カナダに長年いても意外と知らない!?便利な電話番号まとめ5つ

   
  

カナダには知ってると色々便利な電話番号がいくつかあります。
今回は、その電話番号と使い方etc.を紹介したいと思います。

 

9−1−1(FREE):緊急時用(警察・消防・救急)の電話番号

これは便利というか、知っておかなければいけない緊急時用の電話番号(Emergency telephone number)です。
警察消防救急、いずれかを緊急に必要とする場合9−1−1に連絡し、必要な救助を要請します。

*ちなみに9−1−1に連絡するとまず、Police,Fire,Ambulanceと聞かれるので、必要な救助を答えてから、その後詳細を説明する流れになります。英語が苦手な方、うまく英語で説明が出来ないと思う方は、通訳をお願いすることができます。その場合、”日本語の通訳をお願いします。”と伝えると通訳の人、自分、オペレーターの三人で会話をしていく感じになります。
英語が苦手な方のための9−1−1対応フレーズ

まず初めにどんな緊急事態か聞かれます。  

What’s your emergency? Police,Fire,Ambulance?

そこで自分に必要な救助を要請しましょう。  

Ex) Ambulance,please.

ここで通訳が必要な場合は、その旨を伝えます。

Ex) Japanese assistance, please.

ここまで伝えると、この後からは日本語での通訳が付きますので、日本語で大丈夫です。

その後、どこで緊急事態が起こっているか聞かれるので、場所の説明ができるように確認をしておきましょう。

例)East16とFraser ST.の交差点
例)Howe St の W Cordova ST.と W Waterfront Rd の間にある Blenz Coffeeの前 etc.

9−1−1はあくまでも緊急時用の電話番号なので、例えば車にブレイクインされた、家に空き巣が入ったなどで犯人がすでにその場にいない場合はLocal Policeに連絡するようにしましょう。

2−1−1(FREE):カナダでの生活に関する幅広い情報が手に入る電話番号

こちらも英語が苦手な方は、通訳のサービスを使うことができます。

カナダでの生活で困難を抱えている方、相談は2−1−1に電話してみてください。オペレーターが質問に対して、その場で調べて教えてくれます。

* ESLのクラスを探したい
* 子どもの数学のチューターを探したい
* カウンセリングのサービスを受けたい
* 家から近いところでマッサージのサービスを受けたいから紹介してほしい etc.

調べたい、探したいことがあるが、誰に聞いたらいいのかわからない時は2−1−1に電話して聞いてみましょう。

この番号は年中無休で使用可能です。

bc211は電話ではなくサイト上で様々な情報を得ることができます。

3−1−1(FREE):自治体サービスに関する情報が手に入る電話番号

こちらも英語が苦手な方は、通訳のサービスを使うことができます。(7am-10pm)

この番号は自治体サービスに関するもので、自治体へ質問リクエストができたり、苦情を伝えたりすることができます。

例えば、
*家庭ごみとリサイクルに関すこと
*レクリエーションのプログラムについて
*除雪の要請
*道路建設について尋ねたい
*道路の穴やくぼみの修復要請
*下水のつまりの修復、改善要請
*タックスに関する質問
*市の条例について聞きたい
*ペットの登録

これらに関することについて、聞きたい、何か解決してもらいたい場合は3−1−1に連絡しましょう。バンクーバーではない場所から連絡したいときは、 604−873−7000に電話してください。

この番号は毎日7am-10pm に使用することができます。
関連リンク
City of Vancouver

8−1−1(FREE):看護師、栄養士、資格のある運動の専門家、薬剤師に相談できる電話番号

この番号はHeath Link BCによって運営されていて、8−1−1に連絡すると、ヘルスナビゲーターと話すことができます。
そこで、自分の健康に関する問題を解決するのに必要な、看護師栄養士資格のある運動の専門家薬剤師を紹介してくれて、その場で専門家と直接話すことができます。

この番号は通訳サービスの利用が可能なので、ヘルスナビゲーターに日本語の通訳をお願いすると、通訳の方、自分、ナビゲーター、もしくは案内された専門家と三人で会話する形になります。

英語が苦手な方はまずヘルスナビゲーターの方に、今日はどうしましたか?

What can I help you today?

と聞かれた時点で、通訳をお願いします。

I would like to ask for interpretation.

と伝えると、

What language do you need?

と聞かれると思うので、日本語をお願いします

Japanese, please.

そこでナビゲーターの方が通訳の方につないでくれるのでその後は日本語で大丈夫です。

(看護師)

緊急でない健康上の悩み、心配事を解決し、症状と手順を話し合い、病院へ行った方がいいかどうか、などアドバイスをくれます。

例えば、私は生後10ヶ月の娘の便秘で悩んでいた時に8−1−1に連絡して相談したことがあります。色々状況を説明した後、看護師の方から「プルーンジュースを飲ませて様子を見てみて。」とアドバイスをもらい試してみると症状が改善されとても助かりました。

また、夜中に子どもが高熱を出していて、病院へ連れて行った方がいいのか不安な時などは、まず8−1−1に連絡してみてください。看護師の方に子どもの状態を話してどうすればいいのか指示を仰ぐ方が、病院の救急でずっと待たされたあげく、特に何の手当もしてもらえない(よくある話)よりずっと効率的だったりします。

(栄養士)

健康的な食事と栄養に関する質問に答えてくれます。
例えば、ダイエットをするのに適した食事メニューの相談や、子どもの食事アレルギーに対応したメニューの提案、子どもの好き嫌いによる栄養バランスの乱れに関する相談など、様々な食事に関する相談に乗ってくれます。

栄養士の方とのやりとりは月曜日ー金曜日の9am-5pmのみになります。

(資格のある運動専門家)

健康を維持するために、日頃どのような運動を生活に取り入れたらいいか、ダイエットをしたい場合、どんな運動をどれぐらいすればいいか、、、etc. 運動に関することを尋ねることができます。

資格のある運動専門家の方とのやりとりは月曜日ー金曜日の9am-5pmのみになります。

(薬剤師)

薬に関する質問をすることができます。
例えば、
*風邪薬を飲んだんだけど、頭痛も酷いから、頭痛の薬も飲みたいんだけど、持っている薬は飲み合わせても大丈夫なものかどうか確認したい。
*ある症状が出ていて、その症状を抑えるために自分が持っている薬を飲みたいんだけれど、その選択は正しいか確認したい場合。

このように薬に関する質問をすることができますが、通常、店舗勤務の薬剤師の方が仕事をしている時間帯は、そのお店に連絡を取ることができるので、8−1−1は使えません。8−1−1の使用は、毎晩5pm-9amのみになります。

604−684−5868:在バンクーバー日本国総領事館

在バングーバー総領事館では、在留邦人の方々からの生活相談や、トラブルに巻き込まれた際の相談等に日本語で対応してくれます。何か困ったことがあったり、相談したいことがある方は以下の連絡先に電話、もしくはEメールで連絡してみてください。

電話:604−684−5868

Eメール:consul@vc.mofa.go.jp

https://www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

このように、とても便利なサービスがたくさんありますので、何か利用してみたいものが見つかった方は是非試してみてください。

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