【正式発表】11月末から短期旅行でのカナダ帰国時にCovid-19検査陰性証明が不要に

   
  

カナダ連邦政府は、カナダ国外への短期旅行を行う際、完全にワクチン接種した「カナダ人」と「永住者」は、帰国時のmolecular testによるCovid-19陰性証明が必要無くなることを正式に発表しました。

11月30日以降からこのルールが適用されます。(カナダを「出発地」とし、陸路または空路での出入国が対象)

ワクチン接種を受けていない12歳未満の子どもの場合、完全にワクチン接種を受けた両親が同伴しているのであれば、このルールが同様に適用されます。または、ワクチン接種を受けることができない特定の病状がある場合の人も同様です。

注意しておきたいのが、今回のルールはカナダから国外への72時間以内の短期旅行が対象です。

長期旅行から帰国するカナダ人やカナダに入国する外国人旅行者は、引き続き出発便または国境への到着予定から72時間以内に行われた陰性証明を提示する必要があります。

政府はまた、旅行者のための承認ワクチンリストを拡大する予定であることを発表しました。

現在、カナダ政府はカナダ保健省が承認した以下のワクチンのみを認めている状況です。

・Pfizer
・Moderna
・AstraZeneca
・Johnson & Johnson

しかし、11月30日以降は、WHOが承認している以下のワクチンを接種した人々についても、「完全にワクチン接種した」とカナダで認識されるようになります。

・Sinopharm
・Sinovac
・COVAXIN

ちなみに11月30日以降は、カナダ内外の旅行にはワクチン接種が必要になります。例外を除いて、陰性証明はワクチン接種の代わりには使えなくなるので、注意してください。

「短期旅行したくても、Covid-19陰性証明の検査コスト(150~300ドルくらい)の方が高くつきそうで旅行すべきか考えていた」という方も多いのではないでしょうか?

11月末以降はこれで費用面の負担も減りそうですが、今回のルールはカナダ人と永住者に対して有効になるようなので、留学生の方などはお気を付けください。

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