最近は午後8時頃まで明るいので、仕事や学校帰りにビーチに行く方も多いのではないでしょうか?
2015年4月13日(月)のバンクーバーの日の出は6:25 a.m.、日の入りは8:02 p.m.で日照時間は13時間36分44秒で、これから6月21日(日)まで少しずつ長くなっていきます。
因みに、同日の東京の日の出は5:11 a.m.、日の入りは6:11 p.m.で日照時間は13時間0分28秒と、約36分バンクーバーの方が長いのです。しかも、夜の時間が長いので、日本にいるときよりも、お得な気分になります。
今回は四方を海と山に囲まれたバンクーバーのビーチと2015年のビーチ・イベントをご紹介します。
イングリッシュ・ベイ・ビーチ(English Bay Beach)
イングリッシュ・ベイ・ビーチはダウンタウンの南側にあり、夏には夕日を眺めたり、日光浴をしたり、ビーチバレーをしたり、水遊びをする人たちで常に賑わっています。
ビーチ沿いにはCactus Club, Milestones, The BoatHouse Restaurantなどの人気レストランがあり、キレイな景色を見ながら食事やお酒を楽しむことができます。
また、1990年から毎年開催されているHonda Celebration of Light(3カ国が競い合う花火大会)では、花火が一番キレイに見える場所として大勢の人が集まります。
1990年から毎年開催されているHonda Celebration of Light(3カ国が競い合う花火大会)では、最も人気の観賞スポットです。
7月25日(土):中国(by Team Lidu)
7月29日(水):ブラジル(by Group Vision Show)
8月1日(土):カナダ(by Archangel Fireworks)
*花火の打ち上げ時刻は10:00 p.m.-10:25 p.m
昨年はアメリカ、フランス、日本が参加し、日本が優勝しました。
Global BCが公開したチーム日本の花火映像はこちら↓
昨年の感動がよみがえってきますね。今年はどこが優勝するのでしょうか?
セカンド・ビーチ(Second Beach)
photo from Wikimedia Commons
セカンド・ビーチはイングリッシュ・ベイからスタンレー・パークに入ってすぐの所にあり、ピクニックやBBQ、バスケットをする人たちで賑わいます。BBQができる場所は芝生で覆われていて、水道やトイレなどの設備も整っています。
7月から9月にかけて、この大自然の中に巨大なスクリーンが設置され、毎週火曜日の夜に映画が上映されます。今年の開催予定はまだ発表されていませんが、夏の夜空の下で友人や地元の人たちと一緒に観る映画は格別です!しかも無料というお得感もあります。
また夏の間だけオープンするセカンド・ビーチ・プール(Second Beach Pool)と呼ばれるアウトドア・スイミングプールもあり、子供連れの家族で賑わいます。プールの目の前にはどこまでも続く海が広がっています。
今年も大自然の中でアウトドア・シネマが楽しめますように!
サンセット・ビーチ(Sunset Beach)
サンセット・ビーチはイングリッシュ・ベイの南に位置し、ランニングしたり、サンセットを眺めたり、犬の散歩をしたりと、憩いのひと時を過ごすのに最適な場所です。
サンセット・ビーチからイングリッシュ・ベイに向かう途中には2010年冬季オリンピック公式エンブレムのデザイン元となった、大きなイヌクシュクの石像があり、観光客であふれています。
イヌクシュクの頭の上にはよく鳥がとまっていて、海とサンセットを背景に、沢山の人が代わり交代で写真撮影をしています。
サンセットビーチが最も賑わうのは8月のプライド・パレードの日です。
サンセットビーチはプライド・パレードの終着点であり、フェスティバル会場になっていています。大胆な格好をした人たちが沢山いて、目のやり場に困ります。
8月2日(日)、12:00 p.m.-3:00 p.m.に予定されています。
行進人数8万人、総動員約60万人を数える、カナダ西部最大級のプライド・パレード、お見逃しなく!
キツラノ・ビーチ(Kitsilano Beach)
photo from Panoramio
ダウンタウンからバラード橋を越えて南側にわたると、キツラノからブリティッシュコロンビア大学(UBC)までビーチが続きます。ダウンタウンからは22番 Macdonaldのバスに乗り、Arbutas Street x Cornwall Avenueで下車します。Burrard橋を越えて直ぐなので、運動がてらに歩いて行くのもオススメです。
周辺は高級住宅街になっていて、お洒落なショップやレストラン、カフェが立ち並んでいます。
キツラノ・プール(Kitsilano pool)では、海と山、そしてダウンタウンを見渡しながら泳いだり、遊んだりと優雅な水遊びが楽しめます。
夏の間はビーチの近くでBard On The Beach Shakespeare Festival(バード・オン・ザ・ビーチ・シェイクスピアの祭典)が開催されます。
バード・オン・ザ・ビーチはシェイクスピアの祭典で、ヴァニエ・パークに特設されるテントでシェイクスピアの代表作が上演されます。
花火やワインのテイスティングなどイベント好きには嬉しい催しもあるので、デートにいかがですか?
photo from kitsilano.ca
チケット販売は4月8日から始まっています。
ロマンチックな夜を過ごしたい方は是非行ってみて下さいね。
ジェリコ・ビーチ(Jerico Beach)
photo from CBC
ジェリコ・ビーチはキツラノとUBCの間に位置します。
ダウンタウンからは4番 UBCのバスで、キツラノビーチを超え、4th St. x 4000 Blockで降りて数分歩くと、ジェリコ・ビーチが見えてきます。
ビーチが広いので、ウインドサーフィンなどのスポーツをやっている人もみかけます。ここから見るダウンタウンの景色は最高で、日の出や夕日、夜景などの写真を撮るには良いロケーションです。
都会から離れて、ゆっくりと物思いにふけりたいときにオススメの場所です。
ジェリコ・ビーチが最も賑わうのは、バンクーバー・フォーク・ミュージック・フェスティバル(Vancouver Folk Music Festival)が開催される7月の3日間で、カナダ国内外から集結したアーティストの演奏が楽しめます。
チケットを買って会場に入らなくても、外まで音楽は聞こえてくるので、沢山の人たちが会場から聞こえてくる演奏を聞きながら、日光浴をしています。
会場の周りには沢山のテントが並び、アクセサリーや洋服、クラフトなどがお手頃な価格で売っているので、音楽を聞きながらのショッピングもオススメです。
チケット販売は既に始まっているので、興味のある方はお早めに!
レック・ビーチ(Wreck Beach)
行ったことありますか?ヌーディストビーチとも言われる、ヌードWelcomeのビーチがレック・ビーチです。
ダウンタウンから4番 UBCか10番のバスで、終点のUBCのLoop Bay 3まで行き、そこから西に向かって15分歩き、突き当たった NW Marine Dr.を右折すると、レック・ビーチへ続く階段が見えてきます。
階段は542段あり、行きは良いですが、帰りは結構ハードです。
他のビーチ同様、ここでは沢山の人がギターや読書、海水浴や日光浴を楽しんでいます。
違いは、『ヌードである』ということです。中には水着を着た人もいるので、是非一度は行ってみて下さいね。
8月には全裸マラソン(Bare Buns Run)も開催され、100名程度のランナーが全裸、若しくは半裸で5kmを走ります。
上記以外にも、BC近くのスパニッシュ・バンク・ビーチ(Spanish Bank Beach)やスパニッシュ・バンク・ビーチとジェリコ・ビーチの間にあるロカルノ・ビーチ(Locarno Beach)、スカイトレイン・ナナイモ駅近くにあるTrout Lake Beach (トラウト・レイク・ビーチ)など、バンクーバーには沢山のビーチがあります。
スパニッシュ・バンク・ビーチは静かで、夜は真っ暗なので、バンクーバーでオーロラが観測できると噂がたったときには、暗闇の中で沢山の人がオーロラの登場を待っていました。トラウト・レイク・ビーチは名前の通り、トラウト・レイクで有名です。
[map addr=”https://www.google.com/maps/d/edit?mid=z2TisvwlAjvw.kpfamzWRoOp8″][/map]
サンセット・ビーチ、スパニッシュ・バンク(西側)、ロカルノ・ビーチでは騒音は禁止されているので、音楽を流すときは低音にして下さいね。
各ビーチの住所、ライフガード、コンセッション、バレーボールコートの有無については、Tourism Vancouverがまとめたこちら↓の表をご確認下さい。
photo from Tourism Vancouver
ビーチの位置確認はこちら↓
まだ行ったことのないビーチがあれば、是非この夏行ってみて下さいね。
日焼け止め、サングラス、レジャーマット、お水、フリスビー、そしてBBQをする場合はBBQコンロは持参しましょう!
楽しい&ちょっとクレイジーなイベント、そしてBBQ、日光浴、ヨガ、などなど、自然豊かなバンクーバーの恵みを存分に活かして、アクティブな夏にしたいですね。
ビーチでの飲酒は禁止されていますので、ご注意下さい。
※上記の情報は2015年4月5日時点のものです。