カナダでペニー(1セント硬貨)が使われなくなります。

   
  

※2013年2/26(火)記事更新

2月4日から使用されなくなった1セントコイン、ペニーpenny

現金で買い物するときにまだ戸惑っている方が周りで多いみたいです。慣れるまでもう少し時間がかかりそうですね〜。

切り上げ、切り下げは以下のようになりますので、再度注意してくださいね。

rounding-guideline

 

日本の四捨五入ではないので、くれぐれも気をつけてください。

 

 

カナダ初の国産硬貨として100年以上にわたり発行されてきたペニー。

ペニーの主原料である亜鉛が高騰していて、1枚作るのに1.6セント以上もの製造費がかかってしまっていたそうです。さらに、購入代金の支払いには1回につき25枚までしか使えないという法律があるため、人々から徐々に「ペニーの廃止」の声が前々からあったわけです。

そして2012年3月、カナダの連邦予算案で流通貨幣から「ペニー」を無くすことが発表されました。カナダ政府によると、流通を止めることで年間約1,100万カナダドル(約9億8,000万円)のコスト削減ができるといわれています。
今回の使用停止によって、買い物の際に影響してきます。
しかし、カナダを象徴するメープルリーフの1セント硬貨が無くなるのは少し残念ですね〜。

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ちなみに、日本の泰星コインという会社では、ペニーの鋳造終了を記念して、カナダ王室造幣局が発行した「ザ・ペニー記念貨コレクション」の予約販売を、今年1/7から同社Webサイトで開始しています。鋳造中止の記念貨コレクションが販売されていますよ。
(Webサイトは こちら
興味のある方は購入してみてはいかがでしょうか?

 

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