【大気汚染】米・山火事の影響でメトロバンクーバーの大気質が悪化。PM2.5に注意

   
  

追記:2020年9月19日(土)

今週は米の山火事の影響でバンクーバーは煙たく大気の状態が悪い日が続いていましたが、9月19日(土)午後1時現在で BC州の「Air Quality Data Map – Air Quality Health Index」を見ると、多くの地域で AQHI が「LOW」になっていますよ。

Air Quality Data Map – Air Quality Health Index
http://www.env.gov.bc.ca/epd/bcairquality/readings/find-stations-map.html

追記:2020年9月13日(日)

metrovancouver.org の情報によると、メトロバンクーバーエリアを現在通過しているワシントン州とオレゴン州の火災による煙は、本日13日(日)の今晩遅くから明日にかけて徐々に少なくなっていくようです。

ただ、風や気温の変化により、地域で煙の濃度は異なるので、引き続き注意してください。

追記:2020年9月12日(土)

アメリカの山火事の煙が原因のため、本日9月12日の午後12時55分時点でIQ Air の「Air quality and pollution city ranking」を見ると、バンクーバーが世界第2位に入っていました。
外出の際は、マスク着用をお忘れなく。

連日アメリカの大規模な山火事がニュースで取り上げられていますが、メトロバンクーバーエリアの大気質にも山火事の影響が出ています。

不必要な外出を控えたり、換気も最小限にしてください。

 

アメリカの大規模な山火事の影響でバンクーバーの大気質が悪化

夏の異常な高気温や乾燥・強風により、現在アメリカのカリフォルニア州をはじめとして、オレゴン州やワシントン州で甚大な被害をもたらしている山火事。

9月11日付のBBCニュースによると、カリフォルニア州では既に250万エーカー(約1万平方キロメートル)以上が消失した模様です。

バンクーバーからも近いワシントン州でも山火事が大量に発生していて、多くの人が避難を強いられています。

そんな中、山火事の影響から、メトロバンクーバーとフレーザーバレー地域に対して大気質に関する勧告が9月8日から継続して出ています。

 

メトロバンクーバーの多くのエリアで大気汚染の勧告。PM2.5に注意

カナダ政府の情報によると、ワシントン州とオレゴン州の火災による山火事の煙がメトロバンクーバーやフレーザーバレー地域に向かって移動しており、今週末にかけて大量の煙が通過するであろうと予測されています。

煙の濃度は風や気温によっても変化するため、地域で大きく異なる可能性もあります。

BC州の現在の大気汚染状況を知りたい方は、「Current Air Quality Data Map – Air Quality Health Index」で確認できるので、リンクをクリックしてみてください。

上の画像は9月11日(金)3pm頃のスクリーンショットになりますが、大気汚染の程度を示す指標「大気質健康指数( Air Quality Health Index : AQHI)」の指数がメトロバンクーバーの地域で「High」になっていることが分かります。

さらに、上のマップは呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させると考えられる「PM2.5」(大気汚染の原因となる粒子状の物質のこと)のデータマップになります。

こちらも現段階(9月11日午後3時頃)で赤いマークが多く、外で運動などするとPM2.5を多く吸い込む可能性も十分考えられます。

特に慢性的な基礎疾患やCOVID-19などの急性感染症にかかっている方の中で特に呼吸が不快に感じる場合は、勧告が解除されるまで屋外にあまり出ないようにすることが推奨されています。

 

リスクを回避するためにも、可能であれば今週末は不必要な外出は控えましょう

ということで、「今週末はどこか外に出かけたい」と思っていた方も、健康上のリスクをなるべく避けて行動するようにしてください。

最新の大気の状況は以下のリンクから確認できますよ。

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