バンクーバー在住の、起業家精神溢れるみなさまにビッグチャンス！！

4月7日（木）に #UberPITCH（ウーバーピッチ） というユニークなイベントがバンクーバーで開催されます。

もしあなたが「何か新しいビジネスをバンクーバーで始めたい」とか「今のビジネスを拡大するこんなアイデアがある」なんて方であれば、これを見逃すなかれ！

ピッチとは？

「起業したい」もしくは「起業した」という人には、今さら説明の必要もないかもしれませんが、ここで言う「ピッチ」とは、投資家等に対してにカジュアルに、短く、自分の事業をプレゼンをすることです。自分の会社に投資をしてもらうためだったり、製品やサービスを買ってもらったりするために行います。

もともとはシリコンバレーなんかで使われ始めた言葉だそう。よく、エレベーターで一緒になった投資家に15秒〜30秒でプレゼンすることを「エレベーターピッチ（エレベーター + ピッチ）」なんて言います。

そして、そんなピッチをUberの車の中でやってしまおうというのが、今回のイベント #UberPITCH です！

・・・え、Uber（ウーバー）とは何かですって？

説明しましょう。

Uberとは？？

Uberとは、アメリカ西海岸で始まり、今や世界58か国でサービスを提供している次世代タクシーです。

どんなサービスかというと、

• 利用者は事前に、Uberのスマホアプリにクレジットカードを登録しておく
• 配車が必要な時にスマホアプリを起動し、地図をタップすると、近くのUber登録車がお出迎え
• その際、従来のタクシーだけでなく、あらかじめUberにドライバー登録している一般の車が出迎えてくれる場合もある
• 料金は乗った分だけアプリで自動決済されるため、ぼったくりなどの心配もない

ざっとこんな感じです。

様々な利便性が消費者に受け入れられ、現在爆発的な速さで世界中に広がっています。

では、なぜUberをバンクーバーで見かけないのかというと、まだ国や州が認めていないからなんです。トロントではすでにサービスが開始されていますね。

確かに、Uberの個人ドライバーが客を乗せて問題を起こすといったこともあったり、既存のタクシー業界から猛反発を受けたりもしているようで、バンクーバー以外にも世界中にUberをまだ認めていない国があります。

なお最近のアンケート調査では、ブリティッシュコロンビア州の人のうち38%がUberはバンクーバーでの営業を許されるべきだと回答しています。

ユニークなピッチイベント #UberPITCH ってなに？？

そんな、バンクーバーでもサービスを開始したいのに、しがらみがあってなかなかできないでいるUberが開催する今回の#UberPITCH。

photo from：Vancouver, investors are waiting for your #UberPITCH | Canada

参加者はスマホアプリをダウンロードし、4月7日（木）の11時から15時の間にUberの車を呼び出すことができます。ただし、その車の中にはバンクーバーを代表する投資家が乗車しています。

そして、参加者はUberに乗車する15分間を、同乗する投資家へのピッチタイムとして使うことができます。

Uberは自分のサービスをプロモートすることができるし、投資家はバンクーバーの優良な起業家を見つけることができる。起業家はもちろん、上手くいけば投資してもらえるかもしれない。三方良しの素敵な企画です。

Uberに乗車予定の投資家は、HootsuiteのファウンダーRyan Holmesや、テクノロジースタートアップへの投資で有名なBORIS WERTZ、21か国で40以上のスタートアップを立ち上げてきたSHAFIN DIAMOND TEJANIなど豪華な面々。

冒頭でも書きましたが、新しいアイデアをお持ちの方にとっては、なかなかない貴重な機会ですよ！

参加希望の方は、公式サイトをチェックしつつ、プレゼン資料と心の準備を急げ！！

参考：
Vancouver, investors are waiting for your #UberPITCH | Canada
ピッチとプレゼンの意味の違いと使い分け方【ビジネス用語】 | ビジネススキルのことならキャリアパーク
38% want Uber in British Columbia: Poll | Metro News