ウォール
よく見るとちょっと汚い(?)、噛み終わったガムで埋め尽くされた、ガム・ウォール(Gam wall)。
パイクプレイスマーケット入り口前の階段を降りてすぐなので、話の種に歩いてみてください♪
現在でも観光客がガムを壁に貼り付けているのを見かけます・・が、他のガムに触れないように貼るのは、至難の技のようです。
MAP:https://goo.gl/maps/EGEmhzq7iiD2
▶︎スターバックス1号店
言わずと知れた、スターバックス1号店(First Starbucks)。
休日は、店内に入るために長蛇の列ができています。
店頭には創業当時のロゴを掲げていて、店内では1号店オリジナルアイテムも販売されていますよ!
WEB:https://www.starbucks.com/coffeehouse/store-design/1st-and-pike
MAP:https://goo.gl/maps/eLiSsQuRrx52
▶︎シアトル美術館
ダウンタウンにある、ハンマーを振り下ろす大きな彫刻が目印のシアトル美術館(Seattle Art Museum)。
収蔵品は2万4000点以上で、アジアやヨーロッパ諸国、アフリカの歴史あるアートなどが展示されています。
別途チケットを購入すると入れる特別展の内容にも定評があり、当日チケットは午前中に売り切れてしまうことも。
2017年の夏には、あの草間彌生さんの特別展が開かれ話題を呼びました。
WEB:http://www.seattleartmuseum.org/
MAP:https://goo.gl/maps/W6q8pr1jJpp
▶︎シアトル・グレート・ウィール
photo from seattlegreatwheel.com/
2012年に完成した、ウォーターフロントにある高さ53mの大観覧車、シアトル・グレート・ウィール(Seattle Great Wheel)。
8人のゴンドラは、ゆっくり3周してくれます。地上53mまで上がると、エリオット湾やスペース・ニードルが一望できます。
WEB:https://seattlegreatwheel.com/
MAP:https://goo.gl/maps/MnfPPQZ7zHy
▶︎シアトル水族館
photo from Seattle Aquarium
同じくウォーターフロントにあるシアトル水族館(Seattle Aquarium)。
館内に入ると、高さ6m、幅12mの巨大水槽”Window on Washington Waters”が出迎えてくれます。
これはワシントン州のNea Bay(ニアベイ)の海の中の様子を再現したもので、1日に数回は水中のダイバーによるレクチャーが開催されます。
その他にも巨大タコの水槽やヒトデなどを手で触れるコーナーもあり、家族でゆっくり楽しめる水族館となっています。
▶︎ウエストレイク・センター
モノレールの駅が入っているショッピングセンター、ウエストレイク・センター(Westlake centre)。
日本の百均『Daiso Japan』や日本人女子の心を掴むかわいい雑貨屋さん『Fireworks』もあります。
また、カナダや日本にはまだ出店していない『Pressed Juicery』のフローズンアイスクリームは、地元の人にも大人気!是非食べてみてください♪
↑トッピングも選べるPressed Juiceryのフローズンアイスクリーム
WEB:https://www.westlakecenter.com/en.html
MAP:https://goo.gl/maps/Gf3NvdT8cmK2
(Seattle Centre駅)
▶︎スペース・ニードル
シアトルのランドマークである、高さ約184mのスペース・ニードル(Space Needle)。
外観だけでも十分見応えがありますが、展望台に上ると360度の大パノラマを楽しむことができます。
晴れた日には、レニア山が見えることも。夕暮れ時もしくは夜景がオススメです。
↑スペース・ニードルの展望台から見るシアトルの夜景は、スリル満点&感動もの!
▶︎チフーリ・ガラス彫刻美術館
カナダでも時々特別展示が行われている、ワシントン州出身のガラス彫刻家デイル・チフーリの美術館チフーリガラス彫刻美術館(Chihuly Garden and Glass)。
屋外のガーデンにも展示は続き、植物と彫刻が共存する光景はなんとも幻想的。
ギフトショップには、ハイセンスな商品やアートに関するグッズなどが並びます。
WEB:https://www.chihulygardenandglass.com/
MAP:https://goo.gl/maps/CD9Q8FnPsox
▶︎パシフィック科学博物館
photo from Facebook|Pacific Science Center
子どもから大人まで、楽しみながら科学やテクノロジーを学べる体験型のパシフィック科学博物館(Pacific Science Centre)。
1962年にシアトルで開催された世界博覧会にて米国科学パビリオンとして公開された後、科学博物館として生まれ変わりました。
建物内には、シアトル最大のスクリーンを誇る映画館、IMAX Theaterもあります。3D上映も行われていますよ。
WEB:https://www.pacificsciencecenter.org/
MAP:https://goo.gl/maps/DzRh3zpeKTs
(Pioneer Square駅)
シアトル発祥の地、パイオニアスクエア。歴史的保存地区に制定されています。
ダウンタウンからも徒歩圏内で、ウォーターフロント沿いを歩いて行くとあっという間に着きます。古い建物が多く残るこのエリアは、ダウンタウンとはまた違った雰囲気です。
▶︎シアトル・アンダーグラウンドツアー
パイオニア・スクエアで是非体験していただきたいのが、ちょっと珍しいアトラクション、シアトル・アンダーグラウンド・ツアー(Underground Tour)。
シアトルの歴史に精通したガイドが、地下に残されたシアトルの旧市街へと案内してくれます。
シアトルの意外な歴史を学ぶ良い機会です!ガイドツアーは英語のみですが、日本語を含む各言語のパンフレットも用意されています。
WEB:http://www.undergroundtour.com/
MAP:https://goo.gl/maps/aig5vuVP93s
ちなみに、パイオニアスクエアにあるベーカリー『Grand Central Bakery』には、2010年にオバマ前大統領が訪れたこともあるそうですよ♪
photo from Seattletimes.com
(International district駅)
▶︎チャイナタウン
中華料理だけでなく、人気の韓国料理やベトナム料理店も集まるシアトル・チャイナタウン(Seattle Chinatown)。
日系のスーパーマーケット『宇和島屋(UWAJIMAYA)』、日本の本が豊富な『紀伊国屋書店(KINOKUNIYA)』もあり、現地の日本人が足繁く通うエリアです。
日が暮れてからも、若者に人気のバブルティーのお店『Oasis Tea Zone』などは賑わっています。
しかし、このエリアは治安があまり良くないため、夜の外出は控えた方が無難です。
WEB:http://www.visitseattle.org/neighborhoods/international-district/
MAP:https://goo.gl/maps/KF8EDXmWyxm
(Stadium駅)
▶︎T-モバイル・パーク
シアトルマリナーズの本拠地、T-モバイル・パーク(旧:セーフコ球場)。
マリナーズには、日本のピッチャー岩隈久志選手が所属。
2017年には、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大選手やテキサス・レンジャーズだったダルビッシュ有選手もこのスタジアムでプレーをしています!
WEB:http://seattle.mariners.mlb.com/sea/ballpark/
MAP:https://goo.gl/maps/3rQZptjdXXT2
(Capitol Hill駅)
キャピトルヒルは開発が進むお洒落なエリアとして知られていて、洗練されたショップやレストラン、カフェが立ち並びます。
南北に走るBroadwayストリートをゆっくり歩いてみてください♪
バンクーバーのDavie Streetのように、LGBTQにフレンドリーなエリアで色々な場所でレインボーカラーを目にするでしょう。
▶︎スターバックス・リザーブ1号店
近年話題となっているのが、キャピトルヒルにあるスターバックス・リザーブ第1号店(The Starbucks Reserve® Roastery & Tasting Room)。
この記事を書いている現時点では世界で一番大きいスターバックスです。
リザーブでしか手に入らないアイテムを多数揃えたショップは、お土産選びにも最適。
店内には実際に稼働している焙煎工場があり、淹れたてのコーヒーを飲むことができます。
WEB:http://roastery.starbucks.com/
MAP:https://goo.gl/maps/XMX1QorrS3J2
▶︎キャピトルヒル・ファーマーズ・マーケット
photo from Facebook|CapitolHillFarmersMarket
ローカルの青空市場を体験するなら、キャピトルヒルのファーマーズマーケット(Capitol Hill Broadway Sunday Farmers Market)へ!
シアトルセントラル大学前で毎週日曜日に開催されています。地元で採れた野菜やフルーツは新鮮そのものです。
WEB:https://seattlefarmersmarkets.org/
MAP:https://goo.gl/maps/Yc6dMdHYKPA2
(University of Washington駅)
▶︎ワシントン大学
photo from Facebook|University of Washington
1861年創立のワシントン大学(University of Washington)。
実力も人気も高い名門校で、地元の人にはUW(ユーダブ)と呼ばれています。
ハリーポッターの世界に潜り込んだかのようなゴシック建築の図書館は、必見。
キャンパス内には博物館『Burke Museum of Natural History & Culture』やギャラリー『Henry Art Gallery』、大学生協など、観光客でも楽しめる場所がいくつもあります。
また、大学周辺はUniversity Districtと呼ばれるワシントン大学生の学生街となっていて、若者に人気のお店などが立ち並びます。
WEB:https://www.washington.edu/
MAP:https://goo.gl/maps/QcY9ygujf4v
3. 絶景スポット
▶︎ケリー・パーク
住宅街の丘の上にある小さな公園、ケリー・パーク(Kerry Park)からは、シアトルのダウンタウンが一望できます。
天気が良ければ、スペースニードルの右奥にレニア山が見えるでしょう。
高級住宅が立ち並ぶエリアなので、住宅街を散策しても楽しいですよ♪
▶︎アルカイ・ビーチ
ダウンタウンとエリオット湾を挟んで反対側にあるウエスト・シアトル。
日程に少し余裕があるなら、アルカイ・ビーチ(Alki Beach)まで足を伸ばしてみてください。
晴れた日には、海岸沿いを散歩する人やビーチで日光浴をする人たちで溢れます。
アルカイ・ビーチ沿いにあるシークレスト公園からは、スペース・ニードルを中心に広々としたダウンタウンを見ることができますよ。
夜景撮影の場所としても知られています。
MAP:https://goo.gl/maps/56YKJVAdeJq
※ダウンタウンからアルカイビーチまで、バス#56もしくは#37でアクセス可能。乗車時間30分弱。
▶︎ガスワークス・パーク
車があれば是非行きたい、ガスワークス・パーク(Gas Works Park)。
古いガス製造プラントは現在は稼働しておらず、その周辺が公園になっています。
小さな丘の上からの眺めは最高で、まさに市民の憩いの場。芝生の上でピクニックをしたりお昼寝をしている人を見かけます。
湖越しには、スペース・ニードルを含むダウンタウンを見ることができますよ。
WEB:http://www.seattle.gov/parks/find/parks/gas-works-park
MAP:https://goo.gl/maps/RVMJR9KXgkF2
*ダウンタウンから車で約12分
4. シアトルの市内交通
1.電車(Link light rail)
リンク・ライト・レール(Link light rail)は、ワシントン大学とアングル・レイク駅(2017年秋に追加)を結ぶ電車。
上記で紹介した観光名所のほとんどに、このリンク・ライト・レールでアクセスできます。
空港からダウンタウンまでは、直結38分。
路線は一つなのでシンプルで分かりやすく、電車内も比較的清潔・安全に感じます。
運賃は、2.25ドル〜3ドル。多くの券売機でクレジットカード・デビッドカード利用可能です。
丸一日観光をするのであれば、一日乗車券(デイパス)の購入がお得。
購入したチケットは、駅員に提示をしたり機械にかざすことなく乗車します。
ただし、時々係員が電車内でチケットの確認をしに来ますので、チケットを失くさないように。
スケジュールの詳細はこちら。
2.バス(Metro Bus)
シアトル市内を幅広く網羅している公共バス、メトロバス。
乗車は前方扉からで、運賃は乗車時に現金で支払います。お釣りが出ないため、予めちょうどの額を用意しておきましょう。
運賃は2.50ドルからで、時間と距離によって異なります。
乗り換えが必要な場合は、乗り換えチケット”Transfre ticket”をもらえば、90分間(バスによっては120分間)は乗り換え無料。
3.モノレール(Seattle Center Monorail)
スペースニードルなどがあるSeattle Center駅とダウンタウンを結ぶモノレール。
毎日10分おきに運行しています。
ダウンタウンのショッピングモールWestlake Centre3階にあるWestlake Center Mall駅から、スペースニードルなどがあるSeattle Center駅までを2分で結びます。
詳しくはこちら。
4.ウーバー/タクシー(Uber/Taxi)
シアトルの街中で”Seattle Yellow Cab“などのタクシーを良く見かけます。タクシーはメーター制で、オンラインやアプリでも手配ができるので便利です。
そして最近ではタクシー以上に利用する人が多いのではと言われているほど、シアトルではその便利さと安さからUber(ウーバー)が大人気。
アプリをダウンロードして登録すれば、すぐに乗車の手配ができます。
事前の見積りも取ることができますよ。詳しくは、こちらのUber日本語サイトからどうぞ。
5. シェア自転車(LimeBike他)
2017年夏にシアトルへ行った際に、ダウンタウンや住宅街の至るところで見かけたのが、このライムバイク(LimeBike)。
シアトルには2017年に導入されたばかりですが、すでに1,000以上のライムバイクがあるのだとか。
30分1ドルで、乗り降り自由。専用のアプリで自転車がある場所を探せます。
同様のサービスを行っているシェア自転車SPIN(スピン)も人気だそうです。
ただし、シアトルではヘルメットの着用が義務づけられているので、旅行者が使う機会はないかもしれません・・。
バンクーバーにいる間にぜひ訪れたい街、シアトル。
何日滞在しても何度訪れても、見所が尽きない街へ出かけてみませんか?
*本記事の情報は、2017年10月時点のものです。