【英語ライフno.149】今冬の大雪対策は万全?バンクーバー市が融雪剤確保に急ぐ!

   
  

今回の和訳記事は Vancouver Sun のニュース記事から抜粋です!

Vancouver boosts salt supply as it readies for snowy winter

Vancouver is bringing more salt to the table as it prepares to battle Old Man Winter’s worst.

The city, which was ill-prepared for last winter’s record snowfalls and freezing temperatures that paralyzed parts of the region, has boosted its snow response plans for this season.

Vancouver boosts salt supply as it readies for snowy winter

音声チェック

この英文記事を読んでみましたので、単語などの発音の参考にしてみてくださいね。

和訳

市は大雪に備え、十分な融雪剤の確保を

バンクーバー市は「冬将軍」の到来に備え、融雪剤の十分な確保を急いでいます。

去年、記録的大雪と寒冷な気候への対策が不十分だったバンクーバー市。今年の冬は万全の状態で挑みます。

ポイントとなる単語
1. Bring to the table:確保
2. Old Man Winter:冬将軍
3. ill-prepared:対策が不十分

単語の使い方

■ Bring to the table
Bring to the tableはこの場合「確保」という意味で使われています。「有益なものを提供する」、「会議などで良い提案を出す」などの意味もあります。

to table の様に、テーブルを動詞として使う表現もあります。例えばビジネスの場で「この提案については話し合いましょう」という意味で、bring this discussion to the table と使えます。逆に to shelve で「棚上げ・保留」となります。

 

■ Old Man Winter
Old Man Winterは日本語一番近いのは「冬将軍」だと思います。「冬」を擬人化した言い方ですね。ただ、日本語の場合は厳しい冬を連想しますが、どちらかというと「白髪の老人」のイメージですね。言葉自体に特に意味はなく、単なる冬の別名的存在です。
また、厳しい寒さ、大雪など、特に何かを示すわけではなく、冬・Winter の代わりに使う呼び方です。

 

■ ill-prepared
ill-prepared「対策が不十分」と訳せます。フレーズで紹介します。

– I was totally ill-prepared for the exam
-「試験は完全に勉強不足・・・全滅だったよ」

– Well, you don’t want to be ill-prepared right?
-「でもほら、準備不足で後悔したくないでしょ?」

記事の解説

バンクーバーは、すっかり冬らしくなってきましたね!去年は異常なほど寒かったですが、今年も負けないぐらい寒くなるそうです。

Vancouver Sunの情報によると、通常2,700トン用意していた融雪剤の量を今年の冬は8,000トン分用意するそうです。およそ3倍!

また、雪対策の総予算も通常のおよそ2倍となり、新たに除雪トラックの購入など、例年以上に力を入れているということです。

去年のように、歩道が長い間ツルツルにならないことを願います。


今回の記事の原文はこちらから Vancouver boosts salt supply as it readies for snowy winter

Mune から今日の「英語ライフ」をお送りました。それではまた次回(^^♪♪

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