カナダ在住の皆さん、旅行や出張の際などにマイルを貯めていますか？

マイルを上手に貯めればマイルだけで日本に一時帰国することも可能なので、マイルを貯めないのはもったいないですよね。

そこで今回は、バンクーバーの老舗旅行会社 Skyland さんに協力してもらって、マイルの基本情報を含め、カナダ在住者が日本に行くためのマイルをお得に貯める方法などをまとめてみました。

今までマイルを気にしていなかった方も、ぜひチェックしてみてください。

はじめに：Skylandさんにマイル・マイレージについての基本情報を聞いてみた

Q.「アライアンス」って何？有名なところは？

マイレージが「各航空会社が提供している会員ポイントサービス」で、マイルは「マイレージプログラムのポイント」のことですが、マイルを貯める際にはアライアンスについて知っておく必要があります。

アライアンスとは航空会社間の連合組織(航空連合)のことで、簡単にいうと航空会社が参加する組合のようなもの。だいたいの大手航空会社は何らかのアライアンスに加盟しています。

同じアライアンスに加盟している航空会社を利用すると、マイレージサービスの相互乗り入れが可能なので、よく利用する or 利用するであろう航空会社が加入しているアライアンスのマイレージプログラムに加入するのが、マイルを上手に貯める基本の一つとなっています。

世界的に有名なアライアンスは以下3つです。カナダ在住の日本人がよく利用しそうな航空会社は太文字にしています。

参照：Wikipedia(航空連合)

カナダ在住の日本人的にはやはり日本へ一時帰国することが多いので、エアカナダやANA、JALを利用する機会が一番多いという方も多いのではないでしょうか？エア・カナダとANAがスターアライアンス加盟、JALがワンワールドに加盟しているので、この2つのアライアンスのどちらか（もしくは両方）のマイルを貯めている方も多いかもしれません。

頻繁に利用する航空会社は人それぞれなので、自分がよく利用する航空会社が加盟しているアライアンスに狙いを絞るのをオススメします。
その際、各航空会社でマイレージプログラムの有効期限やマイル加算率などが違うため、同じアライアンス内のどの航空会社のマイレージプログラムに加入するかを比較検討してみてください。

例えば、ANA や JAL では2019年12月18日に利用して5,000マイル貯まったとしても、3年後の2022年12月31日月末までにその5,000マイルを利用しない場合失効してしまうので注意が必要ですが、アエロプランはマイルの蓄積が可能です。（※1年の間に何かしらのトランザクションが1回ないとマイルが消える制限はあります）
 

Q.マイルの加算率について知りたいんだけど？

マイルを貯める上で気にしておきたい加算率は利用航空会社や費用など複数の要因によって違うので、一概には言えません。

また、利用する航空会社のマイレージプログラムではなく、同アライアンス内の別の航空会社のマイレージプログラムに加算される場合も加算率が違います。(例：エアカナダを利用してANAのマイレージクラブに加算など)

さらに、座席クラス(エコノミーやビジネスなど)や航空券の予約クラス(例：エコノミーのM、U、F、Kなど)によっても加算率が異なっていて、場合によっては航空券代の150％のときもあれば 0％のときもあるので、注意しましょう。

【マイルのお得な貯め方も紹介】カナダ在住日本人の多くが利用するであろう「アエロプラン」「ANAマイレージクラブ」「JALマイレージバンク」を紹介

ここからは、カナダ在住日本人の多くが利用するであろうアエロプラン、ANAマイレージクラブ、JALマイレージバンクについてそれぞれ紹介したいと思います。

Skylandさんに聞いたマイルのお得な貯め方もそれぞれお伝えするので、チェックしてみてください。

1.アエロプラン(Aeroplan)(アライアンス：スターアライアンス)

エアカナダはアエロプランと呼ばれるマイレージプログラムを提供しています。

このアエロプランは運営会社Aimiaとの独占契約で提供されているものですが、2020年6月29日(月)に契約を終了し、6月30日(火)からは新しい独自のプログラムに移行される予定であることが発表されていて、現在所持しているマイルも併せて新プログラムに移行されます。

新たなマイレージプログラムがスタートするとアエロプランへの加算は不可能になるので、注意しましょう。

アエロプランのマイルを貯めるにはTDやアメリカンエキスプレスが提供しているアエロプラン用のクレジットカードを利用するのがオススメ。実際、Skylandのスタッフの方はTDのアエロプランのマイルが貯まるクレジットカードを利用しているそうです。

学生の方も学費の支払いの際にマイルが貯まるクレジットカードを使うと、マイルを貯める近道になりますよ。ぜひ検討してみてください。

2. ANAマイレージクラブ(アライアンス：スターアライアンス)

1997年からANAが提供しているマイレージプログラムが「ANAマイレージクラブ」です。先述した通り、ポイントの有効期限は3年後の月末で延長は不可能なので注意。(※有効期限はANAのアプリなどで簡単に確認できます。最上級ステータスのダイヤモンドメンバーになると、有効期限が無くなります)

飛行機に乗る回数が少ない人はなかなか国際線特典航空券ゲットのマイル数まで貯まらないので、飛んで貯めるよりもANAカードを使ってマイルを貯め、比較的マイル数の低い日本国内線の特典航空券をゲットしちゃいましょう。

ANAカードは日本かアメリカからしか申し込みができませんので、ご注意下さい。

3. JALマイレージバンク(アライアンス：ワンワールド)

日本航空が提供するマイレージサービスが日本国内最大の会員数を持つJALマイレージバンクです。貯めたマイルは1,000マイルから利用できます。

ANAマイレージクラブと同じくマイルの有効期限があり、3年後の月末に失効になるので注意してください。

JALマイレージバンクの場合でも、クレジットカード利用など普段の生活の中でマイルを貯めるのが着実です。カナダ在住の方でも、日本に一時帰国した際イオンなどでの買い物にWAONを利用することでポイントを貯めることができます。

日々の支払いもデビットカードや現金ではなく、マイルが貯まるクレジットカードをなるべく利用するのが近道です。

マイルは基本的に特典航空券と交換するのが一番お得ですが、特典航空券にマイルが届かない場合は、商品と交換などをすると無駄にしませんよ。

JALカードもANAカードと同じく日本かアメリカからしか申し込みできないので、注意してください。

まとめ：旅行の相談・航空券の手配は旅のプロSkylandさんまで

今回はエアカナダ・ANA・JAL に絞ってお伝えしましたが、他の航空会社ではまた別のマイレージプログラムを用意しているので、ぜひ気になるところをチェックしてみてください。

ちなみにSkylandさんによると、ユナイテッド航空のマイレージプログラムでは会員のステイタス獲得がしやすく、ゴールド会員になるとスターアライアンスのラウンジが世界中で利用できるので便利とのことでした！

また、ついでですが、カナダでよく見るエアマイルズカナダ(AIR MILES Canada)は航空会社のマイレージプログラムではないので、混乱しないでくださいね。こちらはポイントを貯めることで、航空券を購入することができますよ。

最後に、今回マイレージ・マイルについて教えてくれたスカイランドさんとLifeVancouverはタッグを組んで格安航空券まとめページを不定期更新中！

バンクーバー発日本行きの航空券を探している方は、以下のフォーム(または電話)でスカイランドさんに連絡してみてはいかがでしょうか？みなさん一人ひとりに合った最適の旅のプランを提案してくれますよ！

今回の記事をきっかけに「マイルを貯めてみようかな！」という方がいれば幸いです。ぜひマイルを上手に貯めて、お得に旅行や出張をしてくださいね！

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※マイレージ・マイルについてだけの質問はご遠慮ください。