【医療系専門職の人へ】現場で活かせる医療英語プログラム

   
  

看護師などの医療を専門としている方々に、医療現場で活かせるスキルとしておすすめなプログラムをご紹介します。

今回「ちびかなだ」国際留学情報センターさんに教えていただいたのが、医療英語プログラムです。

医療英語プログラム

医療を専門とする人のために作られたこのプログラムでは、医療現場で患者や他の医療スタッフと効率的なコミュニケーションに必要な医療専門用語、リスニング、スピーキング力の向上を目指します。

医療英語プログラム ちびかなだ

3つのセッションのサティフィケートのコースは各4週間。
各セッションごとにサティフィケートを取得し、3つすべてのサティフィケート(12週間)を修了するとディプロマが取得できます。

サティフィケート 内容 スタート日
Pharmacy・Examination results・Systems of the body 女性生殖器系・男性生殖器系・泌尿器系・筋肉・骨格・検査結果を患者に伝える・薬学と薬剤師・血液循環 2月23日/5月19日/8月10日/11月2日
Emergency care・Surgery・System of the body 緊急医療/緊急治療(ER)・神経系・呼吸器系・消化器系・手術前/手術後・リンパ系・耳と目・皮膚 1月5日/3月23日/6月15日/9月8日/11月30日
Personal・Specialty Care・System of the body 腫瘍学・苦痛緩和治療・職業と理学療法・疼痛処理・エンドルフィンシステム・コミュニティヘルスケア・精神医療 1月26日/4月20日/7月13日/10月5日

各サティフィケートコースでは、医療ケーススタディを研究し、患者の状態を記述することで、実践で必要な新しい専門用語を学びます。
職業経験により、目的や必要性に合わせたロールプレイなども行うんですよ。本格的!!

それぞれのサティフィケートコースのスタート日が設定されているので、どのセッションからでも始めることができます。

医療英語プログラム ちびかなだ

この医療英語プログラムでは、作業療法の経験を持つESL講師たちによりつくられました。

医療のためのプログラムと聞くと高額なイメージがありますが、ESLとあまり変わらない費用なため負担も少ないので、医療系のスキルアップを目指している方たちにとても人気です。

卒業生達はその後、他の専門家たちと研究や経験をともにしたり、医療会議で研究を発表したり、母国で医療英語を教えたりと活躍している方々も!
もちろん、履歴書へ加える新たなスキルにもなりますね。

卒業生の声

看護師
「私も初めは聞きなれない単語に苦労しました。でも先生はそんなことはお見通しで、大切な単語は何度も繰り返しでてくるように工夫して、わかるまで丁寧に説明してくれます。」

看護師 Aさん

この学校は授業内容がとても充実していて、楽しく授業が受けられます。クラスは最大14人で、医学生や看護師、これから医療分野に進む人や、医療とは全然関係ない人など、生徒の背景はバラバラです。そのため基礎知識のレベルの差は少しありますが、わからないことは他の生徒が教えてくれ、みんなで助けあって勉強しています。

医療英語プログラム

最初はむずかしくてついていけないと感じるかもしれません。というのも今までやってきた英語とは違い、単語や会話が専門的なものばかりだからです。私も初めは聞きなれない単語に苦労しました。でも先生はそんなことはお見通しで、みんなが覚えられるように大切な単語は何度も繰り返しでてくるように工夫して、わかるまで丁寧に説明してくれます。ロールプレイやプレゼンの時には先生が一人一人の発音や会話をじっくり聞き、その都度訂正してくれます。

医療英語プログラム

プレゼンは個人で週2回、グループで週1回あります。これだけ聞くととても多く大変だと感じるかもしれません。でもこれがすごい勉強になります!先生が生徒のレベルに合わせたトピックをくれ、自分で調べ、考え、準備をしている間にどんどん病気の知識や単語が頭に入っていき、やればやるほど自分の英語力の向上を感じることができ達成感もあります。

さらにクラスメートと一緒に苦労しながら授業を受けるので、仲間意識も強くなり、みんなが頑張っていると自分も頑張ろうという気持ちが湧いてきます。いつも励まし支えてくれる仲間に感謝しています。


看護師
「専門コースを選んでいるメンバーということもあり、プレゼンテーションでのみんなの反応が素晴らしくいい。大変だと思うかもしれませんが、すごく面白いんです。」
看護師 Mさん

当初、3ヶ月のコースですべての分野を勉強するのは大変だし、表面的なことだけをさらっと勉強するんだろうな、というくらいにしか考えていませんでした。ところが、本当に3ヶ月で全範囲をしっかりと勉強してしまうんです。普通ならそれはとても難しいことだと思うんですが、このコースの特徴は、私たちに教えてくれる先生がこのテキストを作ったという事です。
3ヶ月通して、主要な体の臓器や骨、症状、病名、検査、診断、そして、患者さんや医療者間のコミュニケーション方法など、本当にすべてを網羅して学ぶことができるんです。しかも、努力は必要ですが、ガリガリと勉強せずに、単語をスルスルと憶えていけるというのも、このテキストのすごいところです。それは個人差なく、みんなが体験していることです、面白いことに。
また日本語でも実は曖昧だった事とか忘れていた事などを再学習することができたのも、私にとってはとてもよかったです。

医療英語プログラム

私が一番好きだったのは午後の授業です。午後は主にプレゼンテーションとリスニングの授業で構成されています。基本的には1周間に2回プレゼンテーションを行い、1回1回丁寧に先生が文法や言い回し方、そして発音についてフィードバックをくれます。大変だと思うかもしれませんが、それがまたすごく面白いんです。専門コースを選んでいるメンバーということもあり、みんなの反応が素晴らしくいいです。

医療英語プログラム

医師や医学生、薬剤師、栄養士、理学療法士、作業療法士、そして看護師としったバラエティ豊かな生徒たちが、ああでもないこうでもない、自分の国はこうだとか、発音が違うよとか、とにかく賑やかにプレゼンテーションが行われます。
ともに勉強していく仲間がいるというのはいいことだなと、再確認ができました。

3ヶ月で医療英語について結構わかるぞというほどになる授業ってなかなかないと思います。医療英語を勉強できる場は限られていますので、興味がある方にはとてもオススメします。

「ちびかなだ」国際留学情報センター

今回このプログラムの案内をくださった「ちびかなだ」国際留学情報センターさんの事をご紹介。

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「ちびかなだ」国際留学情報センターさんは、こうしたスキルアップにつながるプログラムの他にも、ボランティアやウィンタースポーツプログラム、ファームステイといった体験型のプログラムもたくさん取り扱っていらっしゃいます。

【以前の記事】カナディアン・ロッキー大自然の中での人気「環境保護ボランティア」プログラム

バンクーバーにあるオフィスでは、毎月行われる“スピーキングの集中レッスン”“小学校で英語を教えるJ-SHINEの体験授業”といった様々なワークショップも開催されているんですよ。

他にも、クリスマスパーティーやマラソン大会参加、ワイナリーツアーなど様々な独自のアクティビティを毎月なにかしら行っていて、いつも楽しそうなんです。

【以前の記事】いよいよ10月!留学生を大切にするちびかなだの「ハロウィン仮装ダンスパーティー」がやってくる!

留学生たちの交流の場として、また慣れないバンクーバー生活の支えになってくれる場所として頼れるエージェントさんです。

今回の医療英語プログラムについても、まずは分からない事や聞いてみたい事など「ちびかなだ」国際留学情報センターに聞いてみてくださいね。
「ちびかなだ」国際留学情報センターのWebサイトはこちらから!

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