バンクーバー酒呑コラム クラフトビール篇 Spring Sessional Cask Festival

   
  

雨雨雨だったこのバンクーバーにも、ぽかぽかと春がやってきました。
その春のある日、突然夏が来るのがバンクーバースタイル。
そして夏と言えば、ビール!

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昨今のクラフトビールムーブメント、ビール好きの皆さんなら、きっとお気づきかと思います。
そんなビールファンの皆さんへ、耳よりなイベントの情報。

Campaign for Real Ale (CAMRA) と、バンクーバーメインストリートの重鎮、The Cobalt Hotelが主催する、Spring Sessional Cask Festival5月10日午後1時から夕方6時まで開催されます。

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地元バンクーバーはもとより、近郊地域から腕を振るって集まる20以上のマイクロブルワリーが、自慢のクラフトビールを引っさげて一堂に会します。

チケットは3杯分のテイスティングを含み30ドル(CAMRAメンバーは25ドル)、あとは一杯1.25ドルでテイスティングが可能の模様。チケットがソールドアウトになる前に是非ゲットしましょう。

土曜の昼間っからいろんなビールを味わいながら、クラフトビールムーブメントに乗っかっちゃいましょう!

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で、クラフトビール、マイクロブルワリーってなんなの???

という方の為に。

とても小さい規模で、こだわりをもってビールを手作りする醸造所をマイクロブルワリー、そこで造られたそれぞれの個性あるビールを、クラフトビールと言います。

大型の工場で大量生産された均一な品質のビールとは違い、酵母、水、地元農作物にこだわったり、常識を打ち破る、実験的で冒険的なビールを醸してしまえるのが、マイクロブルワリー。

醸造所そのものがカフェスタイルのバーになっていて、気軽に立ち寄って一杯(両方の意味で:笑)飲めたり、グラウラー(growler)と呼ばれる瓶を購入し、詰め替え式でビールが買えたり、最近はスナックを出せるようになってきた場所もあります。

昨今の醸造に関する規制緩和によって、このムーブメントに火がつき、たくさんのマイクロブルワリーがこのバンクーバーにもオープンしつつあります。オレゴン州ポートランドは北米マイクロブルワリーの聖地として既に有名ですね。

Spring Sessional Cask Festivalでは、バンクーバーローカルの、沢山のマイクロブルワリー自慢のクラフトビールを一カ所にいながらにしていろいろ味わえるので、クラフトビール好きにとってはまたとないサンプルのチャンス。

この夏はクラフトビールに関するイベントが目白押し。

どんどん情報をアップして行きますので、是非またチェックしてくださいね。

Cheers!

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