カナダBC州バンクーバーに暮らす親御さんであれば、「自分の子どもの才能を伸ばしてあげたい」「習い事から想像力や集中力、楽しむ力などを育んで欲しい」と考えている方も多いのではないでしょうか?
そんな皆さんにオススメなのが、2016年に創設されクチコミで人気となっているバンクーバーの「こども教室 with」です。
(※注:本記事内で紹介する写真の多くは、コロナ禍前のものになります)
そこで今回は、こども教室 with のクラスの内容や魅力について、代表の石井さんへのインタビューを含めて紹介!
また、記事後半で5月30日に開催されるオンラインクラス説明会と6月に行われる無料体験クラスについても併せてお伝えします。
※5月30日のオンラインクラス説明会は終了しました。6月15日(火)と19日(土)のリトミック無料体験クラスは引き続き参加者募集中なので、興味のある方は気軽に参加してみてください。
目次
幼児才能を開花させるゴールデンエイジ(2歳〜8歳)が対象。こども教室 with の選べる5つのクラス
幼児才能を開花させる上で「ゴールデンエイジ」と言われている2歳〜8歳までを対象とした、こども教室 with。
以下合計5つの異なるクラスがありますが、新型コロナウイルスの影響もあり、全てオンラインで授業が行われています。(※内2つのクラスは2021年4月末現在準備中)
1.親子で五感をたっぷり使って想像力や感性を育む
リトミッククラス(対象:2〜3歳)
スイスの音楽教育家であり作曲家のエミール・ジャック・ダルクローズによって提唱された音感と情操教育のメソッドが「リトミック」。
大切な人間成長の基礎の段階にある幼児の集中力とエネルギーを引き出して、音楽で楽しく遊びながら、子ども達の持っている想像力、感じる心、創造力などあらゆる能力を高める教育です。
具体的には、以下のようなことを親子でいっしょに行います。実際のレッスンの様子の動画もあるので、ぜひチェックしてみてください。
(最年少リトミック・オンラインクラスの様子です。画面左上が石井先生)
こども教室 with のリトミッククラスは、週1回のレッスンを合計2年行い、2年目はミュージックステップクラスも同時にスタートします。
では、そのミュージックステップとは一体何なのかを次に紹介します。
2.幼児期は絶対音感定着のチャンス
ミュージックステップ(MS)クラス(対象:3〜8歳:途中入会不可)
1995年2月3日、ドイツの大脳生理学者ゴットフリート・シュラウク博士が「絶対音感を持つと左脳が2倍発達する」と発表したことを皆さんご存知でしょうか?
そして、幼児期は一生に一度の絶対音感定着のチャンスといわれています。
こども教室 with 代表の石井さんによると、子どもたちは言葉の不足を五感に頼っていて、特に聴覚や視覚によって情報を補っています。また、耳を鍛え育てることで、聴覚に頼っている部分の情報を確実に脳に伝えることができるそうです。
脳の発達を表したグラフ photo from ミュージックステップ
上のグラフは脳の発達を表したもので、0歳~8歳までの伸びが非常に大きい、つまり8歳までの教育がいかに大切かが分かりますよね。
そして、この本来の脳の発達を促進させ利用することが、子どもの能力を最大限に活かすことになるといわれているんです。
(オンラインミュージックステップクラスの聴音の様子:目隠しをして音を聞き、身体でそれを表現。オンラインで多少の音の遅延はありますが、目が見えない中で音を追随しているのが分かります)
こども教室 with のミュージックステップのクラスは、視覚や触覚など他の感覚育成も教材に含まれているので、左脳だけではなく右脳の発達にも影響があるといわれています。
実際にレッスンの中で数々の子どもを見てきた石井さんによると、ミュージックステップの音感教育を受けた子どもたちは、高いIQと言語獲得能力、深い集中力、五感全体の感度の素晴らしさなど、様々な能力が育っている様子がうかがえるそうです。
実際のミュージックステップのクラス内容はリズム打ちや聴音など様々ですが、例として上の動画や、ミュージックステップを実践している以下東京の幼稚園の動画を確認してみてください。
(ミュージックステップを実践している東京の幼稚園児:リズム打ちの様子)
(ミュージックステップを実践している東京の幼稚園児:聴音の様子)
3.カナダの音楽グレード試験「RCM」試験も対応
ピアノ教室(対象:4歳以上)
こども教室 with では、趣味で楽しむピアノからカナダの音楽試験「RCM」まで対応しているピアノ教室も行われていますよ。レッスンは、原則月3回。ミュージックステップ全コース修了者は優先入会の特典もあります。
2021年4月末時点ではオンラインと対面のハイブリットでレッスン行われていますが、「え・・・ピアノレッスンがオンラインでも大丈夫なの?」と思う方も多いかと思います。
そこで、こども教室 with が実際に今までオンラインでピアノレッスンを行って分かったオンラインならではメリットを紹介します。
送迎の時間が無いため負担軽減。天候にも左右されないメリットがあります。
2.住んでいる場所を問わない
インターネットさえあれば、どこからでもレッスンが受けられます。
3.希望すれば曲の動画を送ってもらえる
新しい曲を事前に聞いて・見て練習できるので、予習に最適です。
4.リラックスした環境で練習できる
自宅でレッスンを受けられるため、変に緊張しません。
4.幼児期からの漢字教育
石井式国語教育(対象:4歳以上)※オンラインクラス準備中
石井式国語教育は、教育学博士である石井勲先生が58年にわたる教育実践から生み出した指導法で、日本の多くの幼稚園・保育園のカリキュラムにも取り入れられています。
「漢字はひらがなより易しい」という理念のもとで、子どもの言葉の能力を最大限に伸ばすことを目的としています。
「幼児に漢字を教えるの?」と思う方もいるかもしれませんが、石井式国語教育では臨界期にある子ども達にとって漢字は「目」で理解する言葉、ひらがなやカナカナは「耳」で理解する言葉である、としています。
そして漢字はパッと見て複雑に見えますが、子どもの目にはそれゆえに識別しやすいとされ、幼児は絵を見るのと同じように漢字の具体的な意味や内容をそのカタチから理解することができるそうです。
そんな石井式国語教育では「漢字を教える」のではなく「漢字で教える」教育になっています。
具体的には漢字絵本(写真上)を使っての読み先学習などから、楽しみながら、そして遊びながら言葉や漢字を目と耳から同時に学ぶことで、言語能力の向上が期待できます。
現在はオンラインクラス準備中ですが、2021年9月頃スタートする予定です。
5. オンラインで知育教育
育みクラブ(対象:4歳以上)※オンラインクラス準備中
最後は「育みクラブ」ですが、こちらも現在はオンラインクラス準備中!
2021年9月頃スタートする予定なので、気になる方はお問い合わせしてみてください。
【Q&A】こども教室 with 代表の石井さんにインタビュー
ここまで読んで、こども教室 with についてもっと知りたいという方も多いかと思います。
先日こども教室 with 代表の石井さんに色々お話を聞いてきたので、ここからはインタビュー内容をQ&A形式でお届けします。
キャッチフレーズは、「今日、そして明日へ こどもたちの “生きる力” を育む こども教室 with」です。
「生きる力」とは「新しい事や変化を楽しむ力」「何でも面白がる力」、そして「折れない心」だと考えています。そしてコロナの時代、その力はますます重要になってきました。授業を通して五感をフルに利用することは脳を活性化させることに繋がり、子どもの「生きる力」を育てていくのが私たちの使命です。
また、こども教室 with は子どもと教室、そしてお母さん(家庭)が一緒に学び成長していくための「子育て」の教室でもあります。
小さいお子様を対象とした教室であるということ、音楽教室であることを考えると困難な問題がたくさんありましたが、日常にタブレットがある「タブレットネイティブ」の子ども達は新しいツールをどんどん使いこなし、あっという間に慣れ、オンラインでの学びは普通のことになりました。そして、慣れてしまえば習慣化しやすいことが分かりました。
コロナ禍がもたらした新しい生活様式の中にあっても、子ども達は日々たくましく成長しています。特に子どもの脳の成長は待ったなしの状況であることは前述のとおりです。
クラスも毎日の課題も親御さんのサポートが必要ですが、未来を生きる子ども達と一緒に進むためには、大人もまた学びが必要かもしれません。
例えば、3〜5人の少人数制のクラスで全員が発言・発表出来る環境になっています。そのため、安心した空間でレッスンを受けることができます。
また、オンラインクラスに移行後は生徒がクラスを休むことが少なくなったり、画面上に自分を維持するために集中力が続いたり、先生の指示や発表の順番を守ったりなど、子どもたちの全体的なモチベーションが上がったように思います。自分の発表の順番になると自分が映る画面が大きくなるためか、より一生懸命クラスに参加する子も多いです。
さらに親御さんにとっても、子どもの進捗状況をしっかり把握できたり、送迎・待ち時間を節約できる利点もあるかと思います。
(Jitsiを使ったオンラインクラスの様子)
なぜ私たちが「Jitsi」を選んだかというと、他のツールと比較して音の遅れが少なく高音質という点で優れているためです。グループレッスンはもとより、特にピアノレッスンに高い効果を発揮しています。
教育は早すぎてもいけませんが、遅すぎてもいけません。その年齢に適した「学び」があります。こども教室 with は、早期教育でも英才教育でもない「適時教育」です。
「何歳で何かがどれくらい出来る、出来ない・・・」という話ではなく、学校に上がり、学習や集団生活が本格的にスタートした時に「やってみよう」「楽しそう」「もっと知りたい」という意欲をもって、ぐんぐん伸びていけるように、「やる気」や「自ら考える力」「感じる心」といった根っこの部分の土台作りをしています。
最後に:こども教室 with のオンラインクラス説明会が5月30日に開催!リトミック無料体験クラスの開催も決定
※5月30日のオンラインクラス説明会は終了しました。6月15日(火)と19日(土)のリトミック無料体験クラスは引き続き参加者募集中なので、興味のある方は気軽に参加してみてください。
記事を読んで、「こども教室 with について気になる!」という方もいるのではないでしょうか?そんな皆さんに朗報!
こども教室 with のオンラインクラス説明会が5月30日(日)に開催されます!
さらに現在こども教室 with ではリトミッククラスの生徒を特に募集中!そのため、リトミック無料体験クラスが6月15日(火)と19日(土)にそれぞれ開催されるので、情報をシェアします。
開催日時:2021年5月30日(日)11時〜12時30分
場所:オンライン(ビデオチャットソフト「Jitsi」を利用)
※ソフトのインストール、アカウント登録不要で簡単に使えます
参加費:無料
説明会の概要:
・ミュージックステップの教育法と内容について
・リトミックの意義や効果について
・石井式国語教育の紹介 等
リトミック無料体験クラス
開催日時:①6月15日(火)
10時〜10時20分 リトルベル (2歳児)
11時〜11時20分 チャイム(3歳児)
②6月19日(土)
10時〜10時20分 リトルベル (2歳児)
11時〜11時20分 チャイム(3歳児)
場所:オンライン(ビデオチャットソフト「Jitsi」を利用)
興味のある方はこちらのフォームから申し込みしてみてください。申し込み後、説明会参加の詳細な手順の連絡がこども教室 with からありますよ。
ということで、いかがでしたか?
最後に代表の石井さんの言葉で印象に残ったものをお届けします。
その中でも、その能力が高く感覚的な吸収に最も適した時期は「臨界期」と呼ばれ、それほどの努力や負担が少なくても容易に獲得できる時期があります。
まさに3歳から6歳までがその時期であり、この時期こそが一生に一度しかない脳感覚への臨界のチャンスなのです。
こども教室 with は、カナダ・バンクーバーで子どもたちと保護者の皆さんと一緒に成長するための旅をすることを目指している音楽教室です。子どもたちの成長にとって重要となるこの時期に、私たちと一緒に発見と気付きの旅に出ませんか?
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