ウルヴァリンやキャプテンカナックも!カナダ出身のスーパーヒーロー9人まとめ

   
  

皆さん、地球のピンチを救うヒーローの数多くがカナダの隣国・アメリカ出身という事実にちょっとだけ物足りなさを感じたことはありませんか?

「地元のスポーツチームを自然と応援したくなる気持ちのように、カナダ出身のスーパーヒーローを応援したい!」「でも、そもそもカナダのスーパーヒーローなんているの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。

そこで今回は、LifeVancouverスタッフきってのスーパーヒーローファンこと、緋色雨 成蔵(ひいろう なるぞう)がカナダ出身のスーパーヒーロー9人をまとめてみました。

また、記事最後では「応援するよりは自分がヒーロになりたい」という緋色雨 成蔵(ひいろう なるぞう)が、カナダのスーパーヒーローになってみました。


 

1. ウルヴァリン (マーベル・コミック)

諸説ありますが、主に本名はジェームズ・ハウレットとされます。

19世紀のカナダ・アルバータ州のとある家庭に生まれ、とても病弱でしたが、とあることをきっかけに自身の超再生が可能となる超能力が目覚めます。

その後、記憶を喪失してしまったり、人体を改造されたりといった日常にはないような経験を経て、X-menに所属したり、カナダ政府の秘密部隊に所属したり、様々なお話に出てくるも、なかなか親しみにくい性格故に典型的な正義なヒーローというようなスーパーヒーローではないかもしれません。

ウルヴァリンのスーパーパワー:
超再生能力により老化の遅延やテレパシーへ抵抗する力
超人的な怪力とスタミナや反射能力
手の甲には格納可能なとても頑丈な特別な金属でできた爪を使う力

2. キャプテン・カナック(インディペンデントのコミックに登場)

本名はトム・エヴァンス。初代キャプテン・カナックとしてカナダの国旗をモチーフとした戦闘スーツに身を包み、世界の平和を密かに守ったヒーローであります。

マーベルのキャラクターではないので注意

1975年に出版されたインディペンデントでのコミックスに初登場したキャプテン・カナック。

当時では未来とされる1993年を舞台に、カナダを守護するために設立されたCISO(カナディアン・インターナショナル・セキュリティー・エージェンシー)所属のエージェントとしてカナダ政府の秘密スパイとして活動しました。

トム・エヴァンスは、とある日キャンプにでかけた際に迷子になった子どもを探しに森に出たところ、地球外生命体の上陸部隊にでくわし、得体のしれないデバイスでスキャンされたところ、失神。
後日目覚めたら超人的なパワーを手に入れていたとされています。

キャプテン・カナックのスーパーパワー:
普通の人間より、すべての身体能力が2倍以上に強化されている。

 

3. アルファフライト(マーベル・コミックのスーパーヒーローチーム)

マーベル・コミックで誕生したアルファフライトは一人のスーパーヒーローではなく、数少ないカナダ出身のヒーローによって構成されたスーパーヒーローチーム

それぞれカナダの文化など何らかの縁をもっていて、チームメンバーの多くはイヌイットやファースト・ネーションの文化や歴史から影響を受けています。

全員カナダを象徴する性質を持っているチームでもあり、カナダの国防省内のひとつの部門とされる、超人的な能力を持つ人たちを取り扱うデパートメントHに全員所属しています。

以下、アルファフライトのメンバーを6人ピックアップして紹介します。

 

3-1.ガーディアン

先ほど紹介したアルファフライトのチームリーダー。本名ジェームズ・マクドナルド・ハドソン。

オタワ出身の科学者として、自身が発明したバトルスーツを着込む事で地球の磁場を操作することを可能とし、電磁力を利用することにより、ビームが使えて空も飛べます。カナダの国旗をモチーフとしたコスチュームを身に着けています。

ガーディアンのスーパーパワー:
特性バトルスーツにより地球の磁場を操作しビームを出したり、空を飛ぶことができる。

 

3-2. ノーススター

本名ジャン・ポール・ボービエ。(写真右の男性)ケベック州モントリオール出身。生まれつきのスーパーパワーの持ち主で、高速移動や空を飛ぶ能力、そして光を発生し光線攻撃ができます。

双子の姉であるオーロラ(本名:ジャンヌマリー・ボービエ)も同じ能力を持っています。アルファフライトを経て、X-menへ移籍したあと、アイスマンに思いを寄せていました。

彼は、マーベル・ユニバースでは初めて公にバイセクシャル(両性愛)である事を明かしたスーパーヒーローです。

2012年に、長年のボーイフレンドでもあったカイル・ジナドゥさんと円満に結婚に至っています。

ノーススターのスーパーパワー:
生まれつきの高速移動能力、空を飛ぶ能力、光線攻撃能力

 

3-3.パック

本名ユージーン・ジュド。サスカトゥーン出身の探検家でもありなんでも屋でもあります。

とあるクライアントに雇われ中東の遺跡で盗みを働く際に、不意にいにしえの旧神を解き放ってしまい、旧神の呪いにより元々2メートルもあった身長が半分くらいに縮んでしまいましたが、その代わりに永遠の命と超人的な身体能力を手にいれています。

怪力と並外れたアクロバット能力を持ち、名前はアイスホッケーのパックのごとく、地を滑るように転がる動きに由来しています。

パックのスーパーパワー:
永遠の命と、怪力と超人的なアクロバット能力

 

3-4.サスカッチ

本名ウォルター・ランコウスキ。カナダBC州バンクーバー出身の科学者で、モントリオールのマギル大学にて物理学の教授として働いています。

とある実験を北極で行う際に、太陽フレアに影響を受けたガンマ線を浴びてしまい、巨大で毛皮に覆われた獣のような姿へ変身する能力を得ています。

変身は自分の意思で自由自在。獣に変身した際には、驚異的な回復力や高い戦闘能力を得ることができます。

サスカッチのスーパーパワー:
獣に変身した際に、驚異的な回復力と高い戦闘能力を得る

 

3-5.シャーマン

本名マイケル・トゥーヤングメン。カルガリー出身の先住民です。

祖父が危篤の際に先住民として代々受け継がれてきた知恵や儀式の伝承を拒むも、祖父が亡くなった日に妻も病で他界してしまい、悔しさあまりにバンフにあるキャビンに籠もります。

そして、いにしえの書籍を熟読しているうちに、亡くなった人や精霊と話す能力、また小さいポーチから願うものを具現化して取り出す能力に目覚めます。

以降その力を使い、熟練の医者にして魔術師として、アルファフライトと運命をともにしています。

シャーマンのスーパーパワー:
小さいポーチ経由で異次元よりものや精霊を召喚する能力

 

3-6.スノーバード

カナダ国内にて伝説として知られている女神と人間の間に生まれた神と人間のハーフ

オーロラで有名なイエローナイフで生まれ、シャーマンに保護されています。ナルヤ(Narya)という名のもとに育てられ、半分神の血が入っているので、シロフクロウやクマといった様々な北国の動物に変身できます。

しかし、カナダの国境を超えてしまうと力が弱まってしまう特性もあります。

スノーバードのスーパーパワー:
他者を治癒する力、超人な身体能力、カナダに生息する動物に自由に変身する力

 

4.カナディアンマン(キン肉マン)

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CCPキン肉マンフィギュア カナディアンマン、そしてビッグボンバーズ。 カナダのレスラーと言えばクリス・ジェリコにエッジ、そして超人ではカナディアンマン! パイレートマン戦は負けてしまったけど、私的には男を上げたなと言う感想です。 あのパワーはやっぱり魅力です。そして盟友のスペシャルマンと並べてみましたが、公表通りの体格ではこれだけの差があるのですね。 カナダと言えばビッグボディも出身地となっているので、力持ちだなぁ。 #キン肉マン#CCP#キン肉マンCCP#フィギュア#キン肉マンフィギュア#フィギュア好きな人と繋がりたい#フィギュア撮影友の会#ソフビ#TOY#ゆでたまご#ゆでたまご先生#カナディアンマン#スペシャルマン#ビッグボンバーズ#漫画#コミック#マンガ

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日本で大人気の作品「キン肉マン」において、第20回超人オリンピック編に登場するスーパーヒーローです。

カナダの国旗をモチーフとした怪力巨漢的な超人で、身長は265cm&体重は218kg。普段はカナダで木こりとして生活しながら心身ともに鍛錬を重ねています。

超人強度も正義超人内ではトップクラスだということですが、格闘スキルが未熟であるがゆえに活躍の場は少なく、キン肉マンの作品内では弱小超人扱いされていました。

カナディアンマンの好きな言葉は「捲土重来(けんど-ちょうらい:一度失敗した人が再度盛り返すこと)」

ウィキペディアによると、第20回超人オリンピック編では、本戦に進出し一回戦でロビンマスクと対戦。

巨大化して試合会場の後楽園球場を持ち上げ揺さぶり、先にリング入りしていたロビンに奇襲攻撃を仕掛けるが逆転負けを喫しています。その後は上野動物園でデートしている姿も見られたとのことです。

カナディアンマンのスーパーパワー:
超人強度100万パワーとされる怪力

 

最後に:カナダのスーパーヒーローになってみた

カナダ出身のスーパーヒーローを見ると、やはり先天的に生まれた段階で超能力を持っていたり、神様と人間のハーフだったりとかなりハードルが高いスタートをきっている人が多いです。

普通の人間から始めるには、まず物理の博士号をとって地球の磁場を利用したバトルスーツが使えるくらいに研究しないといけなかったり、そして、キャンプに行ってクマかと思ったら宇宙人にで出くわして得体の知れないデバイスでスキャンされたり。

または、たまたま探検していたら旧神の封印を解いてしまったりといったドラマチック要素満載の経験が前提になっていることもあり、唯一今からでもなれる可能性があるヒーローはキン肉マンに登場する「カナディアンマン」となってしまいました。(なれません

「普段はカナダで木こりとして生活しながら、心身ともに鍛錬を重ねている。」ということは、特別に生まれつきのスーパーパワーがあるわけではないし、後天的にもなにか変わった経験をしていないということで、木こりとして頑張ればきっとカナディアンマンになれると確信しました。(なれません

ということでまずは形から入るため、オフィスでためていたアマゾンのダンボールを使い、カナディアンマンのスーツを堂々と勤務時間内に制作。

エネルギーを込めて丹念につくりました。

はい出来上がり。

ポーズをとると自然に力がみなぎりますね。

ちょっと違うアングルからどうぞ。

あ!!助けを求める声が聞こえる。

助けに行かなきゃ!

お疲れ様でしたぁあああ!!!!

【完】

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