【ストライキ】メトロバンクーバーのバス運転手が新たなジョブアクションを開始。通常より移動に時間がかかる可能性

   
  

Unifor Local 111と2200は、生活費の高騰などを理由に、Coast Mountain Bus Companyとの労使交渉を続けています。8月17日からは団結力を示すためのストライキのジョブアクションとして「制服着用拒否」が行われていて、バンクーバーでのバス利用時に運転手の私服姿を見たという方も多いかと思います。

そんな中、バス運転手が所属する労働組合 Unifor Local 111 は、2026年8月24日(月)から、新たなジョブアクション「Think 50 Campaign」を実施すると発表しました。

メトロバンクーバーでバスを利用している方は、いつもより移動に時間がかかる可能性があるので注意してください。

  • Coast Mountain Bus Company(CMBC/コースト・マウンテン・バス・カンパニー): TransLink傘下で、メトロバンクーバーのバスやSeaBusなどを運行している会社。ローワーメインランド全域で1,400台以上の車両を運行
  • Unifor Local 111:メトロバンクーバーのCMBC関連の約3,900人のバス運転手を代表する組合
  • Unifor Local 2200: メトロバンクーバーのCMBC関連の熟練工、サービス業、SeaBus労働者を代表する組合

Unifor Local 111の組合員は8月24日から「Think 50 Campaign」を実施

Unifor Local 111が組合員向けに発表した資料によると、「Think 50 Campaign」は労働環境の改善を目的とした取り組みです。

組合側は、運行スケジュールや回復時間(recovery times)について組合員から懸念の声が寄せられていると説明しています。

今回のジョブアクションの一環として、すべてのバス運転手に以下の行動を求めています。

  • 道路に表示された制限速度を守って運転する
  • すべての乗客、特に高齢者や移動にサポートが必要な乗客が着席し、安全が確保されていることを確認する

つまり、運転手が安全に関するルールをより徹底して運行することで、労働環境や運行スケジュールの問題を訴える取り組みとみられます。

言い換えれば、制限速度を厳格に守ることや、乗客の着席・安全を確認してから運行することが徹底されるため、通常よりもバスの運行に時間がかかる(=遅延する)可能性が考えられます。

Unifor Local 2200の組合員は制服着用禁止を継続

Local 111の組合員は労働争議の次の段階に進みますが、Local 2200の組合員は通常の業務を継続し、現在行われている制服着用禁止を継続するということです。

組合は、「いかなる種類の単独行動も取らないでください。また、ローカルからの指示がない行動は取らないでください。」と組合員に促しています。

また、「バスは運行しており、システムは稼働しており、組合員の皆様は働いています。規律を守り、団結し続けることで、私たちの立場は日々強固なものとなります。」と声明で記しています。

バス利用者は時間に余裕を持った移動を

今回、バスの運休や運行停止については発表されていませんが、通常より遅延の可能性が高まりそうです。通勤・通学などでバスを利用する方は、少し時間に余裕を持って出発するのがよさそうです。

Unifor Local 111は今回のキャンペーンについて、組合員の参加や団結、協力が成功に不可欠だとして、参加を呼びかけています。

バス・シーバス利用者の方は、早く両者が合意に至ることを願いましょう。

Unifor Local 111 (8月21日)
Job Action #2

Unifor Local 2200 (8月22日)
JOB ACTION UPDATE #2

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