バンクーバーから日帰り旅行も可能な、ブリティッシュ・コロンビア州の州都、ビクトリア。
「花の都」と呼ばれるだけあり、特に春夏には手入れの行き届いた花でダウンタウンが埋め尽くされています。
バンクーバーからビクトリアまではフェリーでたった1時間35分という距離にありながら、バンクーバーとはまた違った、英国情緒溢れる街並みが広がる街です。
今日は、元ビクトリア在住の私が、ビクトリアの各観光名所の見どころ、アフタヌーンティーが楽しめるオススメのお店、そしてバンクーバーからビクトリアへの行き方もご紹介します!
目次
- ●ダウンタウン周辺の観光名所
- 1. ブリティッシュコロンビア州議事堂 (British Columbia Parliament Buildings)
- 2. インナー・ハーバー (Inner Harbour)
- 3. バスチョン・スクエア (Bastion Square)
- 4. フィッシャーマンズ・ワーフ (Fisherman’s Wharf)
- 5. ビーコンヒル公園 (Beacon Hill Park)
- 6. チャイナタウン (Chinatown)
- 7. ベイ・センター (The Bay Centre)
- 8. マーケット・スクエア (Market Square)
- 9. ビクトリア・パブリック・マーケット (Victoria Public Market at the Hudson)
- 10. ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館 (Royal BC Museum)
- 11. クレイグダロック城 (Craigdarroch Castle)
- 12. エミリー・カーの生家 (Emily Carr House)
- 13. ガバメント・ハウス (Government House)
- 14. ビクトリア美術館 (Art Gallery of Greater Victoria)
- 15. ブリティッシュ・コロンビア海洋博物館 (The Maritime Museum of British Columbia)
- 16. ミニチュア・ワールド博物館 (Miniature World)
- 17. ビクトリア・バグ動物園 (Victoria Bug Zoo)
- ●ビクトリア郊外の観光名所
- ●ゆっくり歩きたいビクトリアの人気ストリート4つ
- ●優雅なアフタヌーンティーを愉しめるオススメ5店
- ●バンクーバーからビクトリアへの行き方
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●ダウンタウン周辺の観光名所
1. ブリティッシュコロンビア州議事堂
(British Columbia Parliament Buildings)
現在も州議会が開かれるこちらの議事堂は、インナー・ハーバーのシンボル。
この荘厳な建物はイギリス出身建築家によってデザインされ、1897年末に完成しました。議事堂前の芝生エリアでは、週末になるとよくイベントが催され、活気付いています。
約20分間の無料の見学ツアーに参加すると、議事堂の豪華な内装や装飾を見て回ることができますよ。
ツアーは英語のみですが、ツアー内容が日本語で書かれたパンフレットは議事堂入り口に置かれています。
また、州議事堂の夜のライトアップもお見逃しなく!
約3,000もの電球でライトアップされ、一層その美しさが際立ちます。
WEB:https://www.tourismvictoria.com/see-do/activities-attractions/attractions/british-columbia-parliament-buildings
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2. インナー・ハーバー
(Inner Harbour)
州議事堂とエンプレスホテルに囲まれたハーバー沿いのエリアを「インナー・ハーバー」と呼びます。
夏には常にマーケットが開かれていて、様々なパフォーマンスも行われています。美しい港町の景観を存分に楽しめるインナー・ハーバーには写真スポットも沢山!是非ゆっくり歩いてみてください。
WEB:https://www.tourismvictoria.com/see-do/
3. バスチョン・スクエア
(Bastion Square)
バスチョン・スクエアは海沿いのWharf StreetとダウンタウンのGovernment Streetの間、ダウンタウンの中心にある広場です。周りには飲食店などが立ち並び、人気のストリートミュージシャンが来る時は、いつも人だかりができています。
ここバスチョン・スクエアでは年間を通して様々なマーケットが開かれていて、お土産にもぴったりな手作りの石鹸やアート、アクセサリーなどが手に入りますよ。
WEB:https://www.tourismvictoria.com/see-do/activities-attractions/statues-landmarks/bastion-square
4. フィッシャーマンズ・ワーフ
(Fisherman’s Wharf)
ダウンタウンから徒歩で行くこともできる、フィッシャーマンズ・ワーフ。
#1でご紹介した州議事堂からは、徒歩で15〜20分ほど。運が良ければ、道中の海沿いでカワウソを見かけたり、住宅街でリスを見かけることもあるでしょう。
車ではダウンタウンから5分弱で行くことができますが、夏には駐車場がすぐに満車になるので注意です。
カラフルな水上の家が立ち並ぶこのエリアには、可愛らしい雑貨屋さんや有名なフィッシュ&チップスのお店「Barbs Fish and Chips」などの飲食店があります。
一番の見ものは、頻繁に現れるアザラシ。海面から顔を出して餌をおねだりしてきます。アザラシ用の餌(魚)は、フィーッシャーマンズ・ワーフ内で購入することができます。
港町の雰囲気を味わうのに、ここフィッシャーマンズ・ワーフは欠かせません!
5. ビーコンヒル公園
(Beacon Hill Park)
まさにビクトリア市民の憩いの場、ビーコンヒル公園。ダウンタウンから徒歩約5分、BC Royal Museum裏から海沿いまで広がる公園です。
野外ステージ、スポーツ施設、池、バラ園、広場、かつて世界一の高さを誇ったトーテムポール、カナダを東西に横断する全長7,821kmのトランス・カナダ・ハイウェイの出発点である「マイル・ゼロ」の記念碑、そして小動物と触れ合うことができる子ども動物園「Beacon Hill Children’s Farm」もあります。
公園内の至るところでリスを見かけ、特に子ども動物園付近には孔雀がそこら中にいて驚くことでしょう。また、手入れの行き届いたガーデンエリアでは四季折々の花を楽しむことができ、春には美しい桜も咲き誇ります。
東京ドーム約17個分という、とにかく広い公園ですので、時間が限られている方は「Beacon Hill Children’s Farm」及びその周辺を散策→そのまま海の方へ歩き、高さ約39mのトーテムポールを鑑賞→海沿いの絶景を楽しむコースがオススメです。
園内各所および海沿いにも無料駐車場がたくさんあるので、とっても便利です。
6. チャイナタウン
(Chinatown)
バンクーバーのチャイナタウンとは雰囲気が全く違うのが、ビクトリアのチャイナタウン。カナダ最古のチャイナタウンであり、ビクトリアの若者に人気のお洒落エリアになっています。
まず中華門をくぐると、チャイニーズレストランや中国系の雑貨店、八百屋が並び、いかにもチャイナタウンといった雰囲気。そして中華門から離れるにつれて、比較的新しいお洒落な雑貨屋さんやカフェ、レストランが見えてきます。
このエリアで一番人気のチャイニーズレストランは、ここビクトリアのチャイナタウンに80年以上お店を構える「Don Mee」でしょう。週末になるとよく行列ができています。
ちなみに、中華門をくぐって左側にある「Fan Tan Alley」は、煉瓦造りの建物に囲まれたカナダで最も狭い路地。ヨーロッパの路地裏に迷い込んだような雰囲気で、両側には小さなお店がいくつも並びます。こちらも要チェックです!
7. ベイ・センター
(The Bay Centre)
photo from Tourism Victoria|Bay Centre
ダウンタウンの中心にある待ち合わせ場所といえば、ショッピングモールの「ベイ・センター」。Douglas Street沿いにメインエントラスがあり、反対側のエントランスがGovernment Street沿いにあります。
デパート「Hudson’s Bay」を併設した5階建ての建物で、カナダ発のショップ「ALDO」や「M.A.C. Cosmetics」、「Purdys Chocolatier」もあります。
最上階には広々としたフードコートがあるので、観光途中にゆっくり休憩することもできます。
8. マーケット・スクエア
(Market Square)
photo from Facebook|Market Square
ジョンソン・ストリート沿いにメインの入口がある広場、「マーケット・スクエア」。
入口を入ってすぐに、人気のベルギーワッフルのお店Wanna Waffleがある他、小さな雑貨店などが入っています。
広場の真ん中ではマーケットや音楽イベントが行われていることが多く、イベントのない時はテラス席でのんびりすることができます。
9. ビクトリア・パブリック・マーケット
(Victoria Public Market at the Hudson)
photo from Tourism Victoria|Victoria Public Market at the Hudson
歴史あるHudsonビルに近年誕生した、「ビクトリア・パブリック・マーケット」。
採れたての野菜や果物、手作りのアクセサリーやジャム、ベーカリー、チーズなどを販売するローカルのお店が集まっています。今は15店舗弱と店舗数が少ないですが、年々活気を増している印象を受けます。
ローカルの物を手に入れたい方は要チェックです!
10. ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館
(Royal BC Museum)
ダウンタウンのエンプレス・ホテルと州議事堂の近くにある、「ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館」。
ブリティッシュコロンビア州の歴史や恐竜に関する常設展の評判が高く、特別展にも定評があります。
博物館と言うと堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、ここは歴史を楽しく疑似体験できるように工夫が凝らされた博物館!
マンモスの牙などが展示されている氷河期コーナー、原始林やエルクなどの動物が再現された自然史コーナーなどがあり、英語が苦手でも目で見て学ぶことができるでしょう。3階の先住民のトーテムポールなどが並ぶコーナーは圧巻、100年以上前のビクトリアの街並みが再現されたコーナーもとても興味深いですよ。
最後には、ギフトショップも覗いてみてくださいね。
この博物館のギフトショップのセレクションは、センスが良くてオススメです!
11. クレイグダロック城
(Craigdarroch Castle)
クレイグダロック城はダウンタウンからも見える、ヨーロッパ風のお城。
19世紀末に、大富豪の石炭王ロバート・ダンズミュア卿が奥様のために建てたお屋敷です。
残念ながら本人は完成を見ることなく亡くなってしまいましたが、奥様は、1890年にお城が完成してから1908年に亡くなるまで、このお城に住み続けました。
外観が絵になるお城ですが、興味がある方は城内の見学(有料)もできます。4階建ての建物には、39もの部屋があり、ステンドグラスの窓や豪華な調度品が今も残されていて一部屋一部屋興味深く見学することができるでしょう。
ダウンタウンからバスや車で約10分弱、徒歩で行くこともできますよ。
12. エミリー・カーの生家
(Emily Carr House)
Posted by Emily Carr House on Monday, September 12, 2016
ビクトリア出身のエミリー・カーは、カナダを代表する芸術家かつ作家の一人です。
彼女が生まれたこの家は現在一般公開され、室内には彼女が使っていたアトリエや彼女が生まれたベッドを見ることができます。家の中にはギャラリーやギフトショップもありますよ。
オフシーズンは閉館しているので、事前にウェブサイトでお確かめください。
13. ガバメント・ハウス
(Government House)
Posted by B.C. Government House on Friday, May 19, 2017
2009年に日本の天皇皇后両陛下も訪れたガバメントハウスは、ここブリティッシュコロンビア州の副総督邸です。
手入れされた広い庭は一般に無料公開されていて、観光客だけでなく市民も散歩をしに訪れる場所となっています。
英国風のカントリーガーデン、アヒルの池、バラ園など、見どころはたくさん。春夏には美しい花々が咲き誇ります。
普段は館内を見学することはできませんが、月に一度、館内見学ができるツアーが催行されます。
WEB:https://www.tourismvictoria.com/see-do/activities-attractions/garden-parks/government-house
14. ビクトリア美術館
(Art Gallery of Greater Victoria)
We're Hiring! Do you love talking about art? Creating an experience for a visitor that lasts a lifetime? Be in the mix…
Posted by Art Gallery of Greater Victoria on Tuesday, February 23, 2016
ダウンタウンから少し離れた、閑静な住宅街の中にある「グレータービクトリア美術館」。
ガイドブックなどではあまり大きく取り上げられていませんが、観光客だけでなく地元の人にも人気があるアートギャラリーです。毎週金・土・日曜日の14時からは予約不要の無料ツアーが行われています。
先に紹介したビクトリア出身の女流画家エミリー・カーの作品に加え、他ではなかなか見られないカナダ人アーティストの作品が豊富です。また、日本を含むアジアのコレクションも多く、室町時代や江戸時代の日本刀や兜(かぶと)なども展示されています。
敷地内の日本庭園には、紅葉や竹に囲まれ日本の神社まであるので、お見逃しなく。
この美術館は、#11で紹介したクレイグダロック城から徒歩6分ほどなので、セットで観光すると良いでしょう。
ちなみに、美術館のあるMoss Streetでは、毎年7月に180人以上のアーティストが集うビクトリア最大のアートフェスティバル「Art Gallery of Victoria annual Paint-In Festival」が開催され、非常に賑わいます。
※毎月第一火曜日は、入場料がドネーション制(寄付したい額を払う)になるのでお得です。
15. ブリティッシュ・コロンビア海洋博物館
(The Maritime Museum of British Columbia)
Posted by Maritime Museum of British Columbia on Monday, July 27, 2015
ブリティッシュ・コロンビア州の海洋の歴史を学ぶことができる「ブリティッシュ・コロンビア海洋博物館」。
35,000を超える海洋の工芸品、40,000もの歴史ある写真など、数々のコレクションを誇ります。
アメリカからカナダ・ブリティッシュコロンビア州を探検したイギリス人海軍士官のジョージ・バンクーバーに関する展示、バンクーバー島周辺に現れた海賊についての展示もありますよ。
海洋の歴史を更に深く学びたい人は、ぜひツアーに参加してみてください。ツアーのスケジュールはこちらから確認いただけます。
16. ミニチュア・ワールド博物館
(Miniature World)
ダウンタウンのエンプレス・フェアモントホテルと同じ建物にある、「ミニチュア・ワールド博物館」。
1881年から1885年にかけて建設されたカナダ横断鉄道の模型に加え、鉄道沿いにその当時のバンクーバーやガルガリー、トロントの街並みが再現された作品は必見。
そしてヨーロッパの街並みやおとぎ話の世界なども精巧なミニチュア模型によって再現されています。細かい部分まであまりにリアルに作られていて、思わずため息が漏れてしまいます。
館内には85点以上の展示があり、見応えたっぷり。
大人から子どもまで楽しむことができるでしょう。
17. ビクトリア・バグ動物園
(Victoria Bug Zoo)
photo from Facebook|Victoria Bug Zoo
ちょっと変わった観光名所を探している方は、ぜひこの「ビクトリア・バグ動物園」へ!
子ども用のバグ動物園かと思いきや、大人も興味津々で楽しむことができる内容になっています。暗闇の中で光るサソリ、無毒のタランチュラなど、世界中の珍しい虫を生きている状態で観察することができますよ。
カナダ最大級の蟻の巣もなどもあり、ツアーに参加すると実際に珍しい虫を触ることができる機会もあります!
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●ビクトリア郊外の観光名所
1. ブッチャート・ガーデン
(Butchart Gardens)
photo from Facebook|Butchart Gardens
年間100万人以上が訪れるフラワーガーデン、ブッチャート・ガーデン。
東京ドーム約5個分の広大な敷地には、700種類以上、100万株以上の植物が植えられ、世界中から訪れる人々を魅了します。最低でも半日かけてゆっくり見て回りたいほど素晴らしいガーデンが広がります。
歩き始める前に、インフォメーションセンターでMAP(日本語版あり)をゲットするのを忘れずに。
そしてガーデンを一通り回ったら、人気の『THE DINING ROOM』で一休みはいかがですか?特にここのアフタヌーンティーは非常に人気のため、事前に予約することをオススメします。
また、出口付近にあるギフトショップも、お花をモチーフにしたオリジナルアイテムが多数揃うので私のお気に入りです。
観光のベストシーズンは、やはり春と夏。春には桜が咲き誇り、夏には屋外ライブや花火も行われます。
また秋には紅葉が美しく、冬には豪華なクリスマスイルミネーションとアイススケートで話題を呼びます。
ダウンタウンから車で約30分、バスで約1時間かかりますが、せっかくビクトリアに来たなら一度は訪れたいガーデンです。
↓歩き方ガイドはこちら↓
2. バタフライ・ガーデン
(Butterfly Garden)
ブッチャート・ガーデンに行くついでにぜひ訪れたいのが、「バタフライ・ガーデン」。
約70種類、何千もの蝶が温室の中を自由に飛び回っていて、数々の蝶を間近で観察することができます。(蝶は人間の頭や体にとまることもあるので、蝶が苦手な方にはあまりオススメできません・・)
温室の中は熱帯雨林のようになっていて、トロピカルな雰囲気。緑の木々の中を小川が流れ、滝まであります。蝶だけでなく、フラミンゴやインコ、亀もいますよ!
蝶の卵や幼虫、サナギも展示されていて、蝶の一生を学ぶことができます。
3. フォート・ロッド・ヒル&フィスガード灯台
(Fort Rodd Hill and Fisgard Lighthouse National Historic Sites)
ビクトリア周辺には幾つかの灯台がありますが、一番有名なのがビクトリア郊外のエスクワイモルトにある「フィスガード灯台」ではないでしょうか。見た目が絵になるこの灯台は、中を見学することもできますよ。
この灯台は、イギリス植民地時代に同地域の海軍基地を守るために造られた要塞「フォート・ロッド・ヒル」とともにカナダの国定史跡に指定されています。この要塞周辺には今も砲台や火薬庫が残っているので、じっくり見て回りたいところです。
WEB:https://www.pc.gc.ca/en/lhn-nhs/bc/fortroddhill
4. ハトレー・パーク&ミュージアム
(Hatley Park National Historic Site)
ビクトリア郊外にある「Royal Roads大学」の敷地内にあるのが、「ハトレー・パーク&ミュージアム」。
#11で紹介したクレイダーロック城を建てたロバート・ダンズミュアの息子、ジェームズ・ダンズミュアが建てたお城、「ハトレー城」が目玉です。石造りの荘厳な外観に、うっとりしてしまうことでしょう。
ハトレー城の中はダンズミュア家やお城の歴史を学ぶことができる博物館となっていて、有料のガイドツアーに参加して見学をすることができます。
ハトレー城ではウエディングの撮影がよく行われて、映画X-MENの撮影に使われた場所としても有名です。
城の周辺には丁寧に手入れされたイングリッシュガーデンも広がり、広大な大学の敷地内を歩いていくと、美しい池や日本庭園などを散策することができます。
ダウンタウンから少し遠いのは難ですが、#11のクレイダーロック城に比べガーデンなどが充実していて、個人的には訪れる価値が高いお城だと思っています。
●ゆっくり歩きたいビクトリアの人気ストリート4つ
↑ダウンタウンのジョンソン・ストリートphoto from Facebook|MarketSquare
1. ガバメント・ストリート
(Government Street)
ダウンタウンの観光に外せないのが、このガバメントストリート。
特にチャイナタウンからインナーハーバーまで(地図の赤ライン)は、左右にギフトショップや有名なカフェ、ショップなどが立ち並びます。
2. フォート・ストリート
(Fort Street)
かつて「アンティーク通り」とも呼ばれていたフォート・ストリートは、ガバメント・ストリートと垂直に交わる通りです。
もっとも栄えているエリア(地図のオレンジライン)には、一昔前にはアンティークショップが軒を連ねていましたが、近年はインテリアショップやアクセサリーショップ、レストランなど新しいお店も増えてきました。
比較的落ち着いた通りなので、喧騒から逃れてゆっくり買い物をしたい人にオススメです。
3. ジョンソン・ストリート
(Johnson Street)
お洒落な通りの代表格が、このジョンソン・ストリート。
こちらもガバメント・ストリートと垂直に交わっています。
特に海沿い近く(地図の青ライン)にはフォトジェニックなカラフルな建物が続き、ビクトリアの若者に大人気のストリート。
有名なアパレルショップやローカルのデザイナーが手がける雑貨店など、魅力的なお店が集まります。
4. オークベイ・アベニュー
(Oak Bay Avenue)
ダウンタウンから少し離れたオークベイは、イギリスのような雰囲気が人気の高級住宅エリア。近年は観光客からも人気を集めています。このメインの通りとなる「オークベイ・アベニュー」は、週末には多くの人で賑わいます。
英国風のカフェやショップが立ち並び、地元の人に混じってのんびりとショッピングを楽しむことができそうです。
●優雅なアフタヌーンティーを愉しめるオススメ5店
アフタヌーンティーを愉しめるお店が数多くあるのは、イギリスの文化が色濃く残るビクトリアならでは。
お値段も幅広く内容もお店によって大きく異なるので、事前にしっかり下調べをして、自分にピッタリのお店を見つけてみてください!
今回は、特に有名な5つのお店をご紹介します。
1. The Fairmont Empress Hotel
(フェアモント・エンプレス・ホテル)
ビクトリアのアフタヌーンティーを代表するのが、このフェアモントホテルのアフタヌーンティー。
お値段は他に比べて高いですが、ホテル内の煌びやかな空間の中でいただくアフタヌーンティーは、贅沢そのもの。
生のピアノ演奏もあり、優雅なひとときを楽しむことができるでしょう。
2. White Heather Tea Room
(ホワイト・ヘザー・ティールーム)
photo from White Heather Tea Room
気軽にアフタヌーンティーを楽しみたい!という方にオススメなのが、オークベイにあるホワイト・ヘザー・ティールームのアフタヌーンティー。甘過ぎないスイーツと日本人の口に合うサンドイッチが人気で、ビクトリア在住の日本人の間でもリピーターが多い話題のお店。
店内はひと昔前のイギリスのティールームのような雰囲気で、とてもアットホームです。
値段の割にボリュームが凄いので、食べきれない場合は持ち帰り用の箱をもらいましょう。
3. Pendray Inn & Teahouse
(ペンドレーイン&ティーハウス)
ダウンタウンのハーバー沿いにある、一際目立つ一軒家の「Pendray Inn & Teahouse」は、レストランを併合したお洒落な宿泊施設(B&B)。
ここの高級感溢れるティールームでは、ビクトリアの伝統にこだわったアフタヌーンティー「Traditional」の他、「Winter Tea」と「West Coast」の計3種類のアフタヌーンティーが用意されています。じっくりメニューを吟味したいところ。
ダウンタウンの観光の合間に行くことができる、便利な立地も嬉しいですね。
4. The Dining Room at Butchart Gardens
(ダイニングルーム at ブッチャートガーデン)
先にも紹介した、ブッチャート・ガーデン内のレストランでいただけるアフタヌーンティー。花や植物に囲まれた明るい店内で、楽しい午後のひとときが過ごせそうです。
自家製スコーンやジャムが美味しいと好評で、お土産に買って帰る人も多いのだとか。
夏は予約が取りにくいので、早めの予約をオススメします。
WEB:http://www.butchartgardens.com/dining/dining-room
●バンクーバーからビクトリアへの行き方
1. フェリーで
移動時間:約4時間半(うちフェリー乗車時間は1時間35分)
片道料金:フェリー17.20ドル + 市バス・スカイトレインの料金
photo from Facebook|BC Ferries
バンクーバーのTsawwassenフェリーターミナルからビクトリアのSwartz Bayフェリーターミナルまで、毎日フェリーが運航しています。
フェリーの所要時間は1時間35分です。
※ビクトリアのSwartz Bayからダウンタウンまでは車で約35分、#70のバスで約1時間かかります。
※車ごと乗船、自転車を持ち込んで乗船もできます。(追加料金あり)
BC Ferries 料金表(PDF):Ferry fares and fees
2. ダウンタウンからダウンタウンまでバスで
(バスごとフェリー乗船)
移動時間:約3時間半(うちフェリー乗車時間は1時間35分)
片道料金:大人50.50ドル、BCシニア 37.00ドル、BC学生37.00ドル、子ども(5~11歳) 26.00ドル
photo from BCFerriesConnector
各フェリーターミナルとダウンタウン間の移動を考えると、ダウンタウンと各フェリーターミナルを専用バスで移動し、バスに乗車したままフェリーに乗船できるBC Ferries Connectorの移動が便利です。
フェリー乗船中は、バスから降りてフェリー内で自由行動ができます。
チケットは、オンラインで購入可能です。
3. 水上飛行機で
移動時間:35分
片道料金:通常200ドル前後(日時やシーズンにより大きく異なる)
photo from Harbour Air Seaplanes
バンクーバーのダウンタウンからビクトリアのダウンタウンまで、たった35分で移動できるのが水上飛行機のHarbour Air。
手続きも簡単で、搭乗前にはラウンジを無料で利用することができます。
飛行機からの景色も非常に美しくて、オススメです。
ただし、悪天候の時はフライトがキャンセルになることが多々あるので注意です。
いかがでしたか?
ビクトリアはバンクーバーに比べると随分小さな街ですが、見所がたくさんあります!
ぜひ、ゆっくりとビクトリア観光を楽しんでください♪
※記事内の情報は、全て記事執筆時(2018年1月時点)の情報です。
最新の情報は、各ウェブサイトでご確認ください。