まもなく開幕される第34回バンクーバー国際映画祭、通称VIFF
今年も世界70を超える国々から350作品以上が集結!
その作品たちが9/24〜10/9の期間中、バンクーバーの劇場にて上映されます。
今回はVIFFを楽しむために基本となる4ステップをご紹介します!
ステップ(1)見たい作品をピックアップ
まずはなんといっても日本映画をチェックしたいところ!今回の日本映画作品はこちらの記事でまとめていますのでぜひ参考に!↓
VIFFでは毎年いろんなジャンル分けをして作品を紹介しています。
今年は34ジャンルに分けられていますので、気になるジャンルがあればその中からピックアップするのもよいでしょう!
その中でも、LVスタッフがオススメしたいジャンルがこちら↓
★Art and Letter
文字通り、アートと文学の映画たち。映画を通して音楽やダンス、建築、絵画などに触れることができるので、アート好きさんにオススメです。
★Dragon & Tigers
ドラゴン&タイガーという言葉からのイメージ通り、日本、中国、香港、台湾、韓国といった東アジアの国の映画たち。VIFFのトニーさんというステキなおじさんが、毎年日本を含む東アジアの国々から、優れた作品たちをこの映画祭で紹介してくれるのです。トニーさんは、前回の「バンクーバーの朝日」の記者会見で監督や妻夫木さん達とともに登壇しています。
★On Comedy
コメディー作品というだけでなく、コメディアンにも焦点をあてた作品も含まれます。中でも世界的に人気なイギリスのコメディアン、ラッセル・ブラッドさんのドキュメンタリーは、元妻のケイティー・ペリーさんとの結婚生活話も出てくるようでファンが注目している作品のようです。
★Altered States
Altered statesとは1979年に公開されたアメリカのSF映画で(邦題は「未知への挑戦」)、その狂気に満ちたストーリーや幻覚映像などで有名な作品らしいのですが、そういった系統につながる、なんとも奇妙キテレツなジャンル分けしにくい映画たち。B級SFやホラー、オカルトなど、とりあえず「ヤバい感じ」の変わった映画が好きな方にオススメ。
★BC Spotlight
BC州の映画制作者たちにスポットライトを当てる機会を、ということで2013年から始まったジャンル。今年の作品の中で特にスタッフが気になっているのが、「Debris」というタイトルの15分のショートフィルム。
瓦礫を意味するこのタイトルですが、東日本大震災の津波の被害で日本からトフィーノの海岸に流れ着いた漂着物を拾い集め、追悼作品をつくっている一人のアーティストさんについてのドキュメンタリー映像です。
ステップ(2)スケジュールを確認
期間中のスケジュールガイドはVIFF公式サイトからPDFがダウンロードできます。
公式スケジュール表PDFリンク先
他にも、映画館や書店でプログラムガイドが無料配布されていますので、そちらを入手してもスケジュールが確認できます。配布場所はこちらから。
VIFF GUIDES ARE IN, and they are B-E-A-UTIFUL! pic.twitter.com/HJArOmY9Bw
— Vancouver Film Fest (@VIFFest) September 3, 2015
ステップ(3)チケットを購入
チケットの購入は、オンラインでも窓口でも可能。
人気作品から売れ出すので、見たい作品が決まっていればオンラインで早めに購入しておくことをオススメします!
オンライン
VIFF公式サイトから購入できます。
VIFFはフェスティバル対象以外の他のチケットも取り扱っているので、見たい作品名で検索すると探しやすいです。
購入後、Eメールにてチケット情報が送られてきますので、当日劇場へプリントアウトして持参するか、スマホなどの画面に表示して提示します。
窓口
開催前日9/23までは、VIFF拠点となるVancity theatre(1181 Seymour Street)の窓口のみにて販売中。月曜から土曜は正午〜午後7時、日曜は午後2時〜午後9時の時間帯に購入可能です。開催期間中(9/24~10/9)は、各劇場窓口でもチケット購入できます。
チケットの料金は、以下の通り。もし6作品以上観る場合は、パックがお得!
シングルチケット
大人/14ドル ※但し、平日午後6時前の上映は12ドル
学生(18歳以上)・65歳以上シニア/12ドル
18歳以下(Youth対象の作品のみ)/10ドル
※詳しくはこちらから
チケットパック
●学生用5枚/55ドル
●6枚/78ドル
●10枚/120ドル
●20枚/230ドル
●30枚/330ドル
※詳しくはこちらから
パス
すべての作品観放題なパスは種類がいろいろあります!31作品以上みる方や、通常では入れない事前上映会や開会や閉会イベントに参加したい人にはオススメです。
※詳しくはこちらから
【パスの一例】
●フェスティバルパス/420ドル
全作品見放題+開閉会イベント、事前上映会に参加が可能
●65歳以上シニアパス・学生パス(18歳以上)/330ドル
全作品見放題+開閉会イベント、事前上映会に参加が可能
●平日午後6時前パス/180ドル
平日午後6時前に上映される作品は全て見放題+事前上映会に参加が可能
●プレミアムパス/900ドル
開閉会イベント、事前上映会に加え、5分前までにシートを予約しておけるというVIP待遇
また、今年からはVIFFの公式アプリがリリースされ、スケジュールチェックからチケット購入までアプリでできるようになりました。
ステップ(4)劇場へGO!
作品が上映される劇場は以下の7つ。
コマーシャルにあるRIO以外はどれもダウンタウン圏内にある劇場なので、
同じ日に見たい作品がいくつかあっても、劇場ハシゴしちゃえば行けそうですネ。
★The Centre for the Performing Arts (CENT)
777 Homer Street (at Robson)
★The Cinematheque (CINE)
1131 Howe Street (at Helmcken)
★Cineplex Odeon International Village
88 West Pender Street (at Abbott)
★Rio Theatre (RIO)
1660 East Broadway (at Commercial)
★SFU’S Goldcorp Centre for the Arts (SFU)
149 West Hastings Street (between Cambie and Abbott inside SFU Woodwards)
★Vancity Theatre
1181 Seymour Street (at Davie)
★Vancouver Playhouse (PLAY)
600 Hamilton Street (at Dunsmuir)