体の歪みを矯正！日本由来のテクニックで体バランスを変える日本人整体師さん

立ち上がると、

こ……腰が痛い……っっっ！

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という経験をされた事がある、全てのバンクーバー在住の皆様にお伝えしたい事がございます。

一度、本格的に体の歪みを整えてみるのはいかがでしょうか。

慢性の腰痛を抱えてしまったLVスタッフが今回、同じ悩みを抱える仲間（？）の皆さんにシェアしたいのが、日本由来の「操体」の技術で体の歪みを整える日本人整体師さんのこと。
それが、操体カナダの小崎恒志先生です。

操体カナダの日本人整体師・小崎先生

患者さん達が抱える体の悩みをなんとかしてあげたい！という思いから、小崎先生は長年、操体の見地からだけでなく様々な東洋医学のアプローチ方法で人間の体のしくみや療法を学んでこられました。
その豊富な経験や知識は、北米のいろんな所から公演をお願いされるほど。
まるで人体構造のオタクのような方なのです。

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小崎恒志先生
（柔道整復師・操体師）

子どもの頃に煩った病気を克服した経験により操体法や漢方治療などのホリスティックな医学に出合う。30代で本格的な操体法の開業をめざし、操体法の医院でインターンを重ね操体法を深めるとともに、野口整体、野口体操、頭蓋仙骨療法、ミツバテクニック、少林気功内勁一指禅など多方面から人体について学ぶ。2バンクーバーに移住し操体法による整体サロンを開業して10年以上。操体法による臨床経験は20年を超える。

操体ってなに？

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操体は創始者の橋本敬三医師（１８９７〜１９９３）が、日本にあった様々な民間療法を研究し、５０年あまりの歳月をかけて独自の治療法として完成させたもの。「万病は身体の歪みから引き起こされ、その歪みを正すことで治る」というコンセプトにより、人の持っている身体の歪みを正すことで、様々な症状や病気を治癒に導くことを目指す日本発祥の療法のひとつです。

操体のアプローチ方法

人間の身体は歪みやすく、その歪みを正す方法も従来のマッサージやカイロプラクティック、東洋医学で言えば、鍼や灸といった従来の手技療法に加えて、最新のコンピューター制御による様々な物理療法など、様々あります。操体はまったく新しいコンセプトでその身体の歪みを正す方法で、身体の原始感覚に基づいて、その人自身が自分が『気持ちが良い』と思う方向に身体を動かすメソッドです。

この場合、他の療法と違う点は、判断する基準は自分自身にあるということ。専門家が外部から判断基準を押し付けることはありません。自分の健康は自分で取り戻そうという自立自療の哲学が根底にあります。

『動診』では身体の各部分ごとに左右どちらに動かすと楽に感じるか、細かくチェックしていきます。

操体では『動診』という動いた時に身体のどの部分に歪みがあるかを、感覚によって調べる検査法で全身の歪みをチェックします。

『動診』によって動きやすい方向を見つけた後に、その感覚の左右差、その動きに潜む歪みを解消します。このやりやすい方向に『気持ち良く』操法を行うことで、反対側の身体に記録されたいろいろな歪みを矯正していくのが操体です。

この身体の歪みを矯正していく操体はエクササイズとして、普段から自分の生活の中で行い矯正していきます。

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いわば、身体の問題を治すという目標に向け、患者さんが目標にのぞむボクサーだとすると、生活面から見るジムトレーナーのような役割を担うのが小崎先生。

どんな症状の方が来るの？

小崎先生のもとに訪れる患者さんには、以下のような様々な症状の方がいらっしゃいます。

ストレスによる症状
頭痛、疲れ目、寝違い、肩凝り、背中の痛み、腰痛、ギックリ腰、坐骨神経痛、膝痛など
交通事故障害
ムチウチ疾患、事故による骨折などのリハビリ
姿勢矯正
猫背、O脚、X脚
生活習慣病
高血圧、糖尿病、五十肩、狭心症
アレルギー疾患
花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息
女性特有疾患
更年期障害、生理痛、妊産婦の腰痛
スポーツ障害
テニスエルボー、ルーズショルダー、スポーツによる腰、足首の痛み

他にも、病気を防ぐためのエクササイズとしてや、あらゆるスポーツのスキルアップに操体のメソッドを利用される方もいらっしゃるそうですよ。

操体治療の診察ステップ

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初診のときは、住所などの情報のほかに今までの病歴や事故歴、家族歴そして今気になっている症状などを書いていただきます。
治療の内容や保険適用など気になることもいろいろ聞いてみてくださいね。

step2

生体電流を検知する医療機器※で全身をスキャンして、患者さんの現在の健康状態を確認します。これによって、脊椎のどのレベルで機能低下が起きているか、痛みの原因が内臓関連の疑いがないか、あるいは昨夜の睡眠の質などうだったかなど、多方面の情報を瞬時に判断することが可能です。

※全自動皮膚抵抗測定システム　AMSAT(アムサット)
人間の全身に流れる生体電流を検知し、身体部位の機能状態を診る医療機器。詳しくはこちらから。

step3

遠赤外線治療器や神経伝達促進治療器※を使って、ストレスで疲れ切っている体表の大きな筋肉をゆるめていきます。

※神経伝達促進治療器　SCENAR(Self-Controlled Energo-Neuro-Adaptive Regulation)
ストレスで異常緊張を起こした筋肉内の神経に理想的な刺激を与え、神経伝達が正常化させる治療器。ロシアの宇宙飛行士用の治療器としても使われていたことも。詳しくはこちら。

step4

操体治療は、患者さんが感じる痛みなどの感覚情報を基に治療法が組み立てられており、「気持ちの良い」と感じる動きを重点的に行うことで、痛みの原因となっている深層筋のバランスを整えます。
治療の途中で何度も行う感覚チェックにより、患者さん自身がそのドラマティックな改善過程を確認していくのもこの治療法の特長。

悩み別の学習・治療コースも

上記の基本的な操体治療以外にも、患者さんから寄せられる様々な悩みや希望により、小崎先生の指導による学習・治療コースがあります。

美姿勢コース

sisei
日頃から鏡でみる自分の姿があちこち傾いていたり、猫背、O脚・X脚や下半身太り、ヒップアップ、ウエストのたるみ、偏平足などに悩む方向けのコース。
その人が持っている独特の歪みや抱えている問題にあわせて、一人一人にカスタマイズした治療、エクササイズや姿勢矯正法などを５回シリーズで習得するコースです。