今週のバンクーバーは雨模様。
長い冬の訪れを感じさせます。
昨年のバンクーバーの冬は寒い日もあり、何度か雪が降りましたが、比較的雨は少なく、過ごしやすかったですね。
BC州以外は観測史上まれにみる寒さで、Extreme Cold Weather Alertが何度もだされていました。
カナダの観測史上最低気温は1947年2月3日にユーコン準州で観測された-63度ですが、この記録に近い気温が各地で観測されたのも記憶に新しいのではないでしょうか。
さて、今年の冬はどうなるのでしょうか!?
カルガリーでは9月の頭に雪が降っていましたね・・・。

天候急転でまさかのサマースノー!?
カナダの冬って、あり得ないことがあり得るんです・・・!
それでは、昨年を振り返りながら、今年の冬の季節予報をみてみましょう。
Old Farmer’s Almanacが発表した季節予報によると、
カルガリーがあるアルバータ州、レジャイナがあるサスカチュワン州、ウィニペグがあるマニトバ州を含む、カナダ中央部は、平年以上に寒く、雨量は少ないものの、平年以上に雪が降るとのことです。
2014年1月1日のウィニペグの気温は-31度、同日の火星の気温は-29度と、火星より寒い日もありました。

本当にあった怖い話・・・サスカチュワン州の各地の気温!
ここまできたら、もう笑うしかない!
帰国してからのネタにしましょう☆
トロントがあるオンタリオ州南部は気温、降水量とも平年を下回るようです。オンタリオ州南西部の降雪量は平年より少なく、その他の地域は平年より多くなるようです。
昨年は丁度クリスマスの時期にアイス・ストームに見舞われ、路面が凍結して交通機関が乱れたり、各地で停電したりと大きな被害がでていましたね。
ターキーが焼けず、クリスマスパーティーを中止にした家庭もあったようです。
ヒーターも使えないので、室内も-20度。
信じられない事態がカナダの東側でおきていたのです!

凍りついたオンタリオ湖

ナイアガラ滝も凍ります
奥ゆかしい!まるで映画の「アナと雪の女王」にでてくる景色のようですね。
最後に、気になるバンクーバーを含むブリティッシュコロンビア州南部は・・??
Good News!!
気温は平年よりも高く、降水量は少ないとのことです!
最も寒くなるのは12月下旬から1月中旬と2月中旬から下旬、南東部以外の降雪量は平年以下で、降雪量がもっとも多くなるのは、1月の上旬から中旬になるようです。
バンクーバーの冬もトロントに負けないくらい綺麗な日だってあるんです・・・!
いかがですか?
冬のバンクーバーはよく霧がかかります。これが意外と綺麗なんです☆
因みに、Almanacの的中率は80%だそうです!
さて、冬への備えですが、BC州では 傘、レインブーツ、レインコートが必須です!
初めてバンクーバーの冬を経験される方、恐れることはありません!
室内にはセントラルヒーティングがあるし、風があまりないので、日本の冬よりは過ごしやすいでしょう。ただ、数ヶ月降り続く雨には、嫌気がさすかもしれませんね。

レインクーバー
BC州以外の地域にお住まいの方や旅行にいかれる方はGood Luck!!
下記画像のように着込んで出かけましょう。数日もすれば体が慣れます!
-1度でも暖かく感じるようになりますよ~!
カナディアンなんて、冬に-1度を記録した日には、キャミソールで歩いてます。
比較してみましょう・・・!
バンクーバーの冬:
オンタリオ州の冬:
Ready for winter fun??
冬には冬の楽しみ方があります。
自分なりの楽しみを見つけて、長い冬をのりきりましょう!