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バンクーバー在住歴10年が選ぶオススメ土産50選!カナダのおみやげ選びの悩み解決

   
  

カナダ旅行や留学、出張の際に欠かせないのが「お土産選び」。「カナダらしいものを自分用として日本に持ち帰りたい」「日本の家族や友人に喜ばれるものを贈りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、現地在住の視点と日本人に人気の傾向をもとに、スーパーで手軽に買える食品やカナダで人気のファッションブランド、そして雑貨やコスメなど、カナダ在住歴10年が過ぎたLifeVancouver編集部スタッフがおすすめのお土産を50に厳選してご紹介します。

ばらまき土産・個人用・記念品など、目的に応じて参考にしてみてください。この記事が、皆さんのカナダのお土産選びの悩みを解決することを願います。

目次

※カナダから日本へお土産を送りたいときはクロネコヤマトの国際宅急便サービスが便利です。バンクーバーのウォーターフロント駅近くにあるLifeVancouverオフィスからも送れます。箱の購入も可能です。


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おみやげ:食品

1. メープルシロップ(Maple Syrup)などのメープル関連製品

カナダの代名詞。100%ピュアなメープルシロップは、瓶入りや缶入りなど種類も豊富でお土産に最適です。「帰国中に瓶が割れる心配をしたくない」という方は、缶入りのものやプラスチックのボトルに入ったメープルシロップを選ぶのをオススメ。トーストやパンケーキにかけたり、料理の際に砂糖の代わりに使えるので、幅広い方に喜んでもらえるはずです。

また、サクサクの食感とメープルの風味が人気の「メープルクッキー」(バンクーバー国際空港のお土産ショップで撮影↑)や濃縮されたメープルシロップを固めた「メープルキャンディ」、紅茶にほんのりメープルの香りがする甘く優しい味わいが魅力の「メープルティー」なども人気です。

LifeVancouverスタッフが個人的にオススメなのは、「メープルバター」。メープルとバターが混ざった滑らかなペーストで、パンやパンケーキに塗ると絶品です。パッケージも小さめものが多いので、帰国時のスーツケースでもかさばらないのも魅力といえます。

2. ナナイモバー(Nanaimo Bar)

ブリティッシュコロンビア州発祥のスイーツ、ナナイモバーはお土産にぴったりです。最近はバンクーバー国際空港でも Northern Bars というブランドのナナイモバーを購入することができ、アップル&シナモンなどの種類も選べます。

Northern Barsは2020年創業のバンクーバー拠点のスタートアップで、3層構造(クラスト・バタークリーム・チョコレート)を小さなブロック状にまとめ、丸みのある洗練されたフォルムが特徴です。おしゃれなパッケージもあって、高級ギフト感があります。個人的にカナダのスイーツは甘すぎると感じることも多いのですが、こちらのナナイモバーは甘さ控えめで好印象でした。少し冷やして食べるのをオススメします。

3. ケチャップ味のポテトチップス(Ketchup Chips)

日本人には馴染みのないであろうケチャップ味のポテトチップスですが、カナダでは定番です。1970年代初頭、オンタリオ州のHostess Potato Chipsが試作したのが始まりとされ、その後カナダ全土で爆発的に広まったといわれています。特にマニトバ州などでは子どもの頃から親しむ味として根付いていると聞きます。

ポテトチップスでおなじみのブランド Lay’s など多くのメーカーが製造し、カナダのスーパーで簡単に手に入ります。大きめのサイズはスーツケースの場所をとるため、小さめのサイズの商品があれば、ばらまき土産にも便利です。

4. Hardbite(ハードバイトのポテトチップス)

カナダ・ブリティッシュコロンビア州で人気のポテトチップスといえば、Hardbite。カナダ国内の主要な小売チェーンで購入できます。人工香料や保存料を一切使わないオールナチュラルを徹底していて、小バッチ製法による厚切り&高温揚げならではのザクザク食感と、豊富なフレーバーバリエーションでカナダ人に大人気。

パッケージにカナダ国旗も入っているので、カナダ土産感もより出せます。小さめのパッケージもあります。先ほど紹介したケチャップ味やスパイシーケチャップ(Spicy Ketchup)味もありますが、LifeVancouverスタッフの個人的なお気に入りは Dill と Smokin’ BBQ です。日本のコストコでも販売されているという声もいただいたので、お土産には定番より少し変わった味をチョイスするといいかもしれません。

5. BROOKSIDE Dark Chocolate(ブルックサイド・ダークチョコレート)

大手チョコレートメーカー、The Hershey Company(ハーシー社)が2011年に立ち上げたブランドがBrookside(ブルックサイド)。カナダ全土の多くのスーパーで取り扱いがあり、「アサイー&ブルーベリー」「ブラッドオレンジ&ピーチ」「ざくろ」と3種類のジューシーな果実フィリングがラインナップ。

また、チョコレートの中にアーモンドが入っているバージョンもあります。パッケージにメープルもあしらわれていて、チョコレート好きの方へのお土産に最適です。

6. Purdys Chocolates(パーディーズ) の Canadian Collection

カナダを代表する老舗チョコレートブランド Purdys Chocolatier(パーディーズ・ショコラティエ)。1907年、元理髪師のリチャード・カーモン・パーディーがバンクーバー中心部のロブソン通りに、手作りチョコレート専門店を開業したのが始まりです。BC州以外にも店舗があります。

ヘーゼルナッツをチョコで包んだ「ヘッジホッグ」(ハリネズミのカタチのチョコレートで見た目もかわいいです)も人気商品ですが、「Canadian Collection」というお土産になることを意識した商品がいくつもあります。パッケージがおしゃれなギフトパックもあるので、ぜひウェブサイトや店頭で確認してみてください。

7. Coffee Crisp(コーヒークリスプ)

ネスレ社が主にカナダ市場向けに製造した Coffee Crisp。カナダ全土のスーパーなどで手に入りますが、カナダ国外では入手困難なため、お土産としても重宝されています。ミニバーが25本入ったボックスなど様々な商品形態があるので、ネスレの商品ページで確認してみてください。

コーヒー風味のウエハース入りチョコレートで、個包装で持ち帰りやすい商品があるのもポイント。日本の職場や学校などへのばらまき土産としても良いかもしれません。

 

8. サーモン関連商品(スモークサーモンなど)

カナダ土産の“鉄板”アイテムとして非常に人気があるサーモン。お土産屋さんはもちろん、スーパーのお土産商品コーナーでも、必ずといっていいほど並んでいます。ギフト用途なら、木箱入り or Indigenousアート包装の商品だと、カナダらしさがより際立ちます。

また、冷蔵不要で賞味期限が長い燻製サーモンや缶詰も人気です。メープルグレーズ、キャンディード(甘口ジャーキー風)など「カナダらしい味付け」の商品もあります。

バンクーバー国際空港のショップでもサーモン関連のお土産が多数販売されているので、帰国直前にまとめ買い可能です。

9. Raincoast Crisps(レインコースト・クリスプス)

カナダ・バンクーバー生まれのプレミアムクラッカー Raincoast Crisps(レインコースト・クリスプス)もお土産に人気です。LifeVancouverスタッフは個人的にCostcoで3箱セットのものを買って、お土産としてよく配っています。(他のスーパーで1箱単位で購入するより安い)主要なスーパーでも1箱単位で取扱いがあるかと思います。

薄くスライスした生地を二度焼き(ビスコッティ製法)し、カリッと軽い食感。ナッツ・ドライフルーツ・種子をたっぷり練り込み、チーズやディップと相性抜群です。カナダ西海岸の“海×雨=Rain-coast”を連想させるネーミングも素敵です。

10. バノックミックス(Bannock Mix)


Salmon n’ Bannockで購入したバノック

バノックは、インディジネスのあいだで親しまれてる素朴な平焼きパン or 揚げパンのことです。そのまま塩味で食べるほか、ジャムやハチミツを付けても美味です。バノックミックスを製造している会社もあるので、スーパーなどで探してみるといいかもしれません。

バンクーバー国際空港の国際線利用の場合、Salmon n’ Bannockというお店があるので、そこでバノックを購入して食べることも可能です。

11. カナダ・BC州産のはちみつ / バーチシロップ(Birch Syrup)

BC州では、ブリティッシュコロンビア州北部やオカナガン渓谷など、多様な植生地帯に自生する野生花蜜を原料とする「ワイルドフラワー・ハニー」が盛んに生産されています。ブルーベリー、クランベリー、ラズベリーなど、ミツバチによる受粉を必要とするベリー類も豊富に栽培されています。

バンクーバーの人気観光地グランビルアイランドのパブリックマーケットには、フレーザー渓谷の中心にある小さな家族経営の養蜂場であるChilliwack River Valley Natural Honey Ltd.のお店もあります。(蜂蜜はすべて非加熱)また、ローカルのファーマーズマーケットにはちみつのお店がよく出ているので、足を運んでみるのもオススメです。

みつばち(虫体を含むもの)は動物検疫の対象ですが、はちみつは対象ではないので、問題無く持ち帰れます。

また、「メープルシロップやはちみつは定番すぎてちょっと・・・」という方、メープル同様に樹液から作られるバーチシロップを知っていますか?バーチは樺の木のことで、主にアラスカやカナダ・ブリティッシュコロンビア州(BCだと主にカリブー地方)、ユーコン準州などが産地に挙げられます。バーチシロップは、ほのかにスモーキーでコクがあるといわれています。

生産量が限られ、そこまで流通していない印象があるので、バンクーバーでは手に入れづらいかもしれませんが、お土産として特別感があります。産地であるホワイトホースにオーロラ観賞へ行った際に、スーベニアショップなどで探してみるのもいいかもしれません。

12. ピーナッツバター

現代的な製法でのピーナッツペースト(いわゆるピーナッツバター)の最初の特許は、ケベック州の化学者・薬剤師であるMarcellus Gilmore Edsonが取得したのをご存知でしょうか?その際、エドソンは「ピーナッツキャンディ」と名付け、それが市販のピーナッツバターまたはスプレッドの先駆けとして現代でも認知されています。

そのこともあってか、カナダではアメリカと同じくピーナッツバターが大人気。特にカナダ中の家庭で愛用される定番ブランドとなっているのが、Kraftのピーナッツバター。1960年代からカナダ国内で製造(準備)されており、地元で焙煎したピーナッツを使っているのが特徴です。パッケージにはメープルリーフ(Prepared in Canadaと記されています)もあしらわれており、カナダのお土産感を出すことができます。贈り相手にナッツアレルギーがあるかどうか念のため確かめてから渡してください。

13. Celebration(セレブレーションのクッキー)

1905年創業のカナダ・ケベック州発祥の食品メーカー Leclerc (ルクレール社)の「Célébration(セレブレーション)」は、同社を代表するプレミアムクッキーシリーズ。カナダ各地のスーパーなどで入手可能です。

キャラメル、ラズベリー、スモアなどのフレーバーがありますが、カナダ感溢れるメープル味の商品も!日本人で「Celebrationが好き」という声もSNSでしばしば見かけます。

14. チージーズ(Cheezies)

Hawkins Cheezies: An American review.
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W. T. Hawkins社がカナダで製造・販売しているスナックがCheeziesです。第二次世界大戦後、アメリカ・オハイオ州デイトンのJames Marker とW・T・ホーキンスによって発明され、1949年からカナダ・オンタリオ州で作られている本物の熟成チェダーチーズを使用したコーンスナック。

カナダ人のソウルフード(?)といえるかもしれません。特徴的な赤と白の袋に入れて販売されています。

15. Tim Hortons(ティム・ホートンズ)のコーヒーやグラノーラバー

カナダを代表するコーヒー&ドーナツのチェーン店といえば、Tim Hortons。オンタリオ州ハミルトンにてカナダ人プロホッケー選手ティム・ホートンとジム・シャレードが創業し、今やカナダ国外にも店舗を出店しています。

そんなTim Hortonsのインスタントコーヒーやグラノーラバーなどは、カナダ各地のスーパーでも購入できます。コーヒーの定番はオリジナルブレンドコーヒーですが、ホットチョコレートなど様々な商品が販売されています。

カナダ人にはおなじみの「Double Double」(ドリップコーヒーにクリームを2ショット、砂糖を2スクープ加えたもの) のインスタントコーヒーもあります。日本の家族や友人にその甘さを体験してみてもらうのもいいかもしれません。

 

16. 地元ロースターのコーヒー

Tim Hortonsだけでなく、バンクーバーでも人気のある地元ロースターで販売されているコーヒー豆を購入するのも良いかと思います。また、スーパーなどで人気店のコーヒー豆も棚に並んでいます。

17. お茶・紅茶(Murchie’sなど)

お茶や紅茶が好きな日本の友人にお土産をプレゼントしたい人も多いのではないでしょうか?

バンクーバーにもティーショップは数多くあるので、お気に入りのお店の商品を贈るのも良さそうです。ここでは有名どころを3ヵ所ピックアップして紹介します。

  • DAVIDsTEA
  • カナダ最大手のティースペシャリティチェーン。季節限定フレーバーがあれば、お土産としても特別感が増します。10種類以上がセットになったサンプラーもオススメ。

  • Murchie’s
  • 1894年から運営されている老舗ティーブランド。グレーターバンクーバーとグレータービクトリアに複数の直営店を構えている。パッケージも気品のあるおしゃれなものが多く、お土産にもぴったり。CANADIAN SELECTIONというカナダ感溢れる商品もある。

  • Granville Island Tea Company
  • 1999年創業。バンクーバーの人気観光地グランビルアイランドのパブリックマーケット内に店舗を構える。

18. カナディアンウイスキー(例:Crown Royal)

お酒好きの家族や友人にカナダのものを送りたいという人も多いはず。ウイスキーであれば、1939年にエリザベス女王即位式を祝して発売されたカナダを代表するプレミアムブランド Crown Royal(クラウン・ロイヤル)はいかがでしょうか?

定番は 「Crown Royal Deluxe」 で、バニラ、オーク、バタースコッチのほのかな香りに、クローブとナツメグのニュアンスが加わり、クラウンロイヤルならではの滑らかな余韻が広がります。また、「Crown Royal Northern Harvest Rye」は、ライ麦使用でスパイシーな余韻が楽しめます。

ちなみにCrown Royalではありませんが、Sweet Sippin’ Canadian Maple Whiskyという、メープルリーフを模したユニークなボトルシェイプでギフトやお土産にも映える商品もあります。

日本の税関は、個人的に使用すると認められるものに限り、入国者一人当たり酒類は1本760mlのものを3本までなら免税としています。20歳未満の場合は「酒類」と「たばこ」は免税になりません。

19. カナダ産アイスワイン

カナダ産アイスワインは、極寒の冬に樹上で凍結したブドウを収穫し、凍ったままゆっくりと圧搾することで得られる、究極のデザートワインです。蜂蜜のようにとろりと甘く、豊かな果実香が口いっぱいに広がります。

オンタリオ州のナイアガラ半島はアイスワインで特に有名。また、ブリティッシュコロンビア州のオカナガンエリアも、良質のアイスワインを生産しています。バンクーバー国際空港でも購入可能なので、日本帰国直前にチェックするのも良いかと思います。

ちなみにアイスワインを使ったチョコレートもカナダ土産の定番です。

日本の税関は、個人的に使用すると認められるものに限り、入国者一人当たり酒類は1本760mlのものを3本までなら免税としています。20歳未満の場合は「酒類」と「たばこ」は免税になりません。

20. クラフトビール

バンクーバーには、多彩かつ個性的なクラフトビール醸造所(ブリュワリー)が点在しており、お土産にも喜ばれるビンや缶ビールが手に入ります。BC Liquorでも購入できるので、手に入れやすさも魅力です。

(例)
Parallel 49 Brewing Company
Steamworks Brewing Company
Granville Island Brewing

日本の税関は、個人的に使用すると認められるものに限り、入国者一人当たり酒類は1本760mlのものを3本までなら免税としています。20歳未満の場合は「酒類」と「たばこ」は免税になりません。

おみやげ:ファッション

21. Roots(ルーツ)

1973年、オンタリオ州トロント創業のカジュアルブランド。湖・森の風景を想起させるナチュラルカラーとロゴで、ロゴ入りスウェットやトラッカージャケットが定番で、男女問わず人気です。ナイアガラ五輪やバルセロナ五輪の公式チームウェアを担当したこともあり、国民的に愛されています。

ビーバーのロゴが入ったアイテムは、見るだけでカナダでの思い出が蘇ってきそうではないでしょうか?自分へのプレゼントにもオススメです。季節限定のデザインもあるので、見逃せません。

22. Lululemon(ルルレモン)

ヨガが人気なバンクーバー発のアスレティックウェアブランド。機能性とデザイン性を両立したレギンスやトップスがギフトに最適。バンクーバーの街を歩いていると、ルルレモンのロゴマークの付いた服を着ている人をよく見かけます。ジムに行っても、ルルレモンのトレーニングウェアを着ている人も多いです。

日本でもルルレモンを購入できる場所はありますが、せっかくならカナダで購入したものをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?特にヨガやスポーツ好きの方には喜ばれるかもしれません。

また、少なくとも2028年のオリンピックまで、カナダチームの公式ウェアを独占的に制作することになっているので、チームカナダデザインのアイテムを自分用のお土産に買うのもオススメ。(ミニベルトバッグがかわいいです)

ちなみに、創業者チップ・ウィルソンが日本人の発音能力を茶化した差別的なコメントをした(本人は否定)ことで、ルルレモンを嫌う人も多いかもしれません。チップ・ウィルソンは2015年2月に取締役会を正式に退任し、現在もLululemonの主要個人株主であるものの、オペレーションには無関係とのことです。

23. Tim Hortonsのアパレル

先ほども登場したカナダ人に愛されているTim Hortons。食品だけでなく、アパレルも展開しており、お土産にぴったりのデザインも多いです。特にTims Canada CollectionRetro の洋服はファッション性も高く、普段着にもぴったり。

自分用に購入して、日本でTim Hortonsの服を着て街に出れば、カナダ好きの人の目に留まること間違いなしです。

24. Arc’teryx(アークテリクス)

カナダBC州バンクーバー発のアウトドア向け高機能アパレルブランドがArc’teryxです。ハイテク素材を用いたジャケットやバッグが世界的評価を得ていて、バンクーバーの街を歩いているとArc’teryxを身に着けている人を多く見かけます。(特に冬はArc’teryxのジャケットを着ている人が多い印象)ロゴはArc’teryx(始祖鳥)の化石がモチーフです。

デザイン性にも優れていて、都市でも山でも映えます。

25. Aritzia(アリツィア)

カナダ・バンクーバー発の「エブリデイ・ラグジュアリー(Everyday Luxury)」を掲げるブランド。1984年にバンクーバーのオークリッジ・センターに第1号店をオープンしてから、現在は北米に多くの店舗を出店しています。

若年女性向けのライフスタイルウェアが中心で、Super Puff™ などの自社ブランドを多数展開中。洗練されたミニマルデザインで、若年層や女性から圧倒的に人気です。

26. UNIQLO(ユニクロ)メトロタウン店

メトロタウンのユニクロ限定で、お土産に良さそうなご当地デザインのTシャツが常時販売されています。これは Trip Poster のデザインが採用されていて、レトロ感のあるポスターがTシャツに印刷されています。

バンクーバーのことを知っている人には、より喜んでもらえそうなアイテムですが、日本に完全帰国するという方は自分へのプレゼントにも良いかもしれません。バーナビーやニューウェストミンスター、ガスタウンのデザインも以前訪れたときに販売されていました。

27. Herschel Supply Co.

日本にも2018年に直営店が上陸したことのあるハーシェルサプライ(Herschel Supply)。バックパックやアパレル、アクセサリーなどを中心に販売するカナダBC州バンクーバー発祥のブランドです。

特にバックパックが人気ですが、ハーシェルデザインのカナダ・バンクーバー土産に向いているデザインTシャツも販売されているので、ぜひお店でチェックしてみてください。

28. Canada Goose

1957年にトロントの小さな倉庫で創業したカナダグースは、今では世界有数の高機能ラグジュアリーアパレルメーカーとして知られています。バンクーバーにはCF Pacific Centre(701 West Georgia Street)に店舗があります。

オンタリオ州トロントにあるCF Sherway Gardensでは、カナダグースのブランドにとって初の試みとなるコンセプトストア「The Journey: A Canada Goose Experience」があり、ガイド付きでインタラクティブな体験型空間を通して、ラグジュアリーショッピングをすることができます。店内にある次世代のコールドルームでパーカーの着心地を確かめることができるので、トロントを訪れる際には行ってみてはいかがでしょうか?

決して安くは無いので、カナダ生活で頑張った自分へのごほうびにカナダグースのジャケットなどを買うのもいいかもしれません。小物類(帽子や手袋)もギフトに最適です。

29. OVO:October’s Very Own(オーヴィーオー)

カナダ・トロント出身の世界的ラッパー Drake(ドレイク)が2012年に立ち上げたライフスタイルブランドです。パーカー、Tシャツ、キャップ、スウェットパンツなどのストリートウェアを中心に展開しており、特徴的なフクロウ(owl)マークが若者に人気です。

Drakeファンの方はもちろん、ストリートウェアが好きな日本の友人への購入を検討してみてはいかがでしょうか?

30. Matt & Nat

1995年モントリオール発のヴィーガンレザー(合皮)バッグ・財布ブランド。シンプルで洗練されたデザインが、エコ・サステナブル志向の方に喜ばれます。

環境への思いやりから、製品に動物性のものを使うことをやめ、出来るだけ環境にやさしい素材を使用していて、多くの海外セレブも愛用しています。シンプルでありながらモダンでスタイリッシュなデザインです。

おみやげ:雑貨

31. Starbucks地域限定マグカップ

世界各地のスターバックスで展開されている「Been There Series」。ご当地デザインのマグカップです。バンクーバー版やブリティッシュコロンビア州版、そしてカナダ版がバンクーバーで手に入ります。

その他にも、BC州ウィスラーやオンタリオ州、ナイアガラフォールズ、トロント、ケベック、アトランティックカナダ、バンフなどがあり、カナダだけでも全部揃えたくなります。

32. Tim Hortonsトラベルコレクションマグ

ご当地マグでいうと、Tim Hortonsも扱っています。Travel Collectionは、カナダをテーマにした陶器のマグカップとステンレススチールのトラベルマグで、カナダの多様な自然美をデザインしています。陶器のマグカップには、カナダ人アーティスト、Av Wuによるオリジナルアートワークが描かれています。

店頭で扱っているところも一部ありますが、見つからないという方は、オンラインのTimshopでも購入可能です。12種類のセット商品もあります。

サスカチュワンやマニトバ、プリンスエドワード島、ニューファンドランド・ラブラドールなどのデザインマグも販売されています。

33. No Nameグッズ

カナダの「no name(ノー・ネーム)」は、大手食品小売チェーン Loblaw Companies Limited (ロブロー・カンパニーズ)のプライベートブランド(自社ブランド)です。黄色地に太い黒文字という極めてシンプルなデザインのパッケージが目を引きます。取扱いは主に Loblaws 系スーパーストア(Real Canadian Superstore、Superstore、No Frills など)の一部売場で、店舗によって在庫が異なります。(LifeVancouverスタッフの生活範囲だと、No Frillsでたまに見かけるのですが、常時販売されているのかは不明)

ランチバッグやアウトドアチェア、ウォーターボトルなどがいつものデザインになっていて、ミニマルで意外と(?)スタイリッシュに見えるかもしれません。

34. HBC stripesグッズ

カナダ最古の企業として知られていた百貨店Hudson’s Bay。白をベースに緑・赤・黄・青色のラインが入ったデザインの商品「HBC stripes」はカナダの伝統の象徴ともいえます。

2025年にはその長い歴史(350年以上)に幕が閉じられましたが、Canadian TireがHBC stripesとHBCブランドの知的財産権を3,000万ドルで買収したため、今後Canadian Tireがその伝統を継承するようで期待したいですね。(既存のものは ebay などで手に入れることができますが、通常よりお値段高めかもしれません)

35. BeaverTails (ビーバーテイルズ)グッズ

BeaverTails(ビーバーテイルズ)は、1978年にオンタリオ州で創業した揚げドーナツ専門チェーンです。手で薄く引き伸ばした生地を“ビーバーのしっぽ”の形に成形し、各種トッピングを施して提供しています。カナダ国内では100店舗以上と広く展開しており、カナダらしいビジュアル(ビーバーは国獣)と素朴な美味しさが人気です。カナダに暮らしている方は、一度は食べたことがあるのではないでしょうか?

鮮度の問題から揚げドーナツを日本まで持って帰りたいという方はなかなかいないかと思うのですが、一部店舗ではセーターなどのビーバーテイルズの洋服やグッズも購入可能です。カナダらしいお土産を求める方は店舗を一度訪れてみるのもいいかもしれません。店舗を探すには公式のウェブサイトをチェック。

36. Translinkグッズ

バンクーバーに来たことがある人であれば、誰もが一度は使うであろう公共交通機関 Translink。そのTranslinkのオリジナルグッズがオンラインストアで購入できます。

普通のお土産屋では手に入らないような、Translinkならではのトランジットマップパズルやトランジットマップのポスター、そしてアパレルなども販売されています。自分へのお土産にもぴったりなので、日本への帰国前にぜひ手に入れてみてください。

たまにグッズを販売するポップアップショップも出ています。

37. アイスホッケーグッズ(Vancouver Canucksなど)


(Rogers Arena内にあるカナックスグッズを扱うVanbase)

カナダの国技であるアイスホッケー。試合の日は特に、街を歩いていると自身の推しチームのユニフォームを着た方を多く見かけます。

カナックス以外にもトロント・メープルリーフス、モントリオール・カナディアンズなど、推しのNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)所属チームのグッズを手に入れてはいかがでしょうか?オンラインの NHL SHOP でカナックスのオフィシャルショップもあります。

38. アイスホッケー以外のスポーツチームグッズ(Toronto Blue JaysやToronto Raptorsなど)

カナダはアイスホッケーというイメージが強いかもしれませんが、他のスポーツも盛んです。皆さんが応援するチームのグッズを自分へのお土産として購入するのも良さそうです。

  • NBA(バスケットボール):トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)
  • MLB(野球):トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)
  • CFL(カナディアンフットボール):BCライオンズ(BC Lions)
  • MLS(サッカー):バンクーバー・ホワイトキャップス(Vancouver Whitecaps FC)
  • MLS(サッカー):トロントFC(Toronto FC)

39. インディジネス関連

カナダのお土産に人気なのが、インディジネス関連の商品です。インディジネスアーティストの手がける工芸品は、どれもカナダでしか買えない価値がある一品と言えそうです。こうした製品を選ぶことで、観光収益がコミュニティに直接還元され、文化の継承を支援できます。

Indigenous Tourism BCのウェブサイトにギャラリーや文化センター等も紹介されているので、ぜひ確認してみてください。

40. カナダを代表する動物のぬいぐるみ

カナダのスーベニアショップで定番といえば、ぬいぐるみです。騎馬警官デザインの赤い制服を着た熊やムース、ビーバーなどが人気です。

LifeVancouverスタッフはRootsで販売されているビーバーのぬいぐるみが個人的に好きです。定番のパーカータイプだけでなく、季節やイベントごとにさまざまなテーマ・スタイルで展開されています。大ヒット映画Wickedとコラボしたときも、映画をイメージした服を着たぬいぐるみが販売されていました。

41. カナダ王立騎馬警察(RCMP)グッズ

カナダ王立騎馬警察(RCMP)グッズの正規販売店がバンクーバー(767 West Cordova Street)またはオンラインショップにあるのをご存知でしょうか?

ギフトショップでは、シャツ、帽子、スウェット、シャツ、アウターなどアパレルを豊富に取り揃えています。また、フィギュア、ぬいぐるみ、ジュエリー、記念品など、ギフトに最適な商品があるので、ぜひ一度チェックしてみてください。カナダ王立騎馬警察の赤いユニフォームを着た動物たちのぬいぐるみも、もちろん購入できます。

42. カナダデー(Canada Day)グッズ

カナダの誕生日カナダ・デーは7月1日。毎年この時期が近づくと、Dollarama などでカナダモチーフの商品がいつもより多く販売されている印象があるので、バラまき用のお土産をここで購入するのもオススメです。念のため説明すると、Dollaramaはカナダでいう100円ショップ的な場所です。

2025年6月下旬にDallaramaで販売されていた商品の例

  • カナダデザインのサングラス
  • カナダ国旗
  • カナダデザインの提灯
  • カナダ国旗デザインのトランプ
  • 真っ赤な帽子
  • カナダパーカーを着せたようなデザインのノートブック
  • カナダデザインの水筒
  • 犬に着せるカナダデザインの服
  • 熊のぬいぐるみ

43.カナダ造幣局発行のコイン

コレクションするのが好きという方もいるかと思います。カナダ造幣局(Royal Canadian Mint)はデザイン性が高く、コレクションに最適なデザインのコインを発行しています。それを自分へのお土産として持って帰るのもオススメします。

また、Classic Uncirculated Coin Setは通常流通している硬貨6種(5セント/10セント/25セント/50セント/1ドル/2ドル)を未使用のままセットにした手軽にコレクションできる定番品です。カナダで最も流通の少ない硬貨、50セント硬貨がこのセットに含まれています。(日常で見かける機会はほぼほぼ無いかと思いますが、法定通貨として現在も発行されています)

44. ネフライト/翡翠(軟玉)

ネフライト(jade nephrite)は日本では軟玉(なんぎょく)と呼ばれるもの。カナダで採れるのは主にネフライトで、中国やミャンマー産のジェダイト(硬玉)とは異なります。また、ジェダイトとネフライトは翡翠(ヒスイ)と総称されています。

特にブリティッシュ・コロンビア州北部は世界有数の良質なネフライト産地として知られているため、ギフトショップでネフライトのアクセサリーや置物などが購入可能です。ローカルアーティストのハンドメイド作品などを探すのもオススメです。

45. イヌクシュク(Inukshuk)グッズ

カナダを象徴するシンボルのひとつで、お土産としても非常に人気があるイヌクシュク。「人を支える存在」や「道を示すもの」という意味を持ちます。2010年バンクーバー冬季オリンピックのロゴは、イヌクシュクをモチーフにしていたのも記憶に新しいです。

ギフトショップに行くと、イヌクシュクのミニチュア置物からマグネットなど手軽に持ち帰れるものが多く販売されているので、ぜひ確認してみてください。写真のものはグランビルアイランドのパブリックマーケット近くにあるギフトショップです。

ちなみにバンクーバーではEnglish Bayに高さは約6メートルという大きなイヌクシュクがあり、フォトスポットにもなっています。

46. Sajeのエッセンシャルオイル

1992年、バンクーバー・ロンズデールキーにて生まれた自然派アロマブランド。カナダ国内だけでなく米国にも展開しています。100%天然由来の商品にこだわっていて、製品づくりに動物実験は一切行わないことを公言しています。

Peppermint Haloは、頭痛を感じるときに肩や首などに塗る商品で、Sajeの商品の中でもベストセラーとなっています。軽量の商品が多く、日本へのお土産としてもかさばらないので、ありがたいです。

47. カナダの薬局で買える歯磨き粉

日本では手に入りにくいブランドをリーズナブルに試せる点と実用性を兼ね備えているため、カナダ在住日本人がお土産に選ぶことが多いようです。

また、カナダのホワイトニング歯磨き粉には、日本の市販品では認められていない漂白成分が配合されているものが多く、その分化学的に強いホワイトニング効果を期待できるといわれています。

日本でも輸入品はまだ高価。お土産として手軽に試せると、相手も「自分では買わないけど使ってみたい」という好奇心をくすぐられるかもしれません。

※帰国の際は手荷物ではなく、必ず預入荷物に入れてください。歯磨き粉を機内持ち込みする場合は「100 mL以下の容器で1リットルバッグに入れる」ことを必ず守ってください。

クロネコヤマトの国際宅急便ではホワイトニング製品(過酸化物成分を含む歯磨き粉・ストリップス)は送れません。(Ingredientsでは Hydrogen Peroxide という表記が対象となります)

おみやげ:コスメ

48. M·A·C Cosmetics

1984年にトロントで創業したブランドが M·A·C Cosmetics。多彩なシェードと高発色のリップで知られ、世界中のメイクアップアーティストにも愛用されています。おしゃれなデザインのパッケージはギフト映え間違いなしで、コスメ好きの友人や家族へのお土産として喜ばれること請け合いです。

49. The Ordinary

2013年にトロントで設立されたスキンケア企業「DECIEM」の主力ブランドが The Ordinary です。高機能成分をシンプル処方で低価格に提供するモデルが大ヒット。今では日本でも購入することができますが、カナダ土産の定番として日本人にも人気があるイメージです。

毎年あるかどうかは言い切れないのですが、例年11月頃に1カ月ほど続く大きなセールが行われているので、その際にお土産用にまとめ買いするのもいいかもしれません。

「パッケージが似ているのでどれを買えばいいか分からない・・・」という方は、ぜひメトロタウンやダウンタウンにあるお店に足を運んで、店員さんにオススメを聞いてみてください。

50. Cheekbone Beauty

2016年にオンタリオ州セントキャサリンズ出身のジェン・ハーパーが創業した、カナダ初となるインディジネスオーナーによるコスメブランドCheekbone Beauty

インディジネスの教えとジェン自身のルーツに基づた製品は、サステナブルで高品質、ヴィーガン、そしてクルエルティフリーとなっています。オンラインストアでどんな商品があるのか、確認してみてください。

 

カナダから日本へ持って帰れないものもあるので注意

最後になりますが、肉製品などのおみやげについては注意が必要です。

日本の動物検疫所は牛・豚・鶏などから得られた成分を「肉・臓器等」と定義し、ジャーキーやハムだけでなくスープ/ブロス、ブイヨンキューブ、ラーメンの粉末スープなど あらゆる加工形態を検査対象に含めています。

おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しく、カナダから肉製品・動物由来製品のほとんどは日本へ持ち込めないことを留意して、お土産を選んでください。

また、お酒の場合は、個人的に使用すると認められるものに限り、入国者一人当たり酒類は1本760mlのものを3本までなら免税となります。20歳未満の場合は酒類とたばこは免税にならないので、こちらも注意しましょう。

この記事が皆さんのお土産選びの参考に少しでもなれば幸いです。

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