バンクーバーに長く住んでいるという方でも、バンクーバー警察博物館には行ったことが無い人もいるのではないでしょうか？

photo from Vancouver Police Museum & Archives

バンクーバー警察博物館はあまり治安のよくないエリア(240 E Cordova St)にあるので、行くのを避けている方もいるかもしれませんが、貴重な学習・体験ができる場所として知られています。

今回はLifeVancouverスタッフがバンクーバー警察博物館を実際に訪れてきたので、写真たっぷりに館内の様子をお伝えしたいと思います。

 

北米で最も古い警察博物館といわれるバンクーバー警察博物館(Vanouver Police Museum)に行ってきた！

バンクーバー警察博物館は正式名をバンクーバー警察博物館＆文書館(Vancouver Police Museum and Archives)といい、パウエル祭が毎年開催されるオッペンハイマー公園の近くにあります。

北米で最も古い警察博物館として知られていて、Ciry of Vancouverの Heritage Building にも指定されています。

Vancouver Police Historical Societyというチャリティー団体によって運営されていて、没収された犯罪に関わる凶器や遺物、偽造貨幣のような貴重な資料が多数展示されています。

また、警察博物館ならではの部屋（後で紹介します）もあり、一風変わった体験ができますよ。

LifeVancouverスタッフがバンクーバー警察博物館を訪れた際は、建物のそばにパトカーも停まっていた（実際よく停まっている）ので、ついでに写真を撮りました！博物館に入る前にテンションが上がります。

実はこのレンガ造りの博物館、かつては病院として使用されていた場所なんですね。外観も雰囲気があります。

館内に入るとまず小さな階段がありました。(けっこう暗い)

上の写真のステンドグラスがまず目に入りました。なかなか味わいがありませんか？階段を上がるとホールに出て、受付がありました。

受付の近くには、警察ロボ(動かない)もいたので Say Hi をして、受付で入場料を支払いました。(2019年2月現在 大人 12ドル)

個人的に想像よりけっこうコンパクトな博物館で、そのこじんまりとしたスペースに所狭しと展示品がありました。例えば、

実物大の騎馬隊の模型に、

憧れの白バイ隊バイクもありました。カッコいい！

ヘルメットの歴史も・・・。時代とともにデザインも変わっているのですね。

さらに紙幣についてのコーナーも・・・！

まじまじとお札を見ると、偽造防止のための工夫がすごかったですよ。個人的にとても勉強になりました。

その他にも様々な所蔵品が展示されていて、こじんまりとした博物館ながら、ひとつひとつをじっくり見ていたらけっこう時間を要する感じでした。

 

バンクーバー警察博物館でLifeVancouverスタッフが特に印象に残ったもの3つ

ここからは、LifeVancouverスタッフが特に印象に残った展示物３つを簡単に紹介しようと思います。

 

1.牢屋

博物館の一部では一室の牢屋が再現されていて、用を足すスペースや食事のプレート、囚人服などが展示されていました。

LifeVancouverスタッフは初めて牢屋を見たのですが、「牢屋ってこんなに狭いのか・・・」と驚きました。

ちなみに、牢屋の中に入って記念写真を撮ることも可能なので、ぜひここで記念写真を撮ってみてください。上の写真は、牢屋に入った友人を撮影してみました。

子どもたちも楽しそう↓

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Who else has some hooligans that need the ultimate time out?! Thanks for letting us share @jessmcilroy #kids #museum #jailbird #vancouver

Vancouver Police Museumさん(@policemuseum)がシェアした投稿 – 2018年 9月月6日午後1時29分PDT

 

2.遺体安置所(Morgue)

なんと遺体安置所でも展示が行われていて、ここではバンクーバーで本当に起きた有名な事件を知ることができます。

実際に殺人に使用された凶器も展示されていて、事件が起きた当時を想像しながら説明文を読んだりしました。

遺体安置所は清潔に保たれていて全く入ることに問題はなかったのですが、もし気味が悪いから遠慮したいという人はもちろん入らなくてもOKなので、気が向く人だけ行ってみてください。

 

3.検死解剖室

博物館内でちょっと空気感が違うと思ったのが、遺体安置室を抜けたところにある検死解剖室。

実際に使われていた部屋だからこそのリアル感があって、興味深く見学しました。もし解剖室で写真を撮るのが気にならない方は、ここで記念写真を撮るのも個人的にオススメです。

 

最後に：こじんまりした博物館だからこそ、ゆっくりじっくり展示を楽しもう。遺体安置室で映画上映会も

ということで、約1時間半くらいの滞在で見学を終えました。
LifeVancouverスタッフが訪れた際は、自分を含めてお客様も6人くらいだったので、のんびりじっくりと展示を楽しむことができました。

photo from vancouverpolicemuseum.ca

ちなみに、遺体安置室(！)では「Movies in the morgue」という名で映画上映会も開催されています。普段の映画館とは一味違う体験ができそうですよ。

展示は今回写真で紹介したもの以外にもたくさんあるので、ぜひ一度訪れてみてください。子どもを連れて行っても、勉強になると思います！