遠い国の料理に気軽にチャレンジできる、多国籍な食文化都市バンクーバー。

バンクーバーでは一体何ヶ国の料理を食べられるのか？
を調べるためはじまった、バンクーバーの食文化で世界一周の旅！

前編ではアジア・中東だけで２８カ国が楽しめることが判明！↓

【アジア・中東編】全部で何カ国?バンクーバーの食文化で世界一周の旅

後編の今回はヨーロッパに入り、アフリカ・オセアニア・南米へ渡りカナダへ戻ります。

それではさっそくいってみましょう！

※2018年1月現在、メトロバンクーバー圏内のお店です。
※国として承認されていない地域も専門のレストランがある場合、ひとつとして数えています。

ヨーロッパ

それぞれの国が個性ある食文化をもちながら、隣合った国がそれぞれの影響を受けているのが面白いヨーロッパ。
料理のレベルも高く、数も多いです。

●29ヶ国目　ギリシャ/Greece

Stepho’s Souvlaki Greek Taverna

いつも行列の絶えない、バンクーバーでは有名すぎるギリシャ料理店。
ここで是非食べてほしいのはロースト・ラム(Roast Ramb)。臭みがなく中まで柔らかいお肉は、ラムが苦手な人も試す価値あり！
ほとんどのメイン料理にはサラダがついており、ボリュームも多いので何人かで行くことをおすすめします。

Food by Jimmy Fさん(@foodbyjimmyf)がシェアした投稿 – 12月 23, 2017 at 2:54午後 PST

●30ヶ国目　セルビア/Serbia

TENEN RESTAURANT

店内にはセルビアの写真や布製品、レコードなどが飾ってあります。
また、店内でライブを開催していることも。
鶏胸肉とほうれん草とチーズをベーコンで包んだチキンローレード(Chicken Roulade)がおすすめ。

●31ヶ国目　ウクライナ/Ukraine

Ukrainian Village

ボルシチ(Borsch)は実はウクライナ発祥の料理だということを知っていましたか？
鮮やかな赤色はビーツによるもの。栄養満点のスープで温まりながら、ウクライナを感じましょう！

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The best Ukrainian Restaurant is in Vancouver, BC

Irina Borsukさん(@bodger0125)がシェアした投稿 – 2018年 7月月20日午後8時51分PDT

●32ヶ国目　ロシア/Russia

Russian Spoon Bakery

ニューウエストミンスターのロイヤルシティセンター(Royal City Centre)内のフードコートで家庭的なロシア料理が食べられます。
キャベツ・ロール(Cabbage Rolls)は日本のロールキャベツに近い見た目の人気メニューです。
他にもビーフ・ストロガノフやピロシキなどおなじみのものもあります。

photo from Russian Spoon Bakery

●33ヶ国目　スウェーデン/Sweden

IKEA Restaurant Richmond

スウェーデンといえばIKEA!
こちらでは「アイキア」と呼びますね。店内にあるレストランではもちろん、ミートボールなどスウェーデン風の料理が食べられます。
さらにスウェーディッシュ・フードマーケット(Swedish Food Market)で食材を手に入れれば、おうちでもスウェーデンの味が楽しめます。

photo from IKEA

●34ヶ国目　ノルウェー/Norway

Scandilicious

グルテンフリー&ビーガンワッフルが人気のカフェですが、店名の通り北欧ならではのメニューもあります。
ブレックファストの時間にはポテトを団子状にしたクムレ(Kumle)という料理が、ランチ&ディナータイムにはノルウェー風ミートボールが食べられます。

●35ヶ国目　ポーランド/Poland

Polonia Sausage House

こちらはポーランドのソーセージが手に入るデリ。
まずは「Swojska」という昔ながらのスタイルのソーセージにチャレンジしてみるのがおすすめです。
ソーセージの他にもパンやスープなどのお惣菜もあります。

photo from Polonia Sausage House

●36ヶ国目　ハンガリー/Hungary

Duna Delicatessen

こちらもソーセージやベーコン、リブなどのハンガリーの肉製品を中心に、カフェも併設されたデリです。
かわいらしい店内にはジャムやキャンディーなどギフト向けの商品も。

●37ヶ国目　オーストリア/Austria

※２０１８年１１月２３日追記：このお店は閉店しました。

Klaus’s KaffeeHaus

オーストリアの定番料理と言えば、薄い豚肉(または牛肉)のカツレツ・ウィンナー・シュニッツェル(Wiener Schnitzel)。
お店オリジナルのソースと目玉焼きを添えた「Schnitzel Brunch Special」がおすすめです。
ブレックファストとランチのみの営業なのでご注意ください。

●38ヶ国目　ドイツ/Germany

Bauhaus Restaurant

伝統的なドイツ料理を現代風にアレンジしたメニューが特徴的なレストラン。
ガスタウンに位置し、レンガとコンクリートを基調とした広い店内は開放感がありとてもオシャレです。
特別な日に、季節に合わせたコースを味わってみてはいかがでしょうか。

photo from Bauhaus Restaurant

●39ヶ国目　イタリア/Italy

Italian Kitchen

バラード×ロブソンから程近い、人気のイタリアンレストランです。
パスタやピザなどおなじみのイタリアンから、本格的な魚介料理・肉料理まで幅広く提供しています。
色々な種類のパスタが盛り合わせになったパスタ・プラッター(Pasta Platter)は少しずつあれこれ食べたい女性にぴったりかも！？

●40ヶ国目　スイス/Switzerland

Jagerhof Restaurant

スイス料理のほかに、ドイツ、オーストリアの料理も食べられるレストランです。
スイス・レシュティ(Swiss Rosti)はスイスの国民食とも言われており、おろしたじゃがいもを焼いたものです。

●41ヶ国目　ベルギー/Belgium

Chambar

ベルギー料理のお店に行くなら、お店で焼いた本場のベルギー・ワッフルを食べたいですよね。
＋1ドルから選べるトッピングソースは、チョコレートや塩キャラメルなど約10種類も！スタジアム・チャイナタウン駅目の前で便利です。

Chambar Restaurantさん(@chambar_restaurant)がシェアした投稿 – 11月 1, 2017 at 8:37午前 PDT

●42ヶ国目　オランダ/Netherlands

De Dutch (Burrard Landing)

メトロバンクーバーだけで10店舗以上ある「De Dutch」はオランダ風パンケーキ・パンネクック(Pannekoeken)のお店。
日本のパンケーキより薄く、クレープより少し厚く、おかずやフルーツなどをのせて食べます。
カナダプレイスにあるBurrard Landing店なら、美しい景色も楽しめますよ。

photo from De Dutch

●43ヶ国目　イギリス/United Kingdom

Elephant & Castle Vancouver

イギリスのソウルフードといえばフィッシュ&チップス。
イギリス領だった時代があるカナダでは、フィッシュ&チップスが食べられるお店がたくさんありますが、ブリティッシュな雰囲気を感じたいならこのパブ&レストランがおすすめ。
ハッピーアワーも賑わっていて、店内ではサッカー中継も見られますよ。

●44ヶ国目　アイルランド/Ireland

Doolin’s Irish Pub

黒ビールで有名な「ギネス」はアイルランドの醸造会社。
アイルランドにはこの「ギネス」で煮たシチューなどがあり、日常的に料理にも使われています。
こちらのアイリッシュ・パブではギネス・ビーフ・パイ(Guinness Beef Pie)が食べられますよ！

●45ヶ国目　フランス/France

Le Crocodile

伝統的なフランス料理に、西海岸の料理のテイストをミックスしたスタイルが特徴的な老舗フレンチ・レストラン。
エレガントな雰囲気の店内で贅沢な時間を過ごせます。
初めての方にはおまかせコース「Chef’s Tasting Menu」がおすすめです。

photo from Le Crocodile

●46ヶ国目　スペイン/Spain

Espana

情熱の国・スペインの料理は見た目にも鮮やかなものが多く、食欲をそそられますよね。
タパス(前菜)とワインで乾杯したら、日替わりのパエリア(Daily Paella)でお腹を満たしたいですね。

photo from Espana

●47ヶ国目　ポルトガル/Portugal

Nando’s Davie & Howe

ポルトガルで創業し、世界展開しているチェーン店。
お店の看板メニューは、赤唐辛子のソースに24時間漬け込んで焼いたペリペリ・チキン(PERi-PERi Chicken)です。味付けがカスタマイズできるのも魅力。

Nando's Canadaさん(@nandoscanada)がシェアした投稿 – 12月 20, 2017 at 9:48午前 PST

アフリカ

エチオピアをはじめとしバンクーバーにはアフリカ系移民も多く暮らしています。
北アフリカ、東アフリカなど地域によって大きく異なる食文化を体験してみましょう。

●48ヶ国目　モロッコ/Morocco

Casablanca Crepe Taste of Morocco

ロブソン通りにあるモロッコ風クレープが食べられるお店。
フルーツやチョコレートソースのトッピングなどもあり、日本のクレープに近いかもしれません。
クレープの他にも、クスクスなどモロッコの家庭料理を味わうことができます。

●49ヶ国目　チュニジア/Tunisia

Carthage Cafe

北アフリカのチュニジアは、アフリカだけでなく、アラブ、地中海それぞれの文化が料理にも影響しています。
「Carthage Cafe」はチュニジア料理とフランス料理を組み合わせた独創的なメニューを提供しているレストラン。
「Doigts de Fatima」はチーズや豆、ツナなどが入った揚げ春巻きのようなものです。

photo from Carthage Cafe

●50ヶ国目　エチオピア/Ethiopia

Fassil Ethiopian Restaurant

ワット(Wot)と呼ばれる野菜や肉を煮込んだシチューのようなものを、インジェラ(Injera)という酸味の効いた薄いパンですくって食べるのがエチオピア流。
また、それを親しみをこめてお互いに食べさせ合うガルシャ(Gursha)という習慣もあります。是非トライしてみましょう。

photo from Fassil Ethiopian Restaurant

●51ヶ国目　ウガンダ/Uganda

Jambo Grill

東アフリカ料理にインド、イラン、カナダの味がフュージョンした多国籍料理のお店です。
ミシカキ・チョマ(Mishikaki Choma)はウガンダスタイルのバーベキュー。
テンダーサーロインビーフをタンドリースパイスでマリネして焼いています。

photo from Jambo Grill

●52ヶ国目　ケニア/kenya

Simba’s Gril

ケニアをルーツとした東アフリカ料理を提供しています。
クク・チョマ(Kuku Choma)は鶏肉のバーベキューという意味。
ケニアの主食であるウガリ(Ugali,トウモロコシなどの粉を練って作る)と一緒にどうぞ。

@iwhistleがシェアした投稿 – 8月 31, 2017 at 4:25午後 PDT

●53ヶ国目　南アフリカ/South Africa

Cafe D’Afrique

エチオピア料理のお店ですが、南アフリカの料理がいくつかあります。
ボーアウォース・ケバブ(Boerewors Kabobs)は南アフリカの長く巻かれたソーセージを串焼きにしたもの。
スパイシーで野菜との相性が抜群です。

photo from Cafe D’Afrique

オセアニア

●54ヶ国目　オーストラリア/Australia

Moose’s Down Under

ダウンタウンにあるオージーバー&グリル。朝昼夜と営業しています。
ここで是非挑戦したいのがカンガルー・バーガー(Roo Burger)！
ミディアムレアに焼き上げられた100%カンガルー肉の濃厚な味わいを一度体験してみてはいかがですか？

Moose's Down Underさん(@moosesdownunder)がシェアした投稿 – 2月 1, 2017 at 4:41午後 PST

中南米

●55ヶ国目　メキシコ/Mexico

Tacofino (Gastown Taco Bar)

メキシコのみならずカナダでもよく食べられるタコス(taco)。
具材は10種類以上から選べますが、Tacofinoで是非食べてみてほしいのはフィッシュ・タコ(Fish Taco)。
白身魚のフライとたっぷりの野菜を挟んだもので、さっぱりと食べられます。

Tacofino Vancouverさん(@tacofinovan)がシェアした投稿 – 8月 8, 2017 at 6:46午後 PDT

●56ヶ国目　ホンジュラス/Honduras

El Caracol Cafe

ホンジュラス・メキシコ・エルサルバドルの料理が食べられるカフェです。
ホンジュラス風・エンチラーダ(Hondurian Enchiladas)はタコスとよく似ていますが、トルティーヤを揚げてその上に具材をのせたオープンサンドスタイルです。

●57ヶ国目　エルサルバドル/El Salvador

Rinconcito Salvadoreno Restaurant

エルサルバドル発祥のププサ（Pupusa）はとうもろこしの粉をねった生地で肉やチーズ、豆などを挟んだおやきのような料理。
本場の味に近いと評判のレストランです。

west coast storeyさん(@westcoaststorey)がシェアした投稿 – 1月 16, 2018 at 8:24午後 PST

●58ヶ国目　キューバ/Cuba

HAVANA

トストーネ(Tostones)は青バナナを薄切りにして油で揚げたもので、お酒のお供にぴったり。
店名にもなっているキューバのハバナが発祥のカクテル「モヒート」ともよく合うはずです。

Havana Restaurantさん(@havanavancouver)がシェアした投稿 – 1月 16, 2018 at 4:58午後 PST

photo from HAVANA

●59ヶ国目　ジャマイカ/Jamaica

The Reef Restaurant

メインストリートのほか、コマーシャルドライブにも店を構えるカリブ海料理レストランです。
ジャーク(Jerk)というジャマイカ風調味料に材料を丸1日漬け込んで焼いた料理が人気。チキン、ポーク、サーモンなどから選べます。

●60ヶ国目　トリニダード・トバゴ/Trinidad and Tobago

Calabash Bistro

トリニダード・トバゴにはかつて労働力として連れてこられたインド系の人々今も多く暮らしており、食文化にもインドの影響が残っています。
ダブルス(Doubles)は揚げたパン生地にひよこ豆のカレーを挟んだもので現地では屋台などでよく食べられています。

photo from Calabash Bistro

●61ヶ国目　ブラジル/Brazil

Rio Brazilian Steakhouse

ブラジリアンスタイルのバーベキュー、シュラスコ(churrasco)のお店。
ビュッフェスタイルでサラダバーやデザートなども好きなだけ食べられます。
お肉はビーフ、ポーク、チキン、ラムなど10種類以上の中から選ぶことができます。

photo from Rio Brazilian Steakhouse

●62ヶ国目　ペルー/Peru

Silvestre Gusto Latino

マチュピチュなど世界遺産で有名なペルー。実は日系人も多くいて日本人の口に合う料理も多いのだとか。
魚介をライムジュースでマリネし、玉ねぎ・ピーマンと和えたセビーチェ(Ceviche de pescado)はペルーの代表的料理のひとつです。

●63ヶ国目　チリ/Chile

Panaderia Latina Bakery

チリのベーカリー&スイーツのお店。
チャカレロ(chacarero)はチリ風サンドイッチ。
薄切りの肉とインゲン、トマトを挟んでマヨネーズで味付けした、ボリューミーな一品です。

Panaderia Latina Bakeryさん(@panaderialatinabakery)がシェアした投稿 – 6月 29, 2017 at 11:49午前 PDT

北米

●64ヶ国目　アメリカ/United States

Red Robin Gourmet Burgers (Robson)

ハンバーガーはれっきとしたアメリカ料理。
中でも“アメリカらしい”ハンバーガーを食べられるのがここRed Robinです。
こちらはアボガドやベーコンなどが挟まれた「The Madlove Burger」ですが、日本のハンバーガーとは厚みが違います。
しかもポテトはおかわり自由！カロリーのことは考えたくありませんね。。。

photo from Red Robin Gourmet Burgers

●65ヶ国目　カナダ/Canada

The Flying Pig Gastown

地元の食材を大事にしているカナダ料理のお店で、肉料理からシーフード、プーティーンまであります。
「WILD BC SALMON」はサーモンの旨味がダイレクトに感じられるソテー。カナダを訪れた人をもてなすのにぴったりです。

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ということで、カナダに戻ってきました。

この前編・後編に渡る長い検証の結果、メトロバンクーバーでは少なくとも
65の国と地域の料理が食べられるということが判明！

世界の約3分の1の味がここバンクーバーに集まっていることになりますね。さすが多民族多文化の都市バンクーバー。

もしかしたら、見逃している国もあるかもしれませんので、「この国の料理もあるよ！」といった情報があれば是非教えてください。
ここに追記したいと思います。

皆さんもぜひ、バンクーバーの食文化で世界一周して、いろんな国の文化を堪能してみてくださいね！