バンクーバーが世界で最も住みやすい都市ランキングで第5位!カナダでは1位

   
  

2023年6月21日、イギリスのエコノミスト誌が「世界で最も住みやすい都市(The Global Liveability Index 2023)」のランキングを発表しました。

今回のランキングでは、上位10都市になんとカナダ3都市、日本の1都市がランクインしていますよ。以下トップ10となります。

ランキング 都市(国名) スコア
1位 ウィーン(オーストリア) 98.4
2位 コペンハーゲン(デンマーク) 98.0
3位 メルボルン(オーストラリア) 97.7
4位 シドニー(オーストラリア) 97.4
5位 バンクーバー(カナダ) 97.3
6位 チューリッヒ(スイス) 97.1
7位 カルガリー(カナダ)&ジュネーヴ(スイス) 各96.8
9位 トロント(カナダ) 96.5
10位 大阪(日本)&オークランド(ニュージーランド) 各96.0

 

世界で最も住みやすい都市ランキングとは?

「世界で最も住みやすい都市ランキング」と呼ばれるこの調査は、エコノミストグループにおける調査や分析、ソート・リーダーシップを担う部門が調査を行う「都市居住性指数(Global Liveability Index)」のことで、毎年調査・発表が行われています。

2023年も昨年に引き続き、合計で172都市が調査対象になっています。

2023年版は2月13日~3月12日の期間で調査が行われ、医療へのアクセス、緑地の量、教育、犯罪率、インフラなど30を超える要素を調べ、「住みやすさ」を数値化しスコア付けをして評価されています。
(スコア1は「耐えられない」で、スコア100は「理想的」といった感じです)

それでは、今回トップ10にランクインしたカナダ3カ国のスコアの内訳を見てみましょう。

 

第5位:バンクーバーの内訳(Index:97.3)

第5位にランクインしたのは、カナダBC州の都市バンクーバーです。

ヘルスケア、教育の面でスコア100となっています。実は2021年のランキングではコロナ禍の影響もありトップ10から脱落していましたが、2022年にカムバックを果たしました。

2023年は前年より順位を上げ、カナダの中で第1位に。安定性とインフラが前年より良いスコアになっていました。

安定性(Stability):95.0

ヘルスケア(Healthcare)100.00

文化&環境(Culture & Environment)97.2

教育(Education)100.00

インフラストラクチャー(Infrastructure)96.4

 

第7位:カルガリーの内訳(Index:96.8)

カナダ・アルバータ州最大の都市カルガリー。アルバータ牛でも知られていることから、カウタウン(Cowtown)とも呼ばれる都市が7位にランクイン。前回のランキングでは3位だったので、順位を落とすカタチにはなりましたが、トップ10内をキープしています。

安定性、ヘルスケア、教育、インフラが全て100になっていますが、文化&環境のスコアが他のトップ10の国々に比べて低めでした。

安定性(Stability):100.0

ヘルスケア(Healthcare)100.00

文化&環境(Culture & Environment)87.3

教育(Education)100.00

インフラストラクチャー(Infrastructure)100.0

 

第9位:トロントの内訳(Index:96.5)

第9位にランクインしたのは、オンタリオ州の都市トロントです。カナダ最大の都市としても知られていて、カナダ経済の中心部です。

コロナ禍前の2019年のランキングでは、カルガリー、バンクーバーに続き第7位となっていましたが、2021年のランキングからはトップ10から漏れていました。2022年は見事トップ10に返り咲き、8位。

2023年は前年から1位ランクは落としたものの、スコア自体は前年より上がっています。

安定性(Stability):100.0

ヘルスケア(Healthcare)100.0

文化&環境(Culture & Environment)94.4

教育(Education)100.00

インフラストラクチャー(Infrastructure)89.3


ということで、今年もカナダ3都市がランクインするという結果になりましたが、皆さんはどうお考えですか?

実際現地で暮らす皆さんが思うカナダの住みやすさの理由があれば、ぜひSNSでLifeVancouverにも教えてください。

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