先日、バンクーバーで開催される日系最大の春のお祭り 2015 Sakura Days Japan Fair開催 のお知らせを致しましたが、本当に多くの方に読んで頂けて、とっても嬉しかったのと同時に・・・・やっぱり皆さん日本人、日本大好きなんだなとしみじみ思っておりました(^^)
ただ前回の告知ではジャパンフェアの深イイ話まではできませんでした…そこで今日はたくさんの皆さんに興味を持って頂いたジャパンフェアについてちょっと真面目にご紹介してジャパンフェアの魅力を感じて頂きたいと思います!!
ジャパンフェアの目的
ジャパンフェアはカナダのコミュニティーの人たちに日本の文化やビジネスについてより多く知ってもらい、より良い日加関係構築のための地域振興を目指すことを目的としています。
食、音楽、踊り、芸術などバンクーバーにおける日系社会、文化のアピールの場であり、市民の方々に日本文化やビジネスを知ってもらうとても意義のあるお祭りなんですね(*^_^*)
ただ主催側が提供するだけでなく参加者に浴衣や折り鶴など体験をしてもらう機会を設けているのもジャパンフェアの特徴です!
ジャパンフェアの歴史
2009年にVancouver Cherry Blossom Festival (VCBF)と共催で「桜」をテーマに日本の文化、カナダにおける日系ビジネスを紹介するお祭りを開催しようとバンクーバーにある日系6団体がジャパンフェア実行委員会を結成したことがジャパンフェアの始まりです。
その後Japan Fair Association of Vancouver (JFAV) という運営組織が正式に発足され、毎年JFAVとVCBFが共催しVanDusen Botanical Gardenの協力で開催されています。
2009年より毎年開催され、今年で6回目。年をを重ねる度にパワーアップし、参加されるベンダーや団体数も増えより一層の盛り上がりを見せています。
2011年には東北大地震というわたし達日本人にとってとても悲しい出来事がありました。大地震と津波による被害を受けられた多くの人々が1日でも早く復興されることを願い、2011 Sakura Days ジャパンフェアでは、来場者をはじめ、ベンダーやパフォーマーの方々、ボランティアの方々からたくさんの寄付がありました。
イベントの収益、個人及び団体の方々から寄付して頂いた全ての金額 $29,033.88を義援金とし、在バンクーバー日本国総領事館を通して日本赤十字社に寄付されました。
2011、2012年には With you Japan 日本とトモに というプロジェクトを行いWith you写真と共に日本を応援するメッセージ写真を来場者の方々にお願いし、その応援メッセージは福島大学で被災地を支えられている福島大学災害ボランティアセンターに$1,146.60の募金と共に届けられています。
ジャパンフェアはどうやって組織されている?
ジャパンフェアの中心組織としてイベント運営の指揮をとるのが Japan Fair Association of Vancouver (JFAV) なのですが、このイベントの尊敬すべきところはボードメンバーとして活動する全ての方々がボランティアによって運営されているということなんです。
(参考リンク)Who is organizing Sakura Days Japan Fair?
毎年何ヶ月も前からメンバーでミーティングを行いそれぞれの担当するセクションの準備、運営をしていくのですが皆さんこれを自分の仕事と並行して行っているんです。
この記事を書いてるわたしも以前ボードメンバーのヘルプをしたことがありますが、かなりの活動量がありこれを仕事と並行して行っているなんて頭が上がらないとはこのことですm(_ _)m
そして当日、200人規模の一般ボランディアの方の協力を得てジャパンフェアは開催されるんです!!これを話しているだけでもううるっと涙がでてきそうですが、こんなに頑張っている人達がいるからこそわたし達一般参加者は参加をすることでイベントをサポートすることが大事なのかもしれませんね(^^)
春の暖かな日に日本文化を感じながら1日を過ごすなんてとっても素敵な1日なること間違いなしっ!!!
皆さんもぜひお知り合い、ご友人をお誘いの上ご参加されてみてはいかかでしょうか(^^)?
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