Eby州首相、米国とカナダの国境に「決して51番目の州にはならない。」看板設置を発表

   
  


photo from David Eby(Facebook)

本日9月8日(火)、カナダによるアメリカへの報復関税が発動されました。

カナダとアメリカの貿易摩擦が再び激しさを増すなか、BC州のDavid Eby(デイビッド・イービー)州首相がビクトリアで開催された BC Rally イベントにて、アメリカとの国境検問所にカナダらしいユーモアを交えた新たな看板を設置する計画を明らかにしました。

看板に記される予定のメッセージはこちらです。

Welcome to British Columbia, Canada. Strong, proud and will NEVER be the 51st state. Sorry!

(意訳)
カナダ・ブリティッシュコロンビア州へようこそ。強く、誇り高く、決して(米国の)51番目の州にはなりません。悪しからず!

背景にあるのは、カナダとアメリカの間で続いている貿易摩擦です。

アメリカのDonald Trump(ドナルド・トランプ)大統領はこれまで繰り返し、カナダをアメリカの「51番目の州」にすることに言及してきました。一方、Eby州首相はアメリカには屈しない態度を貫いています。

今回、そのメッセージをより分かりやすい形で国境に掲げることになります。

赤と黒のチェック柄のフランネルシャツといういかにもカナダらしい服をまとって記者会見を行ったEby州首相。カナダ人について「その優しさを決して弱さと勘違いしてはいけない」という趣旨のメッセージも発しました。

また、今回発表された「Strong, proud and will NEVER be the 51st state. Sorry!」という看板については、カナダ人である誇りとユーモアを組み合わせた「uniquely Canadian(実にカナダらしい)」メッセージだと説明しています。

最後に「Sorry!」を付けているところも、まさに「カナダらしさ」を意識したものといえそうです。(カナダ人はよく Sorry を使うと言われています)

さらに、トランプ氏の「不当な」貿易戦争に反撃するため、BC州として米国産アルコール飲料の店頭販売禁止措置を維持すると表明。「地元産を買うということは、単に買い物かごに果物や野菜を入れる以上の意味があるのです」と、州民に改めて Buy Canadian を呼びかけました。

隣国として長年非常に密接な関係を築いてきたカナダとアメリカですが、今回の関税問題やトランプ大統領による「51番目の州」発言などを背景に、両国の関係は大きく変化しています。

そんななかBC州が国境に掲げる「Strong, proud and will NEVER be the 51st state. Sorry!」というメッセージ。

最後に「Sorry!」を付けながらも、カナダは独立した国であるという強い意思を示す、BC州からアメリカへのメッセージとなりそうです。

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