Tim Hortonsファンの皆さん、こんにちは!
カナダ人の間ではTim’s, Timmy’s(Timmies)なんて呼ばれ親しまれているTim Hortons。
先日は、赤ちゃんのムースが、カナダ人の男性に救助された後にTim Hortonsに立ち寄る・・という驚きのニュースまで流れましたよね。
※Mail Online→“Canadian man rescues a newborn moose named Oliver and drives it to Tim Hortons before taking it to a calf shelter”より
ご存知の通り、カナダ人はアメリカ人よりもドーナツを食べる国民だとよく言われています。そしてコーヒーの売れ行きもすごい!
Tim’sのコーヒーは年間約2億カップ売れているらしく、カナダで売られているコーヒーの10杯中8杯は、Tim’sのコーヒーなのだとか。
そんな皆が愛して止まないTim Hortonsも、なんと今年50周年!
・・・ということで、少し一緒に歴史を見てみませんか?
「確かホッケー選手が始めたんだよねー」、くらいしか知らない方(私がそうでした)、プチトリビアを頭の隅に追加しちゃってくださ〜い♪
[1964年]
今からちょうど50年前。
オンタリオの一人のホッケー選手が、コーヒー&ドーナツショップをオープンしました。彼の名は、Tim Horton(写真下)。
彼はホッケー選手として活躍しながらも、「ホッケーは一生は続けられない」、「スポーツ選手として以外での収入も得なければならない」、とレストランビジネスに賭けてみることにしたのです。
こちらが、オンタリオのハミルトンにオープンした第1号店。
当時は、コーヒーもドーナツも10centsでした!
今も人気のApple FritterとDutchieは、創業時からのメニューだそうです。
[1967年]
Timは、元警察官であるRon Joyceを共同経営者として迎えます。
(写真は、Tim HortonsとRon Joyce)
実はこの彼が、Tim Hortonsをここまで大きなチェーンに発展させた重要な人物なんです。
[1974年2月]
なんと、創業者のTim Hortonは、ホッケーの試合後に交通事故で亡くなってしまいます。
その時の店舗数は、まだ40店舗・・・
創業者の彼は、チェーンの大成功を自分の目で見る事無く、この世を去ったのです。
Timの死後、事業を承継したのが、Ron Joyce。
彼は、恵まれない子ども達にサマーキャンプを提供する非営利団体“Tim Horton Children’s Foundation”も設立しました。Timがいかに子ども達を愛し、地域に貢献したいと強く願っていたのを知っていたからです。
[1976年]
現在も子ども達に大人気、“Timbits”が誕生。今から38年も前なんですね!
(ちなみに、日本のミスタードーナツでも、”ミスドビッツ”という商品が去年販売開始されたようです→こちら)
[1984年]
アメリカ第一号店をニューヨークにオープン。
[1995年]
アメリカのウェンディーズ社と合併し、米国展開を加速。
(※2013年6月時点で、アメリカには807店舗展開)
[2006年]
Tim Hortonsは株式を上場し、ウェンディーズ社から独立。
[2011年]
Gulf Cooperation Councilにも第一号店をオープン!
そして2013年6月時点で、Tim Hortonsは4,304店舗!!
今年は、創業50周年!! パチパチパチ〜♪♫
1974年に設立されたTim Horton Children’s Foundationは現在も活動を続け、各地域の店舗でも、地元のスポーツチームなどのコミュニティに寄付活動が行われています。
きっと、それもカナダ市民にTim Hortonsが愛されている理由のひとつですよね。
さて、そんなTim Hortonsでは、現在“CHILL to Win”を開催中!
Iced Cappを買って現金$5,000、LG IPS TV、$25Tim Cardを当てちゃいましょう~!!(こういうの、本当に当たります。前回、店内で「車を当てたー!!」と叫んでいた人がいました。。)
・・・さぁ、今日の午後はTim’sに行きますか☆