Netflixアニメーションスタジオがバンクーバーに新拠点を開設!長編アニメーション映画の制作・開発に特化

   
  

2026年4月8日、カナダ・BC州バンクーバーにNetflixアニメーションスタジオ(NAS)がグランドオープンしました。場所は、マウントプレザントエリア内、110 East 5th Ave になります。

スタジオの正式オープンは、BC州のブレンダ・ベイリー財務大臣による開会の挨拶で幕を開け、その後、Netflix映画部門会長のダン・リン氏、Netflix長編アニメーション&ファミリー映画部門責任者のハンナ・ミンゲラ氏、BC州のアン・カン観光・芸術・文化・スポーツ大臣、そしてバンクーバーのサラ・カービー=ヤング副市長によるテープカット式典が行われました。

NAS Vancouver
Photo by Craig Minielly

NAS Vancouver
Photo by Craig Minielly

ハンナ・ミンゲラ氏は、「これは当スタジオにとって刺激的な新たな章の始まりです。バンクーバーに新設されたこの拠点は、Netflixアニメーションスタジオのグローバルな長期的な成長への投資であり、世界中のファンに向けてオリジナルアニメーション映画を制作するという私たちの継続的な取り組みを反映したものです」と述べました。

Netflixアニメーションスタジオ(NAS)にはNASバンクーバーには450名以上が勤務。スタジオ建設はBC州のGDPに5,000万カナダドル以上を貢献したとされ、今後の継続的な運営とスタジオ従業員は、州のGDPに年間1億カナダドル規模の経済効果をもたらすと見込まれています。

NAS Vancouver 6th Floor Staircase & Main Lobby
Photo by Craig Minielly


photo from Creatvie workstations / Photo by Craig Minielly

NAS Vancouver 9th Floor Cafeteria
Photo by Craig Minielly

NAS Vancouver Games Room
Photo by Craig Minielly

新設された110,600平方フィートのスタジオは、長編アニメーション映画の制作・開発に特化した拠点です。創造性を最大限に引き出し、高品質な制作価値を確保するために設計されたこのスタジオは、最先端技術と共同作業スペースを融合させ、アーティストや制作チームが物語を形にできる環境を提供。ワークスペースに加え、休憩スペースやコラボレーションスペース、多目的会議室、ゲームルームやカフェテリアなども用意されています。

また、近日、Netflixの社内VFXスタジオであるEyelineのバンクーバー拠点の従業員も加わり、アニメーションと視覚効果を融合させた統合拠点が誕生するとのことです。

NAS Vancouver Conference Room
Photo by Craig Minielly

NAS Vancouver Theatre
Photo by Craig Minielly

NASバンクーバーのチームにとって次の大きなプロジェクトは、シンデレラの姉妹の物語を再構築した長編映画『Steps』のアニメーション制作となり、本作には、アリ・ウォンなど豪華声優陣が出演します。

Netflixアニメーションスタジオの最高執行責任者、アミール・ナスラバディ氏は、「バンクーバーは世界屈指の才能が集まる場所であり、その多くが私たちのスタジオに在籍していることを大変光栄に思います。ここで生み出してきた作品を誇りに思うとともに、これから始まる作品にも大きな期待を寄せています。」と語っています。

カナダBC州は映画産業が盛んですが、Netflix作品の制作拠点としても数多く利用されています。『Avatar: The Last Airbender』ではシーズン1の撮影期間中にカナダ経済に1億5000万ドル以上の付加価値をもたらし、『Virgin River』はシーズン5の撮影期間中に州内で4,440万ドルの経済効果を生み出したとのことです。

その他にも、現在バンクーバーで制作中の映画『TIME OUT』(※最近バンクーバー各地でAdam Sandlerの目撃情報があるのは、TIME OUTの撮影のため)、そして近日公開予定の『Remarkably Bright Creatures』と『Crew Girl』などが同州で撮影されています。

バンクーバーはこれまでも映画・テレビ制作の拠点として知られてきましたが、今回のNetflixアニメーションスタジオの新拠点開設により、アニメーション分野でもさらなる注目を集めることになりそうです。今後どのような作品がこの街から生まれてくるのか、引き続き注目していきたいですね。

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