【注意: 大気汚染】メトロバンクーバーとフレイザーバレー地域で大気質勧告発令

   
  


(8月4日夜のバンクーバー・ダウンタウンのグランビル通りから見えた空)

メトロバンクーバー地域自治体は微小粒子状物質(PM2.5)濃度の上昇に伴い、大気質警報(Air Quality Warning)を発令しました。

メトロバンクーバーおよびフレーザーバレーの一部地域には黄色(high health risk)の大気汚染警報、フレーザーバレー東部にはオレンジ色 (very high health risk) の大気汚染警報が発令されています。(8月5日時点)

原因は、カナダBC州(サウスカリブー、南部内陸部、ボストンバー近郊の複合山火事を含む)の山火事による煙で、南風の影響で煙が広範囲に流れ込んでいます。煙の濃度は、天候や火災の状況によって急速に変化する可能性があります。

8月5日午前11時過ぎの現時点での警報対象となっている地域は以下の通りです。

場所(オレンジ色警報):
フレーザーバレー
東部 – Chilliwack, Agassiz, Hope

場所(黄色警報):
メトロバンクーバー
北西部 – Vancouver, Burnaby, New Westminster, North Shore
南西部 – Richmond, Delta, Tsawwassen
北東部 – Tri-Cities, Pitt Meadows, Maple Ridge
南東部 – Surrey, Langley, White Rock

フレーザーバレー
中央部 – Abbotsford, Mission

参考:Air Quality Data and Warnings

メトロバンクーバー地域自治体によると、メトロバンクーバー南西部と沿岸部では、大気質が改善される見込みで、広範囲にわたる煙は明日6日まで続くと予想されています。


photo from metrovancouver.org

8月5日午前11時過ぎで metrovancouver.org の AirMap を確認すると、バンクーバーのダウンタウンエリアも1~10の数値で 7 とハイリスクのエリアに含まれていました。

肺疾患、心疾患、その他の慢性疾患のある方、妊婦、乳幼児、子供、高齢者、屋外作業員などは、リスクが高いといわれています。念のため、皆さんの周りの人にも、大気質警報について声をかけてあげてください。

今どのくらい?大気質指数を確認する方法

BC州やメトロバンクーバー地域のリアルタイムの大気質指数を確認するには、以下のページにアクセスしてみてください。1~10+のスケールで、大気汚染度が分かります。

また、「上のページにアクセスするのがいちいち面倒」「いつもURLを忘れてしまう」「カナダ全体で知りたい」という方は、アプリを使う手もあります。アプリストアで「Air Quality」などで検索してみてください。

もう一方で、世界中の都市別大気汚染ランキングIQAir で確認できます。

 

PM2.5対策は?

微小粒子状物質(PM2.5)は髪の毛の太さの1/30程度で肺の奥深くまで入りやすいと言われているので、注意が必要です。呼吸器系や循環器系疾患のある高感受性者の方は、より慎重に行動してください。

大気汚染の対策としては、以下のようなことが挙げられます。

  • 不要不急の外出・屋外での長時間の激しい運動を減らしてください。
  • 屋内で換気や窓の開閉を必要最小限にしてください。(日本の環境省によると、窓を開けておくと屋内の PM2.5 濃度は屋外の濃度と同等の値になると推測されています)
  • 空気清浄機を使用している間は、窓やドアを閉めてください。
  • 医療用や産業用の高性能な防じんマスクはPM2.5 の吸入を減らす効果があるといわれています。どうしても外出する必要がある場合は、N95、KN95、またはKF94規格のマスクをしっかりと装着することが最も効果的です。医療用マスクはある程度の保護効果がありますが、単層の衣服(バンダナ、スカーフ、シャツなど)には保護効果はないということです。
  • COVID-19などの感染症、肺疾患、心臓病、COPD、喘息、糖尿病などの既存の病状の管理を継続し、症状が悪化するような場合は医師の診察を受けてください。
  • 自宅が煙で充満していたり​​、暑すぎる場合は、エアコンの効いた場所で過ごしましょう。公民館、図書館、ショッピングモールなどがおすすめです。
  • 喘鳴、胸痛、呼吸困難、激しい咳などの重篤な症状が現れた場合は、医療機関を受診してください。緊急の場合は、911番に電話してください。

また、以前メトロバンクーバーが以下の空気清浄機を紹介していたのでシェアします。

ということで、該当地域にお住まいの方は、外出時はもちろん、家の中にいる際も窓の開閉などを最小限に留め、十分にお気をつけください。

以下のウェブサイトをぜひ参考に。

日本・環境省
微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報

BC Centre for Disease Control
Wildfire Smoke

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