10月28日、バンクーバーのBCプレイスにて女子サッカー日本代表対カナダ代表の国際親善試合が行われました。
平日にも関わらず、日本代表サポーターブロック400枚は完売御礼! 総勢14,328人の観客が見守る中、来年のワールドカップ決勝戦の地バンクーバーで日本対カナダという女子サッカー強豪国同士の熱戦が繰り広げられ、日本が劇的な勝利を飾りました!
LifeVancouverスタッフも現地でしっかりと応援してきましたよ〜。また、試合中には Twitterアカウント(@fifacanada2015)で以下のように会場の様子や試合の状況をお伝えしていました!
なでしこジャパン対カナダ代表 BCプレイス開場しました!日本サポーター席1番前からの眺めはこんな感じです。 #nadeshiko pic.twitter.com/0LYnkEuJ1L
— 2015年女子W杯を応援! (@fifacanada2015) 2014, 10月 29
さて、ここで熱い試合の様子を振り返ってみましょう!
10月25日にエドモントンで開催された親善試合には、ほぼベストメンバーで試合にのぞみ、3対0でカナダに圧勝したなでしこジャパン。28日の試合は先発メンバーを9人入れ替えてのスタートとなりました。
カナダボールのキックオフで試合開始後、カナダに最初のチャンスが訪れました。シンクレア選手のシュートをGK福元選手がクリアするも、カナダ勢にボールを拾われてしまいます。フレミング選手がシュートを放ちますが、ゴール右に外れ、なでしこジャパンは最初のピンチを逃れました。
その後、なでしこジャパンの菅沢選手のシュートがゴールに入りますが、惜しくもオフサイド判定。会場で見てもテレビで見ても思いますが、オフサイドって難しいですよね…すぐにはわかりませんでした。
前半33分、上尾野辺選手のコーナーキックがクリアされるも、永里選手がセカンドボールを左足で振り切ってゴール!永里選手の代表初ゴールでなでしこジャパンが先制。
スタッフのカメラが捉えた永里選手のゴールシーンをご覧ください!
永里選手のゴールをきっかけになでしこジャパンが落ち着きを取り戻したように見えました。両者ともにチャンスが幾度と訪れましたが、やや決定力に欠け得点ならず。前半は日本のリードで終了しました。
後半は両チームともに選手を2名ずつ交代し、日本ボールでのキックオフ。
後半13分、シュミット選手のシュートを阪口選手がヘディングでクリアしようとするもゴールに入ってしまい、カナダの同点ゴール(当初は日本のオウンゴールと発表されましたが、試合後にシュミット選手のゴールとして記録されました)。
失点後なかなかボールをつなげなかったなでしこジャパンですが、後半31分には、有吉選手のロングパスから大儀見選手のダイレクトシュートが決まり、日本が1点を返し2対1!前半にゴールを決めた永里選手との姉妹ゴール達成となりました。
後半47分(アディショナルタイム中)ゴールキーパーからのロングボールをうまくつないだカナダ勢。一度は福元選手のセーブでシュートを防ぐも、シュミット選手のシュートが上尾野辺選手の足に当たってゴールに入り、再び同点に。
ここでBCプレイスにカナダサポーターの大きな歓声が響き渡り、アウェイを実感した瞬間でした。
続く 後半48分、このまま2対2の引き分けで試合終了かと思われましたが、残り1分足らずというところで、カナダ DFのバックパスをカットした鮫島選手が猛ダッシュ。ゴールキーパーとの1対1から強烈なシュートを決めてゴール!
直後に試合終了のホイッスルが鳴り、3対2でなでしこジャパンが見事に勝利を収めました。
FINAL: Canada 2, Japan 3. Teams trade stoppage-time goals as Sameshima grabs late winner. Japan sweeps two-game set. pic.twitter.com/IzMKqDjZLp
— The Equalizer (@EqualizerSoccer) 2014, 10月 29
なでしこジャパンの最後の1分までも諦めない姿勢と決定力に感動しました!
日本代表サポーター席もみんな大喜び!
ハロウィンが近いこともあり、こんなすてきなコスチュームで応援に来ていたサポーターの方もいました。
応援団のみなさんも、応援お疲れさまでした!
バンクーバーにいるのに試合に行けなかった〜!という方、地上派で中継がなかったのでテレビで見れなかった〜!という日本のなでしこファンの方、こちらからカナダサッカー協会によるハイライト動画もご覧いただけます。
ところで、BCプレイスのゴールネットやコーナーフラッグがピンク色だったことに気付きましたか?
10月は「乳がん月間」で、乳がん予防の啓蒙のためにBCプレイスでは乳がん予防のテーマカラーであるピンク色のネットなどが使用されているのだそうです。
女子サッカーの試合だけでなく、BCプレイスを使って行われる Vancouver Whitecaps の試合でも10月中はピンク色のゴールネットが使用されていました。
BC Place is rocking pink nets today in support for Breast Cancer Awareness Month. #VWFC pic.twitter.com/xFuNlb9NQR
— Vancouver Whitecaps (@WhitecapsFC) 2014, 10月 4
今回の試合会場になったBCプレイスは来年開催されるW杯の決勝戦の会場です。
来年の決勝戦、バンクーバーで再度なでしこジャパンの活躍が見たいですね!
今なら、「スタジアムパスポート」としてBCプレイスで開催されるワールドカップ8試合または4試合のチケットをまとめて購入できます。
購入方法はこちらの記事 2015 FIFA女子ワールドカップチケット発売開始!BC Place で開催される試合とチケット購入ガイド を参照してください!