【カナダの時差まとめ】BC州サマータイム恒久化後の主要都市との時差は?

   
  

2026年11月1日(日)、カナダやアメリカの多くの地域でサマータイム(夏時間)が終了し、時計の針が1時間戻されました。

しかし、今年は例年と大きく異なる点があります。それは、カナダのブリティッシュコロンビア州(BC州)がサマータイム(夏時間)を恒久化し、11月1日に時計を戻さなかったことです。また、その他の州・準州でもサマータイムを恒久化しているところがあります。

この変更により、バンクーバーとトロント、シアトル、ロサンゼルスなど、これまで慣れ親しんできた地域間の時差が変化しました。さらに、11月1日以降、スマートフォンやパソコンの設定によっては、時刻が正しく表示されなかったという声もちらほらSNSで見かけています。

今回は、2026年11月1日からの時差の変更について、改めて紹介。また、カナダ各地域の時差についても解説します。

BC州では11月1日に時計を戻さず!サマータイムが恒久化

BC州政府は2026年3月、サマータイムを恒久化することを発表しました。これまでBC州の大部分では、毎年3月に時計を1時間進め、11月に1時間戻すという時間変更が行われてきました。

しかし、2026年3月8日が最後の時計変更となり、11月1日には時計を戻さず、夏時間と同じUTC-7を年間を通じて使用することになりました。新しい時間帯は「Pacific Time(PCT)」と呼ばれます。

また、通年で夏時間を採用したため、BC州では冬の時期には日の出が午前9時以降になる可能性があります。

一方、アメリカのワシントン州やカリフォルニア州などでは、従来どおり11月1日にサマータイムが終了しました。そのため、これまで同じ時刻だったバンクーバーとシアトル、ロサンゼルスの間にも、冬の期間は1時間の時差が生まれることになりました。

※BC州東部には、太平洋時間(Pacific Time)ではなく、何らかの形のマウンテン・タイム(山岳部時間)を採用している地域が少数存在し、これらの地域は今まで通りとなります。PCTへの移行による変更はありません。

冬の間はバンクーバーとトロントの時差は3時間から2時間に!カナダ各地域の時差まとめ



参考: Permanent Daylight Saving Time means major changes in Canada

今回の変更で、特に注目したいのがカナダ国内の時差です。オンタリオ州の大部分、ケベック州、大西洋岸の各州(アトランティック・カナダ)、そしてヌナブト準州では、これまで通り年2回の時刻変更が続けられます。

しかし、ブリティッシュコロンビア州以外でも、アルバータ州、マニトバ州、オンタリオ州北西部の一部、そしてノースウエスト準州が、今年からサマータイムを通年化することを決定したことで、各地で「時差がよく分からなくなってきた」と混乱を招いているようです。

例えば、これまでバンクーバーとトロントの時差は年間を通じて3時間でした。しかし、2026年11月1日からは、バンクーバーとトロントの時差が冬の期間だけ2時間になっています。

★バンクーバーとほかのカナダの主要都市との時差(11月~3月)

都市 UTC バンクーバーとの時差
バンクーバー UTC−7 基準
ホワイトホース UTC−7 なし
カルガリー UTC−6 +1時間
エドモントン UTC−6 +1時間
レジャイナ UTC−6 +1時間
サスカトゥーン UTC−6 +1時間
ウィニペグ UTC−5 +2時間
トロント UTC−5 +2時間
オタワ UTC−5 +2時間
モントリオール UTC−5 +2時間
ケベックシティ UTC−5 +2時間
ハリファックス UTC−4 +3時間
シャーロットタウン UTC−4 +3時間
セントジョンズ UTC−3:30 +3時間30分
シアトル UTC−8 −1時間
ロサンゼルス UTC−8 −1時間
ニューヨーク UTC−5 +2時間
東京 UTC+9 +16時間

※2026年11月1日以降の冬時間期間における時差です。バンクーバーを基準とし、「+」はバンクーバーより時刻が進んでいること、「−」は遅れていることを示します。一部の州・準州では地域によって時間帯が異なります。

ちなみに、日本との時差にも注意が必要です。これまでバンクーバーと日本の時差は、夏時間の期間が16時間、冬時間の期間が17時間でした。

しかし、BC州のサマータイム恒久化により、バンクーバーと日本の時差は年間を通じて16時間になります。

日本への一時帰国や、日本の家族・友人との連絡、日本企業とのオンライン会議などを予定している方は、時差を改めて確認しておくと安心です。

春にまた時差が変わるので、慣れるまで注意が必要

今回の変更によって、BC州では年2回の時計変更がなくなりました。

一方、オンタリオ州やケベック州、アメリカの多くの地域では、引き続きサマータイムによる時計変更が行われます。そのため、BC州とこれらの地域との時差は、今後も季節によって変わることになります。

例えば、バンクーバーとトロントの時差は、冬が2時間、夏が3時間です。

また、バンクーバーとシアトルは夏には同じ時刻になりますが、冬にはシアトルが1時間遅れることになります。

これまで当たり前だった時差の感覚が変わるため、しばらくは戸惑う人もいるかもしれません。

特に、カナダ国内の別の州やアメリカ、日本とのやり取りが多い方は、会議やイベント、航空便などの時刻を確認する際に注意しましょう。

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