032: 「メープルの香りがするお札」はデマ?!政府は全面否定。
Maple money myth persists for new polymer bills
Rumours of scratch-and-sniff feature, but central bank insists it’s not true.
Canadians have been raising a stink with the Bank of Canada about the new plastic bank notes.
(photo from CBC)
単語チェック
1: myth:広く正しいと思われているけど事実ではない事
2: persists:固執する
3: rumours:噂
4: scratch-and-sniff:軽く掻く(かく)と匂いがする
5: raising a stink:不満に思うので一人で騒ぎ立てる
和訳
未だに耳にする新しいポリマー製お札の「メープル噂」
「お札を軽くかくとメープルの匂いがする」という噂はあるが、カナダ銀行は事実ではないと強く主張しています。
新しいお札に対して不満を持っているカナダ人も多く、苦情やぐちをこぼしています。
和訳のポイント
1: myth(ミス)
myth は「噂」と訳せますが、「言い伝えのようにちょっと神話ふう」なところがあります。「噂」とは違い、広く正しいと思われているけど実は事実ではない話を指す場合が多いです。
2: persists(パシスツ)
persists は「固執する・しつこくする」と訳せます。同じ系統の単語を紹介します。
– you must resist the urge!
->「欲望を抑えるのだ!」
– well, if you must insist
->「まあ、君がそんなに言うなら」
– this document consists everything you need to know
->「この書類を読めば全てが分かります」
3: rumours(ルーマーズ)
rumour は「噂」と訳せます。myth と違って、大半の人が嘘だと知っている話を指します。ちなみに、アメリカ英語だと rumor とスペルしますよね。おまけでいくつか紹介します。
4: scratch-and-sniff(スクラッチ アンド スニフ)
scratch-and-sniffは「軽く爪などで表面をかくと匂いがする機能」と訳せます。scratch と sniff は色々な使い方があるので、フレーズで紹介します。
– sorry, scratch that
->「ごめん、今言ったこと忘れて」
– let’s just start from scratch
->「一からやり直そう」
– stop sniffing around!
->「嗅ぎ回るのやめて!」
5: raising a stink(レイジング ア スティンク)
raising a stink は「不満に思うので騒ぎ立てる事」です。ただ、あまり大した事ではない場合が多いです。似たようなフレーズを紹介します。
– I’m so going to raise hell!
->「とことん仕返ししてやる!」
– It’s not a big deal
-> そんな大した事じゃないよ~~
– Why are you making a stink about this?
-「なんでそんな事でそんなに怒っているの?」
おまけ
日本では主流のアメリカ英語、カナダではスペルが違う単語がたくさんあります。皆さん、スペリング、ちゃんとカナダ英語になっていますか?
– colour -> color(アメリカ英語)
– flavour -> flavor
– theatre -> theater
– centre -> center
– favourite -> favorite
– metre -> meter
– counsellor -> counselor
原文はこちら -> Maple Money Myth
Muneから今日の「英語ライフ」をお送りました。それではまた次回♪
