2023年4月20日(木)、通称「420(フォー・トゥエンティー)」
2023年4月20日はSunset BeachとThornton Parkにたくさん人が集まって、ものすごく煙たい日になります。(どちらのイベントも未承認の中で行われる予定)
そう、「マリファナの日」なのです。
マリファナの日(420)って何?
ところで、なぜマリファナのことを「420(フォー・トゥエンティー)」と言うのか、あなたはご存知ですか?
一説によると、その由来は1970年代のカリフォルニアの高校生グループまで遡ります。彼らはマリファナのことを「420」と呼び、毎日放課後の4時20分にマリファナを吸っていたそうです。
そこから次第に世間へ「420」という呼び名が広まっていった、とのこと。
バンクーバーで第一回目となった1995年には200人が参加し、翌年1996年には2倍以上となる500人が参加。1997年には1,000人を超える人が集まりました。
そうしてどんどん大きくなり、2007年には世界最大となる7,000人が集まり、コロナ禍前まで毎年10,000人を超えるという大規模なイベントに成長しています。
昨年の 420 のイベントは、バンクーバーアートギャラリーの外で開催されましたが、今年は異なります。
We normally would start planning for 420 in December, and there was just too much uncertainty at that time about where we'd be in April in regards to public events.
However, another group is working to put on a smaller 420 at the Art Gallery.— Dana Larsen (@DanaLarsen) April 14, 2022
2023年はサイエンスワールドからさほど離れていない Thornton Parkで集まりが予定されています。大麻ファーマーズマーケットが催されるようです。
また、近年420のメイン会場として多くの人が集まり、論争の的にもなっているサンセットビーチパークでも集まりがあります。今年のイベントを見越して、バンクーバー公園管理委員会は、サンセットビーチの一部のセクションをテープで止め、いくつかの木や街灯柱の周りにバリアを設置したと述べています。
ちなみに、Global Newsのこちらの記事によると、どちらのイベントもバンクーバー市の認可を受けていないそうで、サンセットビーチのイベントについても、バンクーバー公園管理委員会は特別なイベントを許可する条件を満たしていなかったとし、主催者にイベント開催の許可は与えていないとのことです。
ちなみに、カナダ政府は2018年10月17日に大麻を合法化しています。
420 の催しものは?
例年通りであればこの日には多くのベンダーも参加するため、会場でマリファナ関連のグッズを販売されています。そしてマリファナ自体はもちろんのこと、吸引するパイプだったり、マリファナ入りのマフィンやクッキーも販売。
さらに、音楽ライブやショウも行われ、みんなでマリファナをお祝いします。
4時20分が来たらどうするの?
イベント当日は4時20分になったら、会場にいる人たちが一斉にマリファナを吸います。
あの匂いが苦手な人にはなんとも辛いのですが、好きな人にはたまらないイベントになっています。
(最後にもう1回注意)会場周辺が煙たくなるので、小さなお子さんをお連れの方や、興味本位だけの方、マリファナが苦手という方は周辺には近づかないようにして下さい。
マリファナの日(420)
開催日:2023年4月20日(木)
※本記事はこのイベントの事実を報道するものであり、大麻及びマリファナの使用を推奨するものではありません。またカナダ国籍の方と違い、日本国籍であれば、カナダ国内での大麻使用やその関与が日本の法律により罰せられる場合があります。すべての行動は自己責任により行ってください。LifeVancouverはこれによる如何なるトラブルや損害においてもその責任を負いません。