バンクーバーでも初雪が降りましたね。あと少しでクリスマス。と言っても、ぶっちゃけクリスマスにさほど思い入れのない私なのですが、街の賑やかなエネルギーや、キラキラしたギフトを見ているとやっぱりわくわくします。

でもこの時期、なんといってもホリデースピリットは、「他の人達のことを考える時期。”LOVE”を広げていく(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ」ことなのではないかなぁと思います。普段からできていれば最高なのですが、やっぱり忘れてしまいがち…ですよね。

教会や様々な団体では、ホームレスの人達にランチやディナーを作ってあげて配ったりするボランティア仕事もこの時期多いですし、多くの場所(Covenant house, Downtown Eastside Women’s Center ）などや、シェルター、Foodbankではドネーションを受けつけています。フードバンクはこのクリスマス時期にほぼ1年分のものを集めると聞いたことがあります。

(Photo from https://www.foodbank.bc.ca/)

去年から私はGivingのひとつとして献血をやり始めました。といっても、去年のホリデーシーズンにして、それ以降めんどくさくてなかなか行かず…. またこの時期になったので、思い出したかのように先日行ったのですが、まさかのヘモグロビン値が足りずに断られました… 張り切って行ったのに… ショック！(￣▽￣;)

統計によると52％のカナダ人とその家族が、手術や治療のために輸血を必要としているそうです。1時間の時間を作って献血するだけで、もしかしたら人の命が救えるかもしれないと考えると、自分にできる簡単なことだったらやりたいなと思います。

・献血にかかる時間：約１時間弱
・誰ができるの？：17歳以上で健康な人
・体重は最低50kg（110lb）以上
・スタンダードは450ml〜600mlほどの献血

献血場所はOakストリートと32ndにあるCanadian Blood Service。

日本のようにwalk-inではなく、電話予約をしていきます。

受付をした後に、指先から血をとって機械でヘモグロビン値を測定します。献血後には一時的にヘモグロビン値が下がるので、ドナーが貧血を起こさないよう、ドナーを守るために測定されます。私は今回ここでひっかかりました…涙

ヘモグロビン値が大丈夫であれば、次の場所で、まずは１人で質問表（1〜13番まで）に答えます。

その後、個室に連れていかれ、スタッフと一緒に質問表の14〜31番の問いに答えていきます。この時に聞かれる質問がかなりプライベートな質問ですので、初めびっくりしました。違法のステロイド注射をしたことがあるかとか、お金やドラッグと交換に性行為をしたことはあるかなど。日本ではまず聞かれない質問ですよね。

そしてそのスタッフとの緊張する1対1面談を終えると、やっと献血ベッドに連れていかれ献血です。実際の献血時間は15ー20分くらいです。スタッフはみんな慣れていて上手な人ばかりですので、痛みも何もありませんでした。

あっという間の献血を終えると、お菓子やジュースがおいてある場所につれていかれ、食べて飲みながら休憩。
初めての献血の時はこんなシールがもらえます。

その日は重いものを持ったり、激しい運動はしずにゆっくりと休んでください。去年、私は献血後マッサージが入り、少し腕が痛くなった覚えがあります…汗

これで病気の人や、輸血が必要な人に少しだけ貢献していると思うと心がぽっと暖かくなります。

献血をした後や一度ヘモグロビン値が低かった後は、次回の献血まで56日ほど待たなければいけませんので、私は早速2月に予約をしてきました。2014年の抱負のひとつに2回以上は献血する！を加えようと心に決めた私なのでした。

でもGivingの時に私が必ず頭におくのは、自分の気持ちが疲れない程度に…です。与えすぎて、自分が疲れてしまったら元も子もないですから。自分が疲れていて他人与えれない時もあります。それはそれでよいのだと思います。

今年のホリデーシーズン。献血をしてみたり、ホームレスの人に1-2ドルあげたり、服をドネーションをしたり、シェルターに手作りクッキーをプレゼントしてみたり、通りすがりの人に微笑みかけてみたり、お年寄りを買い物袋を持ってあげたり…　自分のできる範囲でみんなでホリデースピリットを広げていきましょう！

”Love actually is all around.”

毎年クリスマス時期に「ラブ・アクチュアリー」を見る、というより私が旦那を引きずり込んで無理矢理見させる、のが私たち夫婦の恒例行事です。(⌒-⌒)

皆様もHappy Holidayをお過ごし下さい！